#5 求めるネイチャーアクアは屋久島に詰まっているはなし
- 2020.05.24
- くらしのアクアリウム
30cm水草水槽をレイアウトしたい|過去ブログから整理編#5
ネイチャーな水草水槽をレイアウトする過去編の#5。
今回は自然美を屋久島から学ぶはなしです。
ネイチャーアクアは真のネイチャーから学ぶ
自然美を知らずに、美しいネイチャーアクアリウムを目指すことはできないと思います。
kuranが今まで見た景色で、鹿児島県にある太鼓の島「屋久島」に勝る場所はありません。
そんなネイチャーなお話です。
屋久島へ行ったのは二回
はじめて屋久島に行ったのは大学生の頃。
友人4人と京都から車で行きました。8月初旬。
途中高速でタイヤがパンクしたり、泊まる所がなくて深夜に宿を求めて徘徊したりと道中色んな事があったのですが、ここは旅を語る場ではないので割愛します。ネイチャーです。
二度目は母と友人と行きましたが、台風が直撃し島から出られず、登山もできないという屋久島難民になりましたが、ここは旅を語る場ではないので割愛します。ネイチャーです。
島内は生き物の宝庫
屋久島には車を持ち込み、まずは島を一周。舗装された道路からはそこまでのネイチャー感はありません。(といっても猿や鹿がそこら中にいますし、常に海沿いなので京都人からすればかなりのネイチャーです。)
屋久鹿と屋久猿はそこらへんにいます。
夜は黒い面積よりも多い星空を見たり、生まれたてのウミガメを海まで見送ったり。(二度目の屋久島では産卵も見ました。)
それだけでも素晴らしいのですが、屋久島の真骨頂は登山です。
登山道はたくさんあれどもののけの森は外せない
山の中は自然を傷つけないため、ほとんど舗装などはされていません。
木が立ち並び草が茂り苔が覆う。木が木を絞め殺したり、倒れた古樹からはちいさな芽が生えていたり、携帯電話が防水でない事なんかおかまいなしに降るスコール、カメラのレンズキャップを落としたら二度と戻らない崖道。ネイチャーです。
人間て小さいなぁとビシビシ感じるほどの大自然はここ以外知りません。
すごいシダと苔。
絶対行くべき場所、白谷雲水峡。
もののけの森と称される場所です。
圧倒される緑。木々と苔と雨音と鳥の声しかしない自然のど真ん中。
これをそのまま水槽に再現できたらレイコン1位でしょうか?
中間地点の大切り株
そして山の中間付近にある
ウィルソン株。
周囲13m以上の巨大切り株。中には大人が5人は入れる広さです。こんなのが入った水景、いつか作りたい。
このウィルソン株には豊臣秀吉が絡んでいるという逸話もあり、大変興味深いです。そんな話もここへ行けば聞くことができます。
ぜひ行って体験してみてほしい
最後には屋久杉の長老「縄文杉」と出会える登山はまだ続きますが、ここは旅を語る場ではないので割愛します、というよりこれより先の風景はご自身で見て頂きたいので画像等は載せない事にします。(ネットやテレビで散々見れますが、実物は格が違います。)
屋久島、まだ行かれた事のない方は是非行ってみて下さい。レイアウトの腕が上がるかもしれません。
それに皆さん、水槽をやっていると一度は「この水槽に入りたい」と思われた事があるでしょう。
それを叶えてくれる場所、それは屋久島です(私感です。)でも大自然に埋もれる事ができるのは確かです。
レイアウト変更した30cm水槽の今
そんなネイチャー体験をしているkuranが作る30cm水槽の今は、
屋久島の景色とはほど遠いですが、理想には徐々に近付いています。これでも。
前よりすこーし奥行が出ましたが、まだ味気ないのでこれからすこしづつ手を加えていきます。ちょっとづつパールグラスがランナーを伸ばしていますが圧倒的にソイル感丸出しです。
やはり、苔ですね、苔の密度が足りない。
でもウィローモスでは屋久島の苔を再現できません。流木を這う様に育つ苔ってないのでしょうか。
それともウィローモスの達人なら可能なのでしょうか。
※この記事は、自然美を知れば必ず美しいネイチャーアクアリウムを作れる事を保証するものではありません。記事を読み、写真を見たにも関わらず、「一向に美しい水景が作れない」「似たような水景なのにこだまが住まない」「ウィルソン株のような株を入れたらエビが下敷になった」などのクレームは一切受け付けませんので予めご了承下さい。
まとめ
▶︎屋久島は鹿児島県にある島
▶︎島内は自然の宝庫で、星・海・山・人どれもが美しい
▶︎もののけの森はファインダーを覗くとカメラが壊れたのかと疑うほどの緑一色
▶︎苔がものすごく愛おしく思える
屋久島の自然美は日本の宝だと思います。シュノーケルも沖縄さながら!
過去ブログ編は#6に続きます。
くらしをあげる、kuranでした。
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