こどもとお出かけ|三重【和具の浜海水浴場】高い透明度と魚たち

こどもとお出かけ|三重【和具の浜海水浴場】高い透明度と魚たち

海水浴へ行く場合、子供目線とシュルーケリングができるかどうかで行く場所を決めています。それに加えてトイレや更衣室、シャワールームがあるか、海の家(飲食できる場所があるか)も結構重要な要素だったりしますが、そのすべてを備えた海水浴場に出会ったのでレビューします。

和具の浜海水浴場について

和具の浜海水浴場は、やや辺鄙な場所にありアクセスは車がないと厳しいです。こんなところにあるの?って場所にあります。

 

住所:三重県北牟婁郡紀北町島勝浦443

アクセス:紀勢自動車道 海山ICもしくは紀伊長島から約25分

シーズン:7月〜8月31日

利用時間:9時~16時

駐車料金:1日1000円 64台駐車可能



アクセスまでの道中

北から南へ進み、紀伊自動車道の「紀伊長島IC」で降りて下道を進みました。直接アクセスするなら、もう少し南の「海山IC」で降りた方が近いのですが、「道の駅マンボウ」というところに寄ってみたかったためです。

事前に調べた感じだと、和具の浜周辺には飲食店がなく、また海の家もなさそうだったので事前に弁当を持参しようと思ったからです。

海の家マンボウは、ややこじんまりした道の駅でしたが、海の先をふんだんに使用したお弁当がずらりと並び、干物や冷凍食品などもたくさんあり、またパン屋もありました。ここで買ったタコいなりがとてつもなく美味しかったのでまた食べたいです。

マンボウから和具の浜までは約30分ほどあります。

途中は山道や海岸沿いを走りますが、本当に何も飲食店はありません。コンビニ(ファミリーマート)が一軒だけありましたが和具の浜からは20分ほどの道のりでした。このファミリーマートのすぐ後ろには造船所があり、ちょっとかっこいいファミリーマートです。

山道や細い住宅街、トンネル、漁港、トンネルと抜けていくと和具の浜海水浴場があります。

1度目のトンネルは、トンネルの出口が真っ青見えてとても神秘的でした。途中漁港を抜けていくのですが、「本当にここで合ってるの?」とやや不安になるような道です。でも合ってます、突き進みましょう。漁港を抜けるとトンネルがあり、その出口にはその景色に似つかわしくないほどしっかりした駐車場の「P」の電飾看板が光ります。

 

和具の浜海水浴場の駐車料金

料金は1000円、前払い式。

和具の浜駐車場は決して広くはありません。お盆の最中、10時ごろに行きましたが車はまばら。これはラッキーだったのかたまたまだったのかはわかりませんが、人がとても少なく、ビーチがより広く見えましたが、こじんまりとしたビーチです。端から端まで歩くのに15分もあれば到着できます。

 

濃青、深緑に輝く美しいビーチです。

白浜はとても綺麗でサラサラしていますが、この砂は人工砂だそうです。確かに水中でも砂が綺麗すぎてやや違和感はありますが、特に問題ではありませんね。サンゴを拾ったり、何てことはできませんが、貝殻は普通に拾えます。

階段は幅広なので子供でも安心して降ることができます。

 

魚狙い

せっかく海に来たので、シュノーケリングを楽しみます。

海といえば魚、地形観察も好きですが、やっぱり生き物に目がいきます。事前に調べたところによると、シュノーケリングするなら左側という情報を目にしたので、早速左側に車を駐めてテントを張りました。

 

人もまばら。

テント張り放題です。すでにテントを張っていらっしゃる団体様はすべて外国の方でした。リサーチ力がすごいのか、地元の方なのか、外国人に人気の場所なのか定かではありませんが、半分ほどが外国の方で、ここは日本なのかと疑ってしまいます。

 

砂も綺麗、水も綺麗。

文句なしです。日陰を陣取りましたが、日陰はダメでした、寒すぎました。気温34度の日でしたが泳いでから上がるととっても寒いです。砂は暑いので体がパニックを起こします。

入って5分。

ブイ付近まで散策しても、さかな一匹もいない…。

 

…あれ?

