【クロスカブJA10】素人カスタム|友安製作所の水性塗料で塗装してみた
- 2025.01.12
- くらしのバイク
このクロスカブ を買おうと決めた時から塗装はマストだと思っていました。
調べてみると、クロスカブ の黄色と緑色は人気ナンバー1と2だそうで、自分としてはかなり意外でした。
グレーが一番いいと思っていたからなのですが、確かに言われてみると街中でよくみるのは緑色と黄色が多いと思いました。
でもやっぱり自分はグレーがいいと心に決めていたので塗装することに。
やるなら年末年始の長期休暇しかない!ということで大掃除そっちのけで塗装に勤しみましたので記事にします。
購入した塗料
今回購入したのはこちらの塗料。
「友安製作所」さんの水性塗料 -Dippin’ Paint-
口コミを見るとバイクだと一番小さいサイズで十分とのことだったので、楽天市場で購入できる一番小さなもの、1kgにしました。
グレーの一択だ!と心に決めていましたが、ホームページを見て迷いに迷いました。
それは、イタリアングレーとスモーキーブルーグレーのどちらにするか…。
マットな濃いめのグレーか、やや青みがかった渋目のグレーか。
商品画像を見比べること1週間、結局無難なイタリアングレーを選択しました。
ここらをいまいち攻めた色にできないのに、老いを感じてしまう今日この頃。
全塗装その1|リアキャリア取り外し
リアキャリアは取り外して塗装します。
前回スライドキャリアをつけるときにも取り外したので、手順は覚えています。
この中央のボルト2本を外して、サスペンションのボルトを緩めて、
簡単に取外せます。
それでは塗装していきます。
全塗装その2|下地処理剤プライマー「ミッチャクロン」を塗布
グレー塗装をする前に、塗料が剥がれにくくなる下地処理剤を塗布します。
非鉄バインダーといわれるもので、種類はたくさんありますが、どれがどれかもよく分からないのでホームセンターでもよく売られていて前回使ったことのある「ミッチャクロン」を購入。
そこまで大量には必要ないので、メルカリで小売されている方から安価で購入。
これも一番小さいサイズで。
これもハケ等でぬりぬり。
冬なのでたっぷり2時間乾燥させてから二度塗りをして、その後一晩乾燥させました。
小分けの200mlですらクロスカブ塗装する箇所をすべて二度塗りしても半分も使わず終いでした。
全塗装その3|リアキャリア塗装
翌日完全に乾いたらいよいよグレー塗装です。
この蓋を開けるともう塗料が丸出しなのですが、簡単に開きそうでこれがなかなか苦戦しました。
缶のように固くないので、マイナスドライバーとかでテコの原理を使って…という開け方ができず、グニグニしてしまい蓋がグニャグニャになってしまいました。
なんとかこぼさずに開けられました。
いい色!
