【Navi110】素人カスタム|プラグの交換でエンストが改善
- 2022.01.08
- くらしのバイク
総走行距離が1万8000キロを超えたあたりから不具合が出るようになりました。それがエンストと息つき。
色々調べてみると、どうもエアーフィルター、プラグ、ガソリンタンク内のカーボン汚れ、インマニからの二次エア吸い込みあたりが怪しいと言うことが判明。
ということで今回はプラグの交換をしてみたのでその方法と結果を記事にしたいと思います。
エンストと息つき
信号待ちをしていると、エンジンをふかしていないと徐々にアイドリングが落ち、しまいにはエンジンが止まってしまうことが増えてきました。
オイル交換をしたすぐ後のタイミングだったので、オイルが合っていないのかな、と思いましたがどうもそんな感じでもない。
それと厄介なのが息つき。
息つきは、走行中にアクセルを上げているにも関わらず減速したり急に発進したりしてしまう症状。
特に加速しようとアクセルを一気にあげるときに逆に減速してしまうことが多く、とても危険な場面が多くなります。
さらにガソリンを入れた直後はエンジンがまるでかからなくなり、長い時は5分もエンジンがかからないことがありました。
こんなままじゃ乗れない!
ということで素人ながら、なんとか改善を目指して奮闘してみようと思います。
エアフィルターの交換で少し改善
前回エアフィルターを交換をし、少し息つきが改善しました。
具体的には走行中の急なエンストがなくなり、危険な場面が少なくなりました。
しかし、信号待ちのエンスト、ガソリンを入れたあとのエンジンがかからない、という症状は改善されないまま…。
これは別件や!他のところにあかん場所があるで!
ということで原因を探ります。
怪しい候補はふたつ
いろいろ調べてみるとどうも怪しいのはふたつ。
1、インマニからの二次エア吸い込み
2、プラグの劣化
3、ガソリンタンクのターボン詰まり
怪しい候補はふたつだと言いながら3つありましたがこの中から絞ります。
幸いにも、プラグの交換とインマニの修理は行程的には同じようなところ(プラグ終わりでインマニにいける)なので、この2つから潰していきます。
プラグの交換手順
プラグの交換に必要なものは、
▶︎プラスドライバー
▶︎レンチかペンチ
▶︎付属のプラグレンチ
これだけです。
では手順です。
まずは新しいプラグの準備
当然ですが、まずは新しいプラグが必要です。
純正のプラグは、「MR7C9N」というもの。
Navi-110はインドホンダバイクなので、このプラグもインド製の様子。
互換性のあるプラグはたくさんあるようなので、わざわざこの純正プラグをセレクトする必要はなさそうです。
購入したのはNGKの「CPR7EDX-9S」。
楽天で送料込み1500円ほど。
それでは交換していきます。
ラゲッジボックスの取り外し
ラゲッジボックスがついているものは、まずラゲッジボックスを取り外します。
取り外しは結構簡単。
まずは鍵で蓋を開けます。
中から金具が全部外せるので、片っ端から外していきます。
どこがどこのものだかわからなくなると困るので、写真に撮るかなんかして覚えておきましょう。
引き抜く際には、手前のアングルは外さないとダメでした。
全部の金具を外してガタガタして入ればするっと抜けます。
ホーンに当たるので無理くり引き抜くと傷つけるかもしれないのでご注意を。
カバーとプラグキャップを外す
ラゲッジボックスを外すとこんなカバーが露見します。
これもプラスドライバーのみでついているので3箇所全て外します。
パカッと開きます。
この奥に見えている黒いプラグキャップの中に隠れているのがプラグです。
ここまでたどり着くのに10分とかからないと思います、素人でも簡単!
黒いプラグキャップは、手でグニグニするだけで外れます。
外すと見えるのがプラグ。
…これを見た瞬間に察しました。
原因アンタやな!
青サビのようなものが固着して今にも崩れ落ちそうです。
プラグレンチで取り外し
さて、これを外すには手持ちの工具では骨が折れそうです、隙間も狭いので手が入りにくい。
そこで使うのが「プラグレンチ」。
特殊な工具のようですが、Navi-110のシート下にそういえばこんなのが入っていますね。
これを組み合わせて、
こう!
ハンマーのような形にします。
これを差し込んで反時計回りに回すと外れます。
はじめゆっくりと力を込めていくと簡単に回ってくれます。
取り出したものがこれ。
ひいいいいぃぃぃぃ。
左側が取り外したものなのですが、新品とは比べ物にならないくらいにボロボロです。
いやもうこいつが全ての元凶やろ。
というかこんななるまで放置してたのが一番悪いで!
あとは逆手順で取り付け
取り外すところまできたら、あとは今までの工程を巻き戻して行くだけです。
新品のプラグをプラグレンチにセットして、
くるくる時計回りに回して取り付け。
うーん綺麗。
キラキラしています。
キャップをグニグニして取り付けて、
カバー類を元に戻して終了!
意外と簡単でした。
インマニに原因がある場合は、こっからさらに両サイドのカバーを外していきますがそれはまた別の記事で書きます。
必要なものは液状ガスケットか汎用ガスケットシート、もしくはその両方です。
まとめ
その後、信号待ちのエンストおよび、一番困っていたガソリンを入れた直後セルをいくら回してもエンジンがかからない、といった症状がピタッとおさまりました。
本当に困っていたのでよかった!
プロならばすぐに改善できるのでしょうが、周りに相談できるバイク屋もないので素人には原因を突き止めるのがまず一苦労!
何はともあれ直ってよかったー!
同じようなことでお困りの方、そのプラグ、錆びついてませんか?
くらしをあげる、kuranでした。
■思ってたより交換は簡単■
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