 

透明度は抜群です

上から見ててもわかりましたが、とにかく透明度は抜群です。

台風の影響で前日まで雨が降り続いていたので、多少濁ってはいたと思いますがそれでも7〜10mはあったように思います。

 

海底に光る光の筋がとても綺麗です。

親は魚が見れなくてやや残念でしたが、子どもは波が来るたびに大喜び。

波打ち際から10mほどは大人であれば立って歩けるほどの水深なので、歩きながら子供を引っ張って遊ばせられます。その間も魚を探しながら歩きます。

ほぼほぼ反対側まで歩いた時、水中に光るものが。

ついに魚を発見。

 

魚うじゃうじゃいました

テントを陣取った場所の反対側には、たくさんの岩がゴロゴロしていました。

そのおかげで魚がうじゃうじゃ、しかも種類が豊富にいます。

左側って、もしかして駐車場から見てではなく海側から見ての左側だったのか、と思いつつ、テントをすぐにお引越し。左側から右側に、テントと荷物を持って移動はなかな大変でしたが、そこはこじんまりしたビーチ。15分もあれば移動できます。

右側には日本の方が多くいました、おそらく地元の方か、経験者。魚がいる場所をご存知です。

かなり浅瀬まで魚の姿が見れます。

 

スマホで撮影した動画をスクリーンショットしたものなので粗いですが、魚はたくさんいます。

 

でかい。

ビイ付近までいくとさらに大きな魚も見られます。

 

シュノーケリングするにはもってこいです。

 

スマホで撮影する場合は、これがオススメです。

初めは本当に水が入らないのか不安ですが、今まで一度も濡らしたことはありません。

 

とても便利ですが、泳いでいるうちに勝手に録画が始まっていて充電がすぐに底をつくってこともあります。

操作性も水中ではあまり良くないので、潜る前録画をスタートさせて撮り終わったらあがって録画を切る、というやり方で撮るとうまくいきます。結構綺麗に撮ることができますよ。

 

浮き輪でぷかぷかして魚が見れない子供にはこれ。

 

便利です。

浮き輪にいながら子供と一緒に魚探しができます。まだ水に顔をつけられない時期にはかなり活躍します。浮き輪を支えながらスコープを子供の顔に当てて水中を歩くのはなかなか大変ですが、子供は大喜びでした。

ヤドカリを入れる水槽にもなりますしね。

 

岩場はツルツルで、怪我の心配もあまりありません。

ここまでツルツルの岩場を見たことがないので、これも人工岩なのでしょうか。まだ貝などの付着も少なく、これからって感じがしました。

この岩場の下は大きな穴が空いていて、真っ暗で何も見えないのですが、入り口に大きめのエビかカニのハサミが落ちていました。

何か大物が潜んでいる予感がします。次は水中ライトを持参してみよう。

 

施設は整っています

15時くらいにアナウンスが流れました。

16時に温水シャワーの利用できなくなるので、早めに準備してください。というようなアナウンスです。

階段を上ると建物があるので、そこがシャワー室のある場所です。

 

綺麗な建物です。

男女でシャワー室が分かれ、3つほどシャワールームがあります。この日は人も少なかったのでガラガラで利用できました。シャワーなどの利用は無料。駐車料金に含まれているのでしょうか、かなり良心的ですね。

トイレも広々。

温水じゃなくていい人は屋外にもシャワーがあります。かなり冷たいです。

 

奥には海の家もあります。

こじんまりしていますが、メニューは豊富

飲み物や揚げ物、かき氷なども頂けます。

 

まとめ

和具の浜海水浴場は、アクセスしにくい分、人混みもなく砂浜も水質も申し分ない綺麗なビーチです。施設も最低限揃っていて、料金は1日1000円。

ピーク時はもっと混んでいるのでしょうか。また来てみたいです。

魚が見たいなら海に向かって右側の岩場です、もうたくさんいます。綺麗な熱帯魚もうようよいます。ウニを踏まないように気をつけましょう、ナマコもいます。ヤドカリでかめ。

 

最後に水中を撮った動画の一部を載せてみます。

 

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎三重は綺麗なビーチが多い◼︎