とりあえず一層目の塗布。
一層目はまだこんな感じで下地が見えてかなり不格好です。
これでいいのか…とかなり不安になるレベル。
一層目を塗り、2時間ほど乾燥させてから二層目。
二層目でかなり色が乗り始めます。
そしてハケしか用意してなかったことに若干の後悔…。やはりハケだとムラがえげつないです。
そんなこんなで塗り終えました、結構きれいです、遠目で見ると笑
しかし色がいいですね。
一層目は明るすぎるかな?と思いましたが、三層塗るとかなり落ち着いたグレー、そう、イタリアングレーに変貌しました。
全塗装その4|リアキャリア設置
塗装を終えたリアキャリアを元に戻します。
ボルトを4箇所締めておしまい。
おおおお
いい感じです。
取り付ける際に結構塗装が剥げてしまいました。
最後にタッチペンは必須ですね。
全塗装その5|サイドカウルをマスキング
続いてサイドカウルの塗装へ。
塗りの面積も多く、塗装してはいけない箇所の中心部にあるので、取り外してから塗装した方が良いに決まっているパーツ。
しかし年末の寒さからくる焦りと疲弊、だらけたい欲求に勝てるはずもなく、
「いやこれ、外すよりマスキングして塗った方が絶対きれいなるやん、絶対そうやん」
という謎の思い込みを信じ、マスキングでカバーをします。
絶対塗料を垂らしたくないエンジンやマフラー周りはマスキングではなく、いらなくなった布やバスタオルなどで完全に覆いました。
リアキャリアの時と同様、ミッチャクロンを塗り、乾燥、二度塗り、乾燥を経てグレー塗料の塗布。
塗料のかき混ぜが甘かったからかハケに水分が残りすぎていたからか、乾燥後に三枚目の画像のような黒いムラが浮かび上がってきました。
これはあれやな、ローラーの方がええやつやな。
自分しか見る機会はない場所ですが、シートを上げた時の中も塗ります。
ガソリンを入れるたび黄色がちらつくとストレスになりそうなのでここはきっちりと塗ります。
全塗装その6|フロントフェンダーの塗装
こちらもまずはマスキング。
タイヤは布などでカバーしてからミッチャクロン塗布、グレー塗装。
一層目。
かなり黄色が目立ちます。
ここからはハケを捨ててローラーに持ち替えました。
百均のものですが、塗りやすいしきれいに濡れます。
フェンダーはいまいち塗り易くはなかったですが。
細かいところは小さな筆を使って塗ります。
水性塗料なので匂いも少なく水で伸ばせられるのでかなり楽です。
水が多すぎるとすぐムラになるのでそこだけ注意します。
意外と細かく塗らないといけない箇所もあるので難しい。
全塗装その7|ライト周りのステー塗装
ここが一番苦戦しました。
こちらも取り外しなどハナから頭になく直塗装。
マスキングテープを貼るだけで結構な労力です。
裏側とかビス周りとかはほぼ諦めて見えるところだけ塗ろう、と自己完結しました。
ほぼローラーは使えないのでここは筆のみで。
平筆で地道に、裏側もいろんな角度から見ながら塗り忘れがないか確認して塗っていきます。
塗っても塗っても角度を変えると新しく綺麗な黄色が出てくるのでストレスが半端じゃなかったです。
ちょこちょこ手が滑ってライト周りについちゃったりしてますが、最後の最後にラッカーとかで落とすのでもう気にしません。
これで塗り終え。
一層ずつ3時間ほど起きながら塗り、3層塗り終えるとかなりムラはなくなり良い感じになります。
ハケのみだと何層塗ろうがムラが残ります(技術力のせいもあって)が、やはりローラーでコロコロしたところはかなりきれいです。
エアブラシなんてあったらさらに綺麗でしょうね。
全塗装その8|ローラーの力
ハケで塗って乾燥後に黒ムラが出たサイドカウル。
これをローラーで塗り仕上げると、
こう! ※撮った時間帯が違うので色味が違います
ローラーの力は偉大なのです。
この綺麗さは惚れ惚れします。
まとめ
これでクロスカブ JA10の全塗装は完了です。
フェンダーの内側は塗るのが大変すぎるのでまたの機会というか、これでもういいというかそんな感じで終わります。
かなり長期間の大変な作業になるかなと思って年末年始の休みを待ってから始めましたが、意外と年始はほぼ手直しくらいで年末には終わっていました。
リアキャリアは外さなければどうしようもないのですが、ほかはマスキングテープなどを駆使すればなんとかなりました。
一層目は心配になるくらいムラムラなのですが二層目から一気に次元が変わります。
今回購入した「友安製作所」の水性塗料Dippin’ Paintは塗り易く色もよくおすすめです!
バイクだと画像の分くらいしか減りません。
クロスカブ なら二台は平気で塗れそうです。
この記事を見て簡単そうだなと思った方は是非チャレンジして見てください!
くらしをあげる、kuranでした。
■色が変わると気分も上がる!■
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