シロアリ被害でウッドデッキが壊滅!全て撤去&人工芝で綺麗に

シロアリ被害でウッドデッキが壊滅!全て撤去&人工芝で綺麗に

我が家には広い庭があります。

そこにはウッドデッキがあり、すべて人工物でなく本物の木を組んでつくってあるもの。

入居が数年はそこまで気になりませんでしたが、何年か住んだ後の夏に気づきました。

「なんかビスが飛び出してきてる…」

よくよく見ると、あちこちでビスが飛び出し、気が細くなったりしてがたがたになり始めている。

日に当たり風にさらされ雨に打たれればそうなるのかなぁ、と思っていましたが、ある日見つけてしまった、白い集団を…。

シロアリを認識する

我が家のウッドデッキ。

住み始めた頃。

初めからそこまで綺麗な状態ではなかったですが、普通に上を歩いたりすることはできました。

それがだんだんガタガタに。

そして何年か住んだとき、ふとウッドデッキの裏側を見ると、支柱部分がボロボロになっていることに気づく。

その木材の損傷が激しいところをよく見ると、なんか白い虫がたくさんいるのを発見。

あっ

これシロアリやぁ…(木屑のように見える白いものすべてシロアリ)

ほぼ初めましてでしたが、白いアリのような虫がたくさんいたので即認識。

ビスを飛び出させ木材を細くしていたのは、雨でも風でも太陽でもなくこいつら。

一番酷いところはこんな感じ…。これはひどい。

これはウドデッキを支えていた支柱の部分。

ウッドデッキがガタガタになるわけです。

殺虫スプレーで応戦

とにかく目につく全てのシロアリに殺虫スプレーを吹きつけまくりました。

効果はてきめんで、吹きつけて数秒で死に絶えます、これはいい、しかも専用スプレーでなくそこらに売っている殺虫スプレー。

でも目に見える範囲は倒せても、目に見える全ての木材の中にこいつらは潜んでいる…。

殺虫スプレー、100本あっても足りないかもしれない…と気づいて絶望。

しかも早くしないとウッドデッキどころか家の中も食い尽くされてしまいます。

これは、撤去やな…。

ホームセンターでも良く見かける「嫌な虫キンチョール」です。

ウッドデッキの撤去を決断

もうほんと、「しゃらくせぇ」というのが全てでした。

シロアリを少しずつ倒しても直ぐに繁殖、イタチごっこどころかジリ貧で、スプレー代がただただかさむだけ。

業者に相談もしましたが、20万円ほどの見積もり…。

撤去、やな。

となりました。

まずはビスを外して木材をばらしていきます。

まずはビスを外してウッドデッキをバラす

ビスを抜くだけの作業ですがこれがつらい。

長めのビスと重い木材、ビスを抜いて木材をどけて、の繰り返しが地味につらい。

シロアリでだいぶ軽くなっているものもありますがそれでも重い。

中から食べるので外見には気づかないような食べ方をするあたりコスいぜシロアリ。

半分ほど撤去。

ウッドデッキ部分もすごいとこはすごいですが、支柱はとにかく酷いもんです。

シロアリは太陽光が苦手で、当たると死んでしまう吸血鬼のような特性があるそうなので、板と板の隙間や、こういった日の光の当たらない下の支え部分によく巣食うらしい。

これで半分かぁ…白目

さてこの大量の木材。

このままでは捨てることができないのでカットしていかなくてはなりません。

ここは丸のこの出番!

ガンガン切ります。

切りました。

ビス抜き作業に比べたらまだ楽ですが全身粉まみれになりました。

スライド丸のこ欲しい…

袋に詰めてスッキリ。

でもこれでまだ半分かぁ…嘔吐

残り半分もひたすらビス抜き!

ガンガン抜いてガンガン切って。

いよいよ残すは支柱だけになりました。

でもこの支柱たち…

上に乗っていた木材よりもひとまわり太く、持っている丸のこでは太すぎて切断できません。

電動ノコギリでも試しましたが、なかなか切れません、どうしよう。

チェーンソーを購入

そこでチェーンソーを購入してみました。

チェーンソーといっても購入したものは電動の簡易的なチェーンソー。

よくテレビなどで見るブーン!と紐を引いてエンジンをかけるような本格的なものではありません。

でもそんな簡易チェーンソー、でも切断力はすごい。

初めて購入&使用しましたが、これはすごい。

電気式の初心者向け、簡易チェーンソーなのですが、10センチ以上あるぶっとい木材がするする切れます。

気持ちいい…

あっという間にバラバラです、しかも連日の雨で木材湿ってるのに!

そして切るたび出るわ出るわシロアリたち。

気持ち悪さと、チェーンソーの反動の手の痺れと闘いながらウッドデッキを切り続けること3日。

ようやくすべて切れた…腰死んだー。

撤去したら出てきた飛び石たち

ウッドデッキの木材を支える石がたくさん埋まっていました。

このままじゃ人工芝を敷くことができません。

土を入れて石の高さまで増やし、そこから芝を敷こうと思い、ジモティーで砂を譲ってもらえる方を探し、たくさんの砂を無料でいただきました。

合計で土嚢袋30袋分!運搬して流し込みましたが…

全然石の高さに届きませんでした。

どうしよ…

どけるのは諦めてこのままレイアウトに生かそうと、

人工芝を切ってこうしましたが、だっさいので即やめました。

逆転の発想|石どけたろ

石が邪魔なのだから、足を引っこ抜いてどけてしまおう!

と言うことで地獄の石掘り起こし&庭の隅に移動。

スコップで掘り起こし、テコの原理で持ち上げ、転がし転がし隅へ移動。

繰り返すこと1週間…

ようやくすべての石(と言うか岩)を端の方に集めることができました。

し、死ぬ…。

ここは岩を並べて花壇にします。

土をならし人工芝を敷く

ここまできたらあとは楽しい作業。

ボコボコの土を、土を運動部が使うトンボのように板を使ってならしていきます。

ちなみにこのベンチは切断したウッドデッキの綺麗なところだけを寄せ集めて作ったリメイク品。

シロアリ対策に定期的に裏返して天日干ししています。

大体ならせたら人工芝を購入し、敷いていきます。

人工芝、敷きたては本当に綺麗で裸足で歩くととても気持ちいい。

全部敷けたら、完成。

敷きたては芝が寝てしまっていていかにも人工芝と言う感じなので、デッキブラシなどでゴシゴシすると、芝が立って自然な感じになります。

あとは使っていくうちにさらに馴染んでくるので大丈夫です。

ちなみに水栓も新しくしました。

巻き取り散水ホースを買いましたが、このままでは使いにくかったので、
水栓ボックス、水栓蓋とそのフレームも取り付けて綺麗にしました。

3ヶ月後の人工芝

いい感じに馴染んできました。

まとめ

長い戦いでした。

シロアリ発見から芝を敷けるようになるまで3ヶ月かかりました。

▶︎シロアリは日当たりの悪い木材を狙う

▶︎シロアリの姿を見たら終わりの始まり

▶︎シロアリは根から絶たねば無限増殖する

▶︎人工芝はコスパも良く手入れも楽で気持ちいい

▶︎シロアリ駆除は高額だが業者の方が無難

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎ウッドデッキもいいけど広い庭の方が使い勝手がいい◼︎