#19 子どもができてからずっとおざなりのアクアテラリウム水槽をリセット

#19 子どもができてからずっとおざなりのアクアテラリウム水槽をリセット

子どもができ、なかなか手が回らず永久機関システムのアクアテラリウムで妥協していましたが、2歳になる長男が魚とか動物に興味を示すようになってきたので、本格的にアクアリウムを再開しようと思います。

ずっと放置気味だったアクアテラリウム、重い重い腰を上げていよいよリセットしていきたいと思います。

今回は生体をメインで入れていきたい

これまでのアクアテラリウムでは、苔や水草メインで生体はミナミヌマエビと白メダカのみというなんとも侘び寂びな水槽でしたが、長男は草なんかよりも動く生き物が見たいようなので生体メインでいきたいと思います。

ずっとヒーターすらつけず、底部フィルターとアクアスカイのみでやりくりしていました。

苔や地上の観葉植物はすこぶる元気に育ちますが、水草はイマイチ、生体も動きが鈍く生きづらそうです。

さて、やりますかねぇ…。

まずは水槽の中身をカラにして清掃

生体を小さな仮設住宅に保護し、石や流木を取り出し、水草も丁寧に保護。

まずは水をなくします。

すばしっこい生体たちは水を減らしてから網で掬うと楽チン。

狭いのでエアーを入れてあげます。

生体はもういないので、素材もすべて撤去します。

ドロンドロンのソイルも少しづつ減らします。

この時点で心が折れかけてますが頑張ります。

水槽が苔だらけだったので綺麗に磨きました、こんな作業も何年ぶりだろ。

いやーリセットという感じ、ここまで来たら少し気は楽です、あとは作るだけ。

水槽の下にはちゃんと下敷きをしています、ガラス水槽には必須のものなので、完成してから「忘れてた…」なんて地獄を見ないようにしっかりはじめから敷きましょう。

 

水槽が綺麗になったら購入した砂を投入

今回は水草メインではないのでソイルは無しにします。

砂を投入。

ちなみに5年以上放置されたソイルは粘土のような塊になっていたので、乾燥させてから少しずつ処分しました。

購入した砂はこちら。

ソイルとは違い水洗いをしっかりとしなくてはいけないという手間はありますが、まぁそれもはじめだけなので頑張ります。

白濁りがある程度取れたらオーケー。

水を入れてみます、やはりはじめは濁りますね。

水を入れフィルターを設置

フィルターはエーハイムクラシックフィルター2211です、これももう何年も頑張ってくれています。

とりあえず水を作るにはフィルターを回さないと始まらないので、これでひと段落。

…かと思ったら呼水をしても水が上がってこない、排水されない。

しかもガラガラという変な音もする、これは嫌な予感!

てことで修理作業に入りました。

これは別記事で書いたので興味あればどうぞ。

「エーハイムクラシックフィルターが正常に動作しないので直してみた」

そんなこんなでフィルターは無事稼働。

生体を入れられるようにするためフィルターを数日回します。

 

ヒーターも設置

久々のヒーター登場。

しかし久々すぎてヒーターの吸盤がパリッパリになっていたので交換することに。

手前のガラス面に仮付けして、吸盤の位置合わせをし結束バンドで固定。

これでヒーターの準備はOK。

セーフカバー付きのヒーターいいな。

買おうかな。

素材をきれいに掃除

長年放置して苔まみれになってしまっている素材たちを綺麗にし、在庫にあったものも引っ張り出してとりあえず全部綺麗にします。

石は種類ごとに分け、使うものとそうでないもの、苔の有無を仕分けます。

苔がひどいものはタワシや歯ブラシで掃除!

