アクアリウム用品を入れるカフェにあるようなショーケース風収納をDIY
- 2023.05.02
- くらしのアクアリウム
前回、ピンセットやスポイト、ハサミなどシュッとしたものたちの収納を作りましたが、今回はボトル類やシュッとしてないアクア用品をしまっておける収納棚をDIYしました。
一度作ってみたかったカフェやパン屋さんにあるようなショーケースっぽい感じで作ってみたので記事にしてみます。
まずは寸法を測り板を準備
なるべく新しいものは買い足さずに家にある端材で作っていきたいと思います。
まずは棚の上下の板、前回子ども机を製作した集成板のあまりでちょうどいいのがあったので半分に切断して準備。
幅は600×奥行きが250と150mmの2枚。
奥行きが狭い方が上面で広いのが下面ですね。
2つにカットしたら電動サンダーでヤスリがけをします。
横板は斜めカット
横につける板は、上下の幅に合わせるので斜めにカットする必要があります。
端材でちょうどいいのがあったので、まずはその板を半分にカット。
それからはじめに切った上下の板に合わせてサイズを測り鉛筆でけがき。
この形はうちにある丸鋸では切れないので、電ノコで切ります。
上下の板の厚みのところは直線、そこから斜めにカットして上下で繋がるようにします。
割と久々に電ノコを引っ張り出したのでちょと難しかったですがなんとかうまく切れました。
これを上下の板とビスで固定します。
なんかもう形になってきました。
背板も端材で取り繕い
次は背板作り。
背板も端材でなんとかしたいので、余ってる端材2本でなんとかします。
幅が足りず真ん中に隙間ができましたが、そーゆーデザインだと言うことで押し通します。
実際背面はほぼ見えないのでどうでもいいのでこれでOK。
これもビスで固定します、背板があると後ろにものが落ちるのも防止でき、棚の強度も上がるのでやはりある方がいいですね。
ここもしっかりとヤスリがけをします。
棚の上部は小物置きにしたい
棚の上部分はちょっとした小物が置けるスペースにしたいので、少し綺麗に手直しします。
ベニヤ板を測り、ここに置いてビスを打ちフラットにします。
ベニヤ板はユーカリの突板のもので、シャープな印象になります。
ここはこれで完成。
上面だけタイルを貼ったり板の色を変えたりしてもいいかもしれません。また考えよう。
開閉扉作り|枠組み
いちばんの難所、扉作り。
端材でなんとかしたいがコンセプト?なので、あまり倒してるベニヤ板でなんとかしたいと思います。
寸法の合う4ミリ厚のベニヤ板をカッターで切って3枚用意します。
これを枠組みにしたいので、30mmで中をくり抜くようにカッターでカット。
4ミリのベニヤだとカッターナイフでも割と簡単に切れますが、三枚のベニヤの中をくり抜く作業はなかなかの苦行でした。
なるべく綺麗な物を表面に持ってきて、ボンドで引っ付けて12ミリの厚みにします。
ボンドが固まればやすりがけをして綺麗にします。
これで扉の大枠は完成。
開閉扉作り|ポリカーボネート
アクリル板にしようかと思いましたが、ちょうどいいサイズのポリカーボネートがあったのでこちらにしました。
ポリカーボネートはアクリル板より柔らかく脆いうえに線が入ってしまいますが、安価で加工もしやすく線もレトロな味に見えて結構好きです。
普通にカッターでカットできます、線部分を外せばベニヤ板よりもスイスイ切れます。ただ直線が意外と難しい。
扉の内側に細いベニヤ板を取り付けます。
この細枠の中にポリカーボネートをはめ込む感じ。
長さを調整し、ボンドで貼り付けます。
ポリカーボネートは着色後にビスで固定していきます。
着色はオイルステインと水性ニス&ウレタンニス
いよいよ着色です。
着色は、セリアの水性メープルと水性ステインのチークを混ぜて塗ってみました。
二度塗り、中もしっかり塗ります。
背面は見えませんが、水槽近くに置くので湿気に負けないよう全て塗ります。
二度塗りをして、しっかり乾いたらウレタンニスを一度だけ塗布。
しっかり乾いたらこれで完成です。
取っ手と蝶番の取り付け
装飾をしていきます。
まずはポリカーボネートの取り付け。
ビスで固定していきます。
あまり遠い間隔で打つと、そこが少し浮いてしまうので、強度が出て浮かないような間隔でビス打ちをします。
サイズを確認してオーケーであれば蝶番の取り付けへ。
蝶番も家にあったもの、光沢のある黄土色のようなものだったので、艶消しブラックに塗装します。
塗装が乾いたら扉と本体を蝶番で取り付けます。
蝶番と取っ手はよく見えるところなのでよく吟味して取り付けたいですね、こだわりポイント。
ビスも黒塗装にしておきます。
取っ手はセリアで買ったもの、金物部分が黒で統一されていい感じ。
セリアのこーゆーちょっとしたパーツデザインがすごい秀逸で好き。DIY魂をくすぐられます。
おーいい感じです!
ちゃんと開閉もできますし中も結構なんでも入りそうです。
これで完成!
…ではなく仕上げにもうひと工程!
仕上げにカッティングシートで飾り付け
最後にポリカーボネート部分にカッティングシートで飾り付けをします。
カフェやパン屋などではそのお店のロゴが入っていたり、ショーケース内の商品の名前や料金が入ってたりしますね。
あんな感じのイメージ。
まずはIllustratorでアクアリウムのアメリカンヴィンテージ風ロゴを作り、
やはり色は白がいいので白の3Mシートをセットして、
プロッターでガンガンカット、
ピンセットでシートのいらない部分を取り除き、
アプリケーションに上に貼り付けて、
真ん中をしっかり狙って
スキージーで貼り付けます。
アプリケーションを取り除いて、
これで完成!
なかなかの力作となりました。
達成感あるー!
まとめ
アクア用品はどんどん溜まり、しかもボトル色やパッケージデザインが派手派手なものが多いので、なるべく隠しておきたいですね。
カフェ風ショーケースに入れたらどんなものでもオシャレに見えてくるかも!?しれません。
アクア用品に限らずショーケースはどこにおいても可愛らしいので作ってみてはいかがでしょうか。
いやいや作ってられないよ、という方はこちら。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎思っていたよりかなりいい感じ◼︎
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