ビカクシダリドレイの胞子培養|簡単・安価に楽しみながらチャレンジ
- 2022.04.30
- くらしの観葉植物
ビカクシダのリドレイ。
ずっと憧れの種類、何が魅力ってあの貯水葉のムキムキ感。
でも株で購入しようとするとなかなかのお値段がします。
昔に比べるとビカクシダの流通も多くなり今やホームセンターでもビフルカツムだけでなく多くの種類が販売されるようになりました。
ですがまだまだ株を見かける機会もなく、見つけても高価で手が出ない。
そんなリドレイの胞子を培養してうまく育つといいな、と言う記事を書いていきたいと思います。
用意したもの
▶︎リドレイの胞子
ヤフオクやメルカリ、ラクマなどのフリマアプリやサイトで1000円以内で手に入れることができます。
胞子はたくさんあり、リドレイだけでなくグランデや マダガスカリエンセなども出品されていることもあります。
▶︎ジフィーセブン
水でふやかすと数倍に膨れ上がる培養土です。
野菜やハーブの苗、さし芽にちょうどいいもの。
▶︎カップ
百均で売られていたものフードパック。
タッパーやトレーなどでもいいと思いますが蓋ができるものを選びましょう。
▶︎トレー
培養土をふやかすようです。
こちらもなんでも良いです。
▶︎綿棒
胞子をジフィーセブンに擦り付ける用の綿棒。
一本でいいです。
まずは消毒から
カップとトレーを熱消毒しておきます。
手はアルコールで消毒し、カップはお湯を入れて軽くゆすいでおきます。トレーはお湯を5ミリくらい溜まるように張ります。
お湯を張ったトレーにジフィーセブンを入れてこちらも消毒します。
しばらくするとすぐに膨張してきます。
このまま1時間くらい置いて熱を冷まします。
胞子を乾燥させる
次に購入した胞子を乾燥させます。
こまかーいので飛んでいかないよう風などが発生しない場所で。
本当に細かい粉のようなもの。
我が家のビカクシダたちはでかくなる一方でまだ胞子はつけたことがありません。
それもまた楽しみに待ちたいと思います。
ジフィーセブンをカップへ移す
熱湯消毒をしたジフィーセブン。
熱湯はすぐ冷め、1時間後にはこのようにもりもりの状態になりました。
すごいな、ポイポイカプセルみたい。
これをカップへ移します。
カップの高さが微妙に足りなかったので、少し押しつぶして蓋ができるようにしました。
ジフィーセブンの足元には水を入れておきます。
乾燥しないように継ぎ足す感じですね。
胞子をジフィーセブンに擦り付ける
では胞子をジフィーセブンへ擦り付けていきます。
綿棒で少し撫でると胞子がついてくるのでそのまま擦り付けます。
すりすり。
もうどこに擦り付けたか、ちゃんと乗っているのかよくわかりませんが、多分全体的に満遍なく擦り付けることができたと思います。
蓋をして完成。
あとは置き場所です。
日光が必須ですので、明るいところ、照明が長時間当たるところを探します。
あと温度も重要で、20度以下になりにくいところを探します。
置き場所はここしかない
と言うことですぐここしかないやろと言う場所を見つけました。
そう、アクアリウム。
アクアスカイのおかげで生え散らかした苔たちが元気に育つこのアクアテラリウム水槽。
ここしかないやろ。
アクアスカイはLEDでかなりの光量があります。
水も常に循環してるので、カップに穴を開けて水を流すようにしようかと思いましたが、雑菌や胞子が流れるのが怖くてやめておきました。
置きます。
…うーん。
これはないか。
百均のカゴに移してフックで水槽に引っ掛けて浮かし、アクアスカイにより近づくようにしました。
これで作業はおしまいです。
まとめ
ビカクシダの胞子培養手順はとてもシンプルです。
胞子が手に入るなら、ぜひチャレンジしてもらいたい。
ジフィーセブンは、ミズゴケでも代用可能、あるいは百均にも似たような商品がありますのでそちらでも可能かもしれません。
ここから早くて1ヶ月ほどで変化が出てくるはずなので、それを待つこととします。
【追記】が書けるように願います。
もしいつまで経ってもこの記事に変化がなければ、それはそうゆうことだとお考えください。
このチャレンジ記事が誰かのお役に立ちますように!
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎あぁ、あこがれのリドレイ培養◼︎
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