厄除け・厄払いには日向大神宮へ|派手さはなくても美しい神社

厄除け・厄払いには日向大神宮へ|派手さはなくても美しい神社

去る2019年はとてつもない年でした。

令和元年が始まり、日本がおめでたいムードで良い年になりそうな気がしていたのも束の間で、大切な人の死や人生初の事故に遭い、パソコンが再起不能になるなど、とにかく怒涛の不幸が続き、これは厄払いをしなくてはいけない、と言うことで調べてみると、京都の「日向大神宮」が良さそうだったので行ってみました。

日向大神宮について

日向大神宮は京都市山科区の神明山にある神社で、「京の伊勢」とも称される由緒ある神社です。

住所:〒607-8491 京都市山科区日ノ岡一切経谷町29
電話:075 761 6639
メールアドレス:himukai@ypost.plala.or.jp
アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」下車 (1番出口) 徒歩15分
参拝時間:拝観自由(社務所受付は午前9時〜午後5時)
駐車場:有

日向大神宮へのアクセス方法

アクセス方法は車か電車+徒歩があります。

電車+徒歩の場合

徒歩でゆっくり歩いても15分から20分もあれば到着します。

地下鉄東西線「蹴上」で下車し、南禅寺へ続く「ねじりまんぼ」や「京都市動物園」とは逆方面へ(坂を登る)歩いていきます。

歩いて5分もしないうちに鳥居と石段が現れますが、途中飲み物などが買える様なところはないので、夏に行く場合は飲み物を持参していった方がいいです。

こちらから登っていきます。

道中にはとても綺麗な石畳の道で趣のある民家?が連なっています。

こちらを抜けると琵琶湖疎水の上に架かる橋があるのでそのまま直進します。

ゆるーい階段を登っていくと二手に分かれます。

これを右手に進むと細ーい道に。

山道ですが気持ちいい道で坂もキツくないので楽しみながら歩けます。

ちょっとした上り坂をしばらく行くことになりますが、途中にトイレがあるので急に子どもが「もれるー!」と言い出しても安心。

トイレはとても綺麗です。

木漏れ日も綺麗ですね。

お邪魔致しました。

 

続いて歩いて行くと物凄い坂道がありますが、これを超えるともう到着なので頑張りましょう。

ここの右から車の参拝客も来るので、子どもがいる場合は注意。

坂を登ると駐車場があります。

あまり広くはないですが、20台くらいは無理したら停められる感じです。

車の場合

車の場合はこの三条通から山科方面へ行く場合、地下鉄蹴上駅を通り過ぎてすぐの交差点を左折し、曲がってすぐに看板があるのでその通り進みます。

ここからやや道が細くなるので注意が必要です。

ぐんぐん進みます。

ほぼ一本道なので迷うことはありません。

ここで分かれ道。分かれ道の真ん中に小さく看板が出ています。

ここからすごく道が細くなるので気をつけましょう。対向車がいないかをしっかり確認していないで突っ込むと大変なことになります。

グーっと降ると開けた道に出ますが、徒歩の参拝者の方とここで出会うので、徐行中の徐行で行きましょう。

最後の坂を登ると駐車場です。

細い道もあるので大きい車では厳しいですが、小さい子どもがいたり身体に不自由のある方は車の方が断然楽に到着できるのでオススメです。

人混みを避けて参拝したい方向け

普段はガラガラ。

元旦に初詣に行きましたが、さすがに混んでいました。それでも車は停められるほどで参拝者も数十人ほどだったでしょうか。

伏見稲荷や近くの平安神社に比べると誰もいないようなものです。

人混みが嫌だと言う方にはちょうどいいです。ただ、出店などは一切ありませんので初詣といえば出店とお考えの方には物足りないかなと思います。

駐車場から階段を上り参拝

駐車場から階段を登る前に、階段横にある手水舎にて手水を使うことができます。

またここには赤い鳥居のある「神田稲荷大神」や「京都一周トレイル」「伊勢遥拝所」へ続く道があります。

時間のある方はこちらも散策するのも良さそうです。

手水が終われば階段を上り本殿へ行きましょう。

派手ではないが奥ゆかしく美しい神社

苔の生えた階段を登り鳥居をくぐると、ひやっとした風が吹き、神が住む場所という感覚が肌からひしひしと伝り、想像していたより開けた空間が広がります。

奥には美しい外観の外宮があります。

元旦と厄払いに二度行きましたが、元旦でなければこんなにガラガラ。というより誰もいませんでした。

でもしっかり管理されていて手入れの行き届いた本当に美しい神社です。

そこから小さな池を越え階段を登るとお賽銭箱が設置されています。

こちらが内宮ですね。

ここで参拝。

登っていいかわかりませんが、子どもが乗るとちょうどいい高さになる台があります。登っていいかは知りませんが。

厄払いにさらにその先へ

厄払いにはそこからさらに山を登ります。

結構登るかなと思ったのですが、ほんの数分で着きますのでご安心を。

ゆるい坂道を進むと「天の岩戸」と呼ばれる場所に着きます。

ここをくぐると厄を払うことができると言うことなので、くぐって通ります。

洞窟というほど長い距離があるわけではないので閉所が嫌いな方でも大丈夫。

岩戸をくぐり出口を出る時、身体からべろんと何かよくわからない何かが剥がれたような感覚がありました。もちろんそんな気がしただけなんでしょうが、とても清々しい気持ちになりました。

社務所にてお守りも

厄除けのお守りを買いました。

こちらも派手さはないですがなんというかご利益のありそうな感じです。一昔前のガムっぽいですね。

御朱印もこちらで頂けます。

 

元旦にはおみくじもさせていただきました。

「小吉」

うん、いい年になりそうだ。

おみくじはこちらにくくりつけられます。

かわいい形ですね。

まとめ

厄年でもないので厄が続いたのでお世話になりました。もちろん偶然だとは思いますが、こちらで天岩戸をくぐり厄除け守りを揃えたらピタッと災いはなくなりました。

元旦にもお礼を込め参拝に行きましたが、人混みもなく空気も綺麗なのでこれから毎年参拝しようかなと思います。

とても美しい神社。

道なりのロケーションもいいので気持ちを一新したい!という方は是非参拝したみてください。

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎天の岩戸には何かが住んでいるのです◼︎