こどもの学習机をDIY|ふたりで使える左右対称長机〜完成編〜
- 2022.03.12
- くらしのDIY
上の子が間もなく小学生になるので、今まではダイニングの机でしていたお絵描きなどが自分専用の机でできるよう学習机をDIYしてみました。
将来2人で使えるように長机を製作、この記事では机の細かな備品の製作ー完成編を記事にしていきたいと思います。
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子どもの学習机をDIY|ふたりで使える左右対称長机〜机製作編〜
以前はここまで製作していました。
これから机の上に色々作っていきたいと思います。
天板の間に鉛筆たてを作る
天板は突板で大きい物を作れなかったので、900×600mmを二つ作って、パイン集成材に乗せています。
なのでその二つを繋いだ天板には、上の画像のように溝ができているので、これを隠すためにも機能的にも鉛筆たてを作ろうと思います。
鉛筆たてはベニヤで作ります。
本当は100均の鉛筆たてを数個繋げて作るつもりでしたが、どうもピッタリくるものがなく、仕方なしで自分で作ることにしました。
まずは厚みが4mmあるベニヤを2つ重ねて木工用ボンドでくっつけたものに、50mmのサークルソーで穴を開けていきます。
これは同じものを二つ用意。
こんな感じでできました。
バリがないように切るには、このベニヤ以外に上下に薄いいらないベニヤをさらに重ねて切ると、バリが出ることなく綺麗に切ることができます。
底板に使うものと、側面に使う木材も用意して、サイズはそれぞれ底板は穴を開けたものと同じサイズに、側面は好きな高さに切ります。
卓上ノコギリでカット。
底板は穴を開けたベニヤよりもさらに長くなるように(机の奥行きと同じくらい)に切りました。
全て、ヤスリをかけます。
電動だと削り過ぎてしまうので紙やすりで優しく削っていきます。
ここは丁寧に。
削れたら底板と穴を空けた2つのうちの1つと、木工用ボンドで引っ付けます。
底板がしっかり引っ付いたら、側に分厚いベニヤを取り付けてこのような形にします。
底板のベニヤの長さのあまりの分を、また新しくベニヤを切って、仕切りのある鉛筆たてを追加していきます。
ここも4mmベニヤを組み合わせて作ります。
側は同じように4mmを合わせて8mmの板を作り、枠を組みます。
長さを合わせてカッターナイフでカット。
4mmベニヤは3回ほど切りこみを入れると綺麗に切ることができます。
枠を組んだらこんな感じです。
ビスは打てないので全て木工用ボンドで付けていきます。
中の仕切り板は4mmで作りました。
出来たらこれもまた全体をならすために紙ヤスリでゴシゴシします。
ヤスリがけができて、粉をすべて拭き取れたら次は着色をしていきます。
これも机と同じようにメープルとオークで。
色付けができたら乾燥させて、
二度塗り+ウレタンニスを上塗りして乾燥させます。
乾燥できたら机の中央に配置。
2人分なので大きめ、天板の端から端まである長さで製作しました。
最後にブロンズカラーのビスで天板に引っ付けて完成です。
ブロンズカラーならパっと見ではほぼビスがわからないのでいい感じに馴染んでくれます。
机の上の棚作り
棚のデザインも悩んだんですが、ダイソーでいいものを見つけたので組み込みたいと思います。
それがこの有孔ボード。
有孔ボードってホームセンターでも売ってるんですが、なかなかの大きさでしかもそれに比例した金額なのですが、このダイソーの有孔ボードはサイズも丁度良く、値段も100円ではないですがお安い!