流木は熱湯をぶっかけてしばらく天日にさらします。

ずっと使っていたものなのに熱湯につけるとまだだまだ水が茶色に染まります。

ブラックウォーターは望んでいないのでここは綺麗になるまで丁寧につけ置き。

綺麗になりました。

三日かかりました。

ブランチウッドは一期一会。

同じものには2度と出会えません。

それは石も同じですね。

レイアウトを考える

水草メインの水景を作るわけではないので、生体たちが隠れられる感じのレイアウトにしたいと思います。

が、ある程度見た目も良くしたいなーと悩みに悩んで組んだレイアウトが

これ。

なんか忘れてましたこーゆーの。

レイアウトに使う道具は、実際に水槽に入れて考えていかないとダメだということ。

なにせどれもこれも素材がでかい。特に流木って水槽に入れると何故か2倍くらいの存在感を出してきます。

…まぁでも、めんどく…これはこれで素敵なレイアウトだと言い聞か…思うのでこれでいきたいと思います。

レイアウトを中央に配置して凸型構図にしつつ、ヒーターを後ろに隠します。

この段階でもうカルキ抜き剤やバクテリアを入れて、水草も投入。

水草を買うのも数年ぶり

昔は足繁く通った京都のwasabiさんや大阪のBONOさんとかの水草をと思いましてが、まだ子連れでそんなとこに行ける余裕はないので、メルカリで購入。

水草も久々に植えましたが、ソイルに比べて植えやすぅーい。ソイルは小さな水草なんかはほんとにイライラしましたが、砂はいいなやっぱ簡単。

入れた水草は、

セイロンロタラ

グリーンロタラ

ロタラロトンジフォリアレディッシュ

ハイグロフィラピンナティフィダ

昔からずっと好きなセイロンロタラ、たくさん増やして後景草として育てていきたい。

ハイグロフィラピンナティフィダははじめて買ってみましてが、なかなかに可愛いお姿。

シダ系?色も綺麗で美しいー。

元気に育っておくれ。

あ、いや、水草はだいたい一回溶けるっけ。

 

パイロットフィッシュの投入

水作りしてから1週間後、ついに生体を投入します。

とは言っても、まずはもともとこの水槽にいた子たち。ミナミヌマエビと白メダカ2匹です。

一晩様子を見て、誰も落ちなかったので生体を購入。

ヤマトヌマエビ5匹

ネオンテトラ5匹

イシマキ貝5匹

水合わせをして、投入。

ネオンテトラは白メダカに追い回され、ヤマトヌマエビはクルクル動き回りツマツマせず、イシマキ貝はひっくり返ったまま動かず…。

一晩経ってようやく馴染んだのかネオンテトラは5匹で群れを作り、ヤマトヌマエビは白ヒゲ化したコケをしっかりツマツマ、イシマキ貝は数匹脱走しかけているもののみんな壁をガジガジしてくれています。

2日後、2匹のヤマトが星になりましたが、これはおそらく不十分な水合わせの問題…ごめんなさい。

ネオンテトラを買うのはなかなかに久しぶり、多分20年ぶりくらい。

 

2週間後、生体を追加

60センチ水槽にヤマト3匹では心もとないなので、ヤマトを10匹、ネオンテトラも寂しいのでもう5匹追加しました。

今後は大好きなオトシンクルスと何かしらの生体を追加していこうと思います。

ミクロラスボラハナビか、アフィオセミオンあたりが飼いたいなぁ。

どうしようかなぁ悩むなぁ。

この悩みが大好きです。

生体は結構入れましたが、60センチ水槽にはまだまだ少ないようでスカスカ。

もう少し増やしていこうかと思います。

徐々に水ができてからのおはなし。

まとめ

とりあえず今回はこれで完成、無事リセットは完了しました。

まだまだ素材が入れたまんまの感じなので、ちょいちょい手直しをしたり水草が育てば違う場所にも植えていったりして整えていきたいと思います。

後ろに植えたセイロンロタラたち、伸びて増えてほしいなぁ。

いまのところ二酸化炭素は添加しない予定なので、成長はかなりゆっくりだと思いますがそれでもいいのでのんびり育って欲しい。

ネオンテトラは群れると綺麗です。素朴で良き。

7年ほど前にwasabiさんで購入したミクロソリウム・ウェンディロフ。

CO2添加なしでも元気に育つ、と言われた通りまだまだ元気に育っています。

ヒーターでさらに元気になってほしい。

その横には、これまたwasabiさんで買ったクリプトコリネも密かに生きています、多分かろうじて…。

 

wasabiさんの記事はこちらから→#4 水草を好きになるアクアショップwasabiとレイアウト変更

 

ヤマトはミナミに比べるとやはりでかいなぁ。

ツマツマ能力はすごいのになぁ。

これからどんな風になっていくのか、

それは私にもわかりません!

次回に続きます。

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎まずは誰も星にならない水作りから◼︎