#2 カワコザラガイとアクアリウムショップBONOとリセット
- 2020.05.21
- くらしのアクアリウム
30cm水草水槽をレイアウトしたい|過去ブログから整理編#2
ネイチャーな水草水槽をレイアウトする過去編の#2。
今回は水槽内に蔓延るあいつのはなしとアクアリウムBONOに行ってリセット決め込んだはなしです。
そいつはみんなの嫌われ者
ある日、ウチの水槽に突如として現れた一匹のアイツ。
ピンセットでつまみだしましたが、とある理由から水槽に戻すことにしました。
いまではとても後悔しています。こんなに増えるなんて聞いてない。
そうです、#1の記事でもちょろっと触れましたアイツです。
知らないうちにあいつはどんどん増えた
アクア界でゴキブリのように忌み嫌われている、
カワコザラガイです。
はじめは小さいスネールだと勘違いし、大きくなって持て余したら取り除こう、なんて軽く考えていました。繁殖できるようになってしまう頃には簡単に見つけられるサイズになり、そしたら取り除こう、と。しかしこいつらはそのままの大きさでじわじわと増えていきました。
駆け込み寺のwasabiさんへ
先日、行きつけのアクアショップ、京都の深草にあるwasabiの店長さん(以前、ミジンコが大繁殖した際に、「あぁそれならヒメダカを入れてください。」と言われ投入したところ、水面を覆い尽くす勢いで繁殖していたミジンコが、1時間でものの見事に消滅したことがあり、今回も似たような事例のため相談した。)にこのことを話すと、
kuran「スネールが増えています、助けてください。まだ小さくて透明のヤツらです。」
店長さん「あぁ、それはきっとスネールではなくてカワコザラガイですね。厄介なものが増えましたねえ…。スネールであれば、生体兵器、例えばアベニーパファや、スネールキラースネール、バジスバジスなんかですぐに駆除できるんですが。カワコザラガイはあまり食べないんですよ。。」
kuran「えっ?かわこざらがい?そうなんですか。。じゃあもう打つ手はありませんか…このまま自分にウソをつき、ヤツらをかわいいと思い込み飼い続けるか、リセットしかありませんか…?」
店長さん「…いえ、あると言えばあります。それはドワーフ・ボーシャです。」
kuran「ど、どわーふぼーひゃ…」
店長さん「完全に消滅させるにはドワーフ・ボーシャを何匹か入れ、多少時間はかかると思いますがかなりの活躍を見せてくれると思いますよ。ただですねぇ…」
kuran「ただ?」
店長さん「ショップにもよると思いますが高級魚なんですよ、一匹1000円近くしたりしますねぇ」
kuran「1000円…!(バタフライフィッシュと同じような値段、しかも何匹か買わないと駆除に追いつかない)」
店長さん「あとプラナリアZEROというクスリも効果がありますよ、あいにく両方いまウチには置いてないのですが。」
kuran「そうですか、いえ貴重な情報ありがとうございます!」
ということでクスリか兵器かリセットかという三択となりました。
ドワーフ・ボーシャとプラナリアZERO
三ヶ月ものをリセットはさすがにもったいないし、レッドビーにも影響は無いというクスリもなんとなく使いたくない、のでドワーフ・ボーシャを探すことにします。
ネットで調べるとオトシンクルスのようなやつでした、口が尖っています、食べそー。
しかしほんとに高い。一匹800~1500円くらいが相場?のようです。
あかん、給料日後すぐにこんなん買ったらえらいことになる…。
買うのか買わないのか、決めかねています。どーしよ。
掴んだカワコザラガイをなぜ処分しなかったのか
で、この記事の冒頭で書いた、カワコザラガイを水槽に戻した「とある理由」ですが…
kuranは顕微鏡を持っているのですが、その時はクマムシが無性に見てみたくなって珍しく顕微鏡を出していました。
その時たまたま水槽のガラス面を這うカワコザラガイを見つけ、なんだこいつは、半透明できしょくわるい。
よし顕微鏡で見てみよう、てことで覗いて観てみると、
肉眼だと気持ち悪いけど良く観るとなんかかわいなぁ。
(・ω・)←こんな顔してんなぁ
なんか短い触角みたいなん生えてんなぁかわいなぁ。
すべてはここから始まりました。
カワコザラガイの爆殖には要注意!