しかも木目がなんかいい感じ。
てことで迷わず購入、ついでに有孔ボードの穴を利用した様々なグッズも売られていたのでとにかく買いまくりました。
この有孔ボードにまずは端材で前後に枠を作ります。
枠はボンドで固定、表と裏両面に取り付けます。
これも同じように端材で枠を組み後ろだけ取り付けます。
有孔ボードのもの2つ、浮造りの板、柱になる2×4をふたつ、これで棚の素材は揃いました。
着色はウォルナットのステインで。
有孔ボードの表面の枠と柱だけ着色。
裏側は見えないので色は塗りません。
あと有孔ボードもちょっと色をつけようかと思ったのですが、表面にコーティング加工がしてあり、ステインやニスは色がのりませんでした。
まぁそのままで可愛いので着色は無理にはしませんでした。
浮造りの方はメープルニスで着色。
ボコボコがより浮き出て綺麗。
ここは画鋲などでメモを貼り付けるスペースにしたいな。
次はこの三枚の板をビスで繋げます。
後ろに取り付けた枠の木材同士で繋げます。
前からは見えません。
この三つの板をつないだら、2×4の柱で天板の奥の壁側に設置、アングルで固定します。
後ろ側から止めます。見えないところなのでまぁ無骨ですが強度があればそれでよし。
奥の棚壁が完成しました。
で、この有孔ボードに買った素材たち。
これらを適当に取り付けていきます。
穴に挿すだけなので好きな時に簡単にいじれるのがいい。
こんな感じ。
その上に、また下図のように板を乗せて棚にしていきます。
板はホームセンターで見つけた杉板、木目が綺麗なもの(好きな木目のもの)を選んで購入。
これをまたメープルとオークのニスで着色してビスで固定して完成。
棚を作りつつ画鋲などで物を留めておける壁ができました。
まだ途中なのに、我慢できない子供がどんどん物を置いていきました。
邪魔ですよ。
棚とライト、椅子も追加して完成
まだまだ収納が足りないので、壁枠を利用して棚板を作りたいと思います。
板はホームセンターによくある合板から切り出した板を、2枚重ねて木工用ボンドで付けて厚みを出したもの。
そこにセリアの棚用アングルを下から2つ、上から2つ、計4つのアングルで支えます。
上のアングルは支える目的と、ブックエンドの代わりにもなるようにしています。
本とかを集めたり教科書を置いたり?と子供の自由にできる棚です。
椅子も購入しました、さすがに作るのは大変すぎるので…。
これもいろいろ見て回りましたが、値段的なこととどうせ子供用だし汚れるだろうなと思い、その条件を満たしたニトリの椅子に決定。
しっかりした作りでキャスター付き。
値段も一万円を切りお手頃です。
仕上げにIKEAで購入したライトなどをつけて机作りはこれで完了です。
奥行きもあり広々使える学習机、完成です。
これからまたカスタムしていくとは思いますがとりあえずこれで終了。
疲れたー!
このライト安いけど可愛いし機能的で良き。
机に敷くデスクマットも追加購入
机に敷くデスクマット、以前から使っているものこの机には小さく、もうすでに落書きだらけでボロボロなので新しく新調することにしました。
デスクマットは結構なお値段がするのですが、ホームセンターに売っているテーブルクロスならお安く買えるわよオホホということで早速探しに行ってきました。
ホームセンターに入り、テーブルクロスがありそうなカーテンとか家具コーナーに行ったらすぐ見つかりました。
種類も豊富にありましたが、1.5mm以上の厚手のものが良かったので、迷わず購入。
幅は900mmの切り売りだったので、二人分で1Mを購入、3000円ちょっと。
お安いな!
ではあとは机のサイズに合わせてカット。
定規とカッターで簡単に切れます。
切り損じないように慎重に…。
切れたら机に敷いてみましょう。
おー!
なんか学習机っぽい!
せっかくの突き板の天板が台無しだけどデスクマットは絶対要るよね!
仕方ない!
あとはここに、
学校からもらうスケジュールのプリントとか大事なやつを挟んでおけば忘れたり無くしたりしないよね!
しかしホームセンターのなんて優秀なこと。
まとめ
これで全ての工程が終わりました。
ほんと疲れた…。
でも学習机を二人分、新品で購入するよりもかなり安く作れましたし、何より唯一無二の机になりました。
子供も苦労して作っているのをずっと見ていたので、きっと大事に使ってくれる…はず!
手を抜くところは手を抜いて、こだわるところはこだわって。
世界に一つだけ、我が子のためだけの机作り。小学生になるお祝いとして作ってあげてみてはいかがでしょうか?
親は身も心もズタボロになりますが笑
過去編はこちら▼
子どもの学習机をDIY|ふたりで使える左右対称長机〜壁面製作編〜
子どもの学習机をDIY|ふたりで使える左右対称長机〜机製作編〜
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■学習机三部作の完結編でした■
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