iMacのメモリを8GBから24GBに増設|方法は意外と簡単

iMacのメモリを8GBから24GBに増設|方法は意外と簡単

iMacが突然動かなくなり、始動するも画面が真っ白になり画面中央に駐車禁止マークのようなものが出てきて立ち上がらない。

どうも「カーネルパニック」というものらしく、あの手この手を使って立ち上げようとしましたが立ち上がらず、最終手段のOS再インストールを試みるもあえなく失敗し、仕方なく修理に出しましたが、見積もりが70000円ほどになってしまうと言われ、いよいよ断念。

ちーん。

せめてもと、メモリを取り出してもう一台あるiMacに増設したので、備忘録として取り外しと取り付けを写真付きで記録しておきます。

メモリの場所

カーネルパニックを起こしたiMac(27-inch, Mid 2011)。

メモリは背面から取り外すとなんとなく知っていたので探してみると、

えーと背面の…、

確かここら辺に…、

あれ?ない。

ん?どこだ、もしかして取り外せないモデルなのか?

と思っていたら、

あ、

ありました。

底の部分にそれらしきネジが3箇所止められています。

これがメモリの隠されている場所になります。

メモリの取り外し

取り外しの前に、パソコンをシャットダウンし約10分間置いておきます。これは内部コンポーネントの熱を下げておくための冷却時間になります。

その後、すべてのUSB接続を取り外し、電源ケーブルも取り外してから作業開始です。

ネジ穴が3箇所あるので、ドライバーで回すことができます。

ネジ穴の溝がかなり浅いので、ドライバーも尖っていないものの方が外しやすいです。なんならマイナスドライバーの方が開けやすいかも知れません。

3箇所のネジを外すと簡単にパカっ

すると左右に薄いプラスチックの黒い帯があるので、これをベロっとします。

するとメモリらしきものが4枚差さっているのが確認できるので、ベロをゆっくりと力を込めて引くと、グッとちょっとだけ出てきました。

ほんとにちょっとだけです、2mmくらい。

ちょっと出てきたら指で挟んでそーっと引き抜きます。

この時、金色の部分にはなるべく触れない方がいいようです。指の脂がついてしまうと動作に不具合が出るとか出ないとか。

4GBが二枚、8GBが二枚。

4枚取り外したら、次は新しいiMacへ、取り付けます。

増設するiMacへ

こちらも同じようにメモリの蓋を開け、ベロを出してメモリを取り出します。

メモリを取り出す際ですが、パソコンを寝かした方が作業が楽でした。いまさらながら。

プチプチか何かを敷いて、

そーっと画面を伏せて寝かせます。

割と重いのでそーっとやるには力が必要。

寝かせた方が写真も撮りやすいですね。

これがちょっと引き抜いた時のもの、ほんのちょっぴりだけ手前に出てきます。

こちらのメモリは、2GBが4枚で8GBでした。8GBでは、IllustratorやPhotoshopなどの作業をスムーズにするのはなかなか厳しいので増設は必須です。

カーネルパニックを起こしたパソコンから取り出したメモリを、まだ現役のiMacへ取り付けて、起動します。

無事、メモリの増設ができました。

これでストレスなく作業することができる、はず。

その後起動して確認。

拍子抜けなほどあっさりアップグレードできていました。

iMacの仕様によってメモリ格納場所が違う

今回のメモリ取り出し&取り付け手順は以下のiMacモデルになります。

• iMac (27-inch, Mid 2011)

• iMac (21.5-inch, Mid 2011)

• iMac (27-inch, Mid 2010)

• iMac (21.5-inch, Mid 2010)

• iMac (27-inch, Late 2009)

• iMac (21.5-inch, Late 2009)

 

新しいモデルは、また場所が違うのでご注意を。

こちらの知識が入ってきていた様です。

• iMac (Retina 5K, 27-inch, 2019) 及び

• iMac (Retina 5K, 27-inch, Mid 2015)

• iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014)

• iMac (27-inch, Late 2013)

• iMac (27-inch, Late 2012)

など。

まとめ

iMacのメモリ増設はもっと複雑なのかなと思っていましたが、やってみればとっても簡単でした。

メモリ不足で思うようにパソコンが動かない、ストレスが多いという方はチャレンジしてみてください。

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎意外と簡単メモリ増設◼︎