勝手にwasabiさん宣伝
京都深草wasabiさんは水草水槽専用ショップです。
こじんまりとした店舗ではありますが、展示されている水草は全て美しく管理され、素人にも懇切丁寧に水草水槽について教えてくれる素敵な店長さんがいます。
実店舗を経営されはじめたのはここ数年で、ネットショップから始められたのでネットでも購入可能、ぜひ覗いてみてください。
wasabiさん公式ホームページ↓
http://aqua-wasabi.com/
Aquarium Shop and Cafe BONO
昨日は大阪は南堀江にあるAquarium Shop and Cafe BONOへ行ってきました。
今回で三回目の訪問。
とても綺麗な店内はおしゃれで水草もイキイキしてるように見えます。なにより店長さんと店員さんがいい雰囲気をもたれていて、kuranのようなド素人の質問にも優しく丁寧にわかりやすい答えを返してくれます。質問が質問を呼びいつも聞いてばっかでごめんなさい。
店名のBONOは店長さん愛犬の名前。
まだ行かれたことのない方はぜひぜひ行ってみてください、お店の前に駐車場もあります。(1台、小型車なら2台、馬なら5頭)
ちなみに今でも活躍中のアクアスカイもこちらで購入させていただきました。
BONOさんで購入したもの
さてそのBONOさんで購入してきたものは、
左からブランチウッド×2 ADA龍王石 水草その前に アマゾニアソイル
セイロンロタラ クリプトコリネ(名前忘れた―) ニューラージ パールグラス
以上。
これらを使って今の水槽、
をより水草水槽に近付けたい!
大阪から帰り帰宅したのは夜の11時すぎ。
またまた勝手にBONOさん宣伝
大阪おしゃれスポット南堀江のBONOさんは何でも揃うアクアリウムショップです。
こちらも大きな店舗ではありませんが、店内の展示棚などはご自身で作られた素敵空間!水草も、熱帯魚も、エアープランンツとかブランチウッドとかもしっかり揃うので、眺めているだけで幸せな気分になります。こちらも優しい店長さん、ぜひ覗いてみてください。
Aquarium Shop and Cafe BONOさん公式ホームページ↓
http://aquariumbono.net/
深夜のテンションでリセット開始
BONOさんで色々買ってきたし素敵な水草もたくさん見たので、そのテンションのまま深夜なのに無謀にもそのままリセット開始!
テラリウム分解
まずはテラリウム部分!
観葉植物はハイドロのものをポットのまま置いてるだけ^^;
分☆解
新しく入れるものの準備はしっかりと
その間に、新しく買った石とブランチウッドを煮沸、水草は「水草その前に」。
ブランチは一見綺麗そうに見えますが、流木同様水につけて数週間放置するか煮沸をしてアクを出さなければなりません。でないせっかく綺麗にした水槽が茶色になっていきます。
「水草その前に」は、水草についた卵とか微生物を滅殺するもので、これであの忌まわしきカワコザラガイの発生する可能性を下げます。
生体はバケツに避難
続いて生体を移動!
バタフライはジャンプに注意、下から優しくすくいます。
写りこみで犯罪者のようになったバタフライ・Fさん
リセットや水換えなどでよく生体が死んじゃうので、しっかり確認しながら移してあげましょう。
岩や流木などが倒れて下敷きになるだけで死んでしまいますし、エビなんかは飛び跳ねて水槽外で見つけられずに死んじゃったり、透明だから見逃して砂に埋もれたりなんてこともあります。
常日頃から水槽内にどのくらいの生体がいてどんな種類なのかを把握して、悲しい事故が起きないようにしましょう。
続いて水草を移動
タイガーロータス根張りすぎー!
そしてひそかに奥に置いていた、
鉢入りのタイニムファ。
ネイチャーアクアリウムに鉢入り。
かわいいけどこれネイチャーですか?
Is This Nature? (これはネイチャーですか?)
No It’s not. (いいえ、ちがいます。)
教科書ならこう例題にされていると思います。
クリプトコリネ、アヌビアス・ナナを取り出し、
空になった水槽を見てからやっと構想をはじめる。
構想って絶対にこの段階からするものではないと思います!
割ってしまった
そういえば、水抜きの途中にADAの水温計が割れました。
ミゾレヌマエビを見逃さないようにしてたら水温計見逃しました。
続きは次の記事で。
まとめ
▶︎カワコザラガイを知らずに放置
▶︎爆殖をゆるしリセットに追い込まれる
▶︎カワコザラガイは顔が可愛い
▶︎リセットには相当のやる気スイッチが必要
▶︎レイアウトの構想はリセット前に
このリセットでネイチャーな水草水槽が本格化していく!はずのつもりの予定です!
過去ブログ編は#3に続きます。
くらしをあげる、kuranでした。
■リセットは心と時間にゆとりのあるときに■
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