お庭でバーベキュー|ご近所に配慮して煙の少ない炭選び
- 2020.04.30
- くらしの雑貨
お家でバーベキューは手軽で家族も喜んでくれる休日の楽しみではありますが、悩みのタネは燃やした時に出る煙。
煙がもくもく出ると、やはり近所の方へ迷惑がかかってしまいますので、できるだけ煙の出ない方法でやらないと楽しむこともできませんね。そこで、お庭でもご近所にあまり迷惑にならない方法を試してみたのでご紹介します。
バーベキューの炭選び
まずはバーベキューをするための炭選びです。
ホームセンターでもたくさんの種類の炭が売られていて、どれがいいのか、あまりバーベキューをしない方には迷ってしまいますね。
主にホームセンターにあるのはこんな種類です。
▶︎黒炭
ホームセンンターや春先には100均でも山積みにされているタイプのものです。木炭のことです。
こちらはどこでも手に入れやすく、安価で着火もしやすいものになりますが、燃焼時間は短めで煙が多く上がってしまうデメリットもあります。
▶︎オガ炭
オガ炭はオガくずを成形して作られた炭のことです。オガくずは木材を大鋸(オオガ)という巨大なノコギリで削った時に出るもので、それを成形し作られています。焼肉店などでも使われていることもあり、比較的安価でホームセンターなどでも売られています。
着火はややしにくいですが、燃焼時間は長く2時間ほどは持つようになっています。
▶︎備長炭
備長炭は白炭とも呼ばれる高級炭で、燃焼時間が非常に長く火力もあるので高級焼肉店や旅館などでも使用されています。
着火スピードが遅く扱いにくいのでバーベキュー上級者向けの代物です。
ホームセンターで確認したところ、金額的にはだいたい2キロで黒炭が200〜300円、オガ炭が400〜600円、備長炭が1000〜1500円ほどになっていました。やはり備長炭は高いですね。家族四人ほどでバーベキューをする場合は、この2キロの一箱で十分足ります、というか余りますのでまた次回に回すこともできます。
購入したのはオガ炭
燃焼時間や金額、煙のことを考えてオガ炭を選択しました。
我が家は一軒家で密集地というほどではありませんが、ご近所さんに配慮してなるべく煙の出ないものにしたかったので、オススメされたこのオガ炭を選びました。
開けてみると、中央に穴の空いた炭が入っています。
こんな感じのものです。
2キロでだいたい10本くらい入っています。
手で持つともちろん黒い炭がついてしまうので手袋を着用したほうがいいですね。
炭以外でお家バーベキューで必要なもの
炭はオガ炭にしましたが、お家でバーベキューをする時には他に何が必要でしょうか。
今回用意したのはこちら。
・バーベキューコンロ
・バケツ
・トング
・オガ炭
・着火剤
・チャッカマン
・串
コンロとオガ炭以外はすべて100均で揃いました。
あとは食材を適当にお好みで用意するだけでできてしまいます。
食材を準備します
バーベキューの準備をする前に食材を準備。
100均の串は短く、先は鋭いのでお肉を刺す時に手まで刺してしまわないように注意する必要がありました。
一度軽く刺してしまい流血、痛かったです。
バーベキューは慣れが必要ですね。
あと、火の通る食材と時間のかかるものは別で串に刺したほうがいいですね、一本の串の中でかなり差が出てしまい、結局串を解いて焼くことになりました。。
バーベキューには知識と技術が必要なのです。
セッティングして火を入れてみる
食材の準備ができたらコンロをセットしてオガ炭をセットします。
こんな感じでキャンプファイヤーのように組んでみました。
一番下には着火剤を置いて、家に転がっていた木材や松ぼっくりを入れて火をつけてみました。
が、松ぼっくりからは大量の白煙がもくもくと!
これはいかんとすぐに消化、木材も同じように白煙が上がるのですぐに消化しました。
木はすごい煙が出てしまいます、これはダメですね。
オガ炭からは煙は全然出ません、思っていたよりもまったく出ませんでした。
火がついているのか心配になるほどです。
ちなみに着火剤はこんなヤツを買ってみました。
右側のパック燃料というものを使いましたが、これ一つで十分オガ炭には火が周りました。
初めは火がついているのかよくわからない状態だったオガ炭も、30分くらい格闘しているとこのように白くなってきました。
これは表面に火がつき燃えている証拠のはず!
食材を置いてみます。
準備した食材を焼いていきます
オガ炭の準備ができたら食材を網の上に置いていきます。
肉は時間がかかりますが、おにぎりとかエビはすぐに焼けてしまします。
よくわからなかったのでオガ炭2キロを全て使いましたが、こんなにいらなかったかもしれません。火力強めです。
で、さすがにお肉を焼くと白煙が出てしまいました。オガ炭に油が落ちてそこから煙が出ている感じ。
ということで炭は中央に集めて油が直接炭に落ちないようにしてから焼くようにすると、時間はかかりますが白煙はほぼ上がらないようになりました。
網じゃなくてこの上に鉄板なんかを置くとさらに煙対策になりそうです。
バーベキューなんてものは久しぶり、というかほぼ初めてやりましたが、お肉がめちゃ柔らかくて香ばしくなり美味しいですね、驚きました。
ちなみにバーベキューコンロはこんなヤツを使っています。
バーベキューコンロなんてものは基本使うことがないものなので、コンパクトに折りたためてスッキリ収納できてありがたい。
サイズも家族3〜4人くらいは十分です。
脚も取れて畳めばかなり小さくなります、かなり軽いものポイントです。
これもスタイリッシュでかっこいいですね。
人数が多いならこれ。バーベキュー後の焚き火にも使えますね。
オガ炭の片付け方
オガ炭はバーベキューが終わってもまだもちろん熱いままです。
このままでは片付けられないので、バケツに水を張ってまずは消化をします。
かなり熱いので必ずトングか何かで触るようにしましょう。
これを水を張ったバケツに突っ込みます。
必ず穴部分が横向けになるように(穴が人のいる方向にならないように)して水へドボン!
ジュシューーー!
シャワシャワシャワーーッ!
ボコボコボコ!
ここで穴の部分からかなりの水が飛んでくるので注意!あっついです。
数時間水に入れて完全に消化できたら、あとは天日干しをして乾燥させるとまた使用することができます。
一度使用してかなり細くはなりましたが、あと2回くらいは使えそうです、なかなかコスパのいい炭ですね。
まとめ
お家でバーベキューは気楽に楽しめますが、ご近所とのトラブルにならないよう注意が必要です。
特に煙は、火事と勘違いされてしまったり、臭いは洗濯物についてしまったりとトラブルの元です。可能であればご近所さんにあらかじめ了承を得てから、可能な限り燃焼時間をコンパクトにするバーベキューの方がいいですね。
マンションなどの集合住宅ではきついですが、一軒家で対策をしてやっとできるバーベキュー、ちゃんと配慮をすれば不可能ではありません。
一度試してみてはいかがでしょうか。
くらしをあげる、kuranでした。
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