お部屋をおしゃれに彩る|廃材を利用してウッドウォールをDIY
- 2019.02.28
- くらしのDIY
壁を変えるだけでお部屋の印象はガラッと変わります。色を塗ったり壁紙を貼ったり漆喰を塗ったりと、色々と試してきましたが今回はウッドウォールを作ってみたいと思います。
DIY好きな人にはわかると思いますが、使用した木材の端材って結構出てきますよね。あれ、どうしてますか?小さ過ぎたり汚いものは捨てちゃうと思いますが、「今回は使わなかったけど、またどこかで使えそうやなぁ」ってのが結構出てくると思います。
その端材、ウッドウォールをDIYして使い切りましょう。
家に眠る端材を集めましょう
端材をボンボン捨てれちゃう人とは縁がありませんが、kuranはついつい「念のために…」とあれもこれも残すタイプです。
だからちょっと探すだけでこんもりと端材が出てきます。
こんなにたくさん。(これでもごくごく一部ですが)
いつ使うかもわからず数年眠っていたものもあると思います、やっと日の目を浴びる時。
端材をサンダーがけ、ケバを取ります
この作業がとても地味で割とめんどくさいのですが仕上がりにとても大事。
色のノリも良くなり見た目にもいいし、触っても心地いい、サンダーがけはとっても大切なのです。なのでここは頑張りどころ。
裏面は見えないので必要ないですが、表面と小口は綺麗にしておくと仕上がりが全然違います。
小さな端材はサンダーがけする時に指先も一緒にサンダーがけしちゃいがち。手袋をするなり対策をしてからにしましょう。
着色はオイルステインを数種類
いろんな色のオイルステインなどで着色。ここは好みで。
色の種類は3種類ほどを使用し、薄めたり複数回塗り重ねて色の幅を作ります。端材の種類により、同じ色の同じ濃度でも色味が微妙に変わるので、たくさんの色がある方が作っていて楽しいですし、仕上がりも綺麗になると思います。端材の厚みもたくさんの種類がある方が立体感が出て良い感じになります。薄いベニヤから1×4くらいまでの厚みに幅を持たせるとGOODです。
濡れたら乾燥させておきます。
端材を乾かす間に壁作り
次にベニヤと2×4で壁の基礎を作ります。ベニヤは4mm以上の割としっかりしたものの方が端材に負けず良いと思います。
このサイズで≒H900×W1200mmです。
はめ込んだ時は小さく感じますが、いざ木材を貼っていくととんでもない作業になるので、あまり大きなサイズはよっぽど根気と時間がある人でないとオススメはできません。kuranはちまちま作業が好きなのであまり苦ではありませんでした。むしろ物足りないくらい。
背面はこんな感じ。
こちらはあまり目にふれる場所ではないのでこんな感じで放置していますが、またなにかアイデア(収納など)が浮かんだら追記したいと思います。
これは組んだら一旦外して床に寝かせます。
でないと次の貼り作業がとても大変になるからです。
乾燥した木材を貼り付ける
作った壁に色を付けた端材を適当に貼り付けていきます。
なるべく水平に貼っつけていきたいので、上から下へ徐々に貼っていきます。
貼るのは木工用ボンドを薄塗りで十分です。我が子が手伝っているつもりで邪魔をしていますが、これ自体は楽しくできる作業です。テトリスとか好きな人は特に。
もちろん適当に集めて適当に並べた端材。端までピッタリ揃うということはないので、適宜ちょうど良い長さに調節しましょう。
小さな端材もまたそのような隙間が出た時のために、念のために残しておきます。そうして端材が端材を呼び物が減らないのが日本人のもったいない精神ですね。
この調子で寝かせたまま全ての端材を貼り終えて完成させると綺麗にできるのですが、kuranは端材が途中で足りなくなり、とりあえず壁にしてしまってから徐々に追加したため、ボンドが固まる前に下へ引っ張られガタガタに…。
完成を焦るとこうなります。
Vの字に曲がっちゃってます。まぁ、これはこれで…味です、かね。
寝かせたりできないような大きな壁や既存の壁に貼り付けていく場合は、ボンド+ガムテープで固定します。紙ではなく布ガムテープの方が板に張り付かずに綺麗に仕上げられます。
ただ、しっかり貼っておかないと傾いたり落ちたりするので注意です。
ガムテープの貼り方は、下から上へ。
下地のベニヤにべったり貼る→端材の下面にもべったり→角をつけて上に持ち上げつつ、貼りたい端材の1つ上の端材にしっかり貼る
これでまっすぐに貼ることができます。両面テープで貼ると重みで落ちることとコスパが良くないのでガムテープにしました。
完成
これで完成です。
使う端材や着色料などにより個性の出しやすいDIYですね。なにより作業していて楽しいのでオススメです。このような壁がパネルとして売られていたりしますが、かなり高額。それなら端材で楽しく作るのも良いですね。
完成しちゃうと寂しいような気になるほど制作してて楽しかったです。
もっとデカい壁で作ってみたいなぁ。
まとめ
ここからさらに台をつけて物を置いたり吊るしたりもできるようにして、ちょっとした収納も作っていきたいと思います。さらに自分好みにブラッシュアップしていこうという楽しみを残しておく事ができるのもDIYの良いところですね。
次やる時はもう少し色味を統一しても良いかもと思いました。ただでさえ主張が強い壁なのにさらに主張が強く(特に濃い色味)なってしまいややうるさい印象になるので、ほんの少しづつだけ変える方が落ち着いた印象になると思います。
端材の使い道に困ったら、ウッドウォールにしてみませんか?
くらしをあげる、kuranでした。
■端材がなくなると心もスッキリします■
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