丸穴あけ加工DIY|暮らしに役立つオリジナルアイテムを作る
- 2018.07.12
- くらしのDIY
丸穴あけ加工ができると、DIYの幅が広がります。
ノコギリや電鋸などで木材を加工しているとだんだんやりたくなってくる丸穴加工。穴を開けることができれば、家具作りや配線隠しなどいろんな用途で使えるのでDIYの強い味方になってくれます。
ビスの下穴などの細い穴であればドリルビスで十分ですが、大きめの穴を開けたい時はそうはいきませんね。今回はkuranのような初心者でも使いやすい穴あけ加工用のアイテムを紹介します。
穴あけ加工にオススメのアイテム
穴あけをするビットアイテムはたくさんあります。理想は少しづつサイズが違うドリルビスをズラーッと揃えるべきなのですが、1本1本も決して安いものではなくそれなりの金額になってしまいます。頻繁に使うものでもないし、簡単に大きめの穴を開けられる様なアイテムが欲しかったので、探していたらちょうどいいのを見つけました。
それが「木工用ホールソー」です。
木工用ホールソーは、一つのビットで、25/32/38/45/50/58/64mmのサイズの穴あけをすることができます。通常のドリルビットでこのサイズを空けようと思うと相当な金額いっちゃいますが、これはワンコインで購入できます。もちろん耐久性には難ありなのであまり硬い木や厚い木は貫通できませんが、薄い木材であればこれで十分綺麗に開けることができます。
ホールソーの使い方
使い方は簡単です。
穴を開けたい木材を用意。
穴あけ加工をする時は、「バリ」が出ない様に裏側にいらない端材を敷いて加工しましょう。穴を空ける場所が決まったらホールソーをセットします。
ホールソーはこの様なパッケージです。
刃の部分はこの様になっていて、たくさんの刃が収納されています。
この中から空けたいサイズの刃を選び、それ以外の刃は取り除いておきます。
こんな感じです。
刃は切れ目の部分に引っかけてあるだけなので簡単に取ることができます。取る時はちょっと刃先で指が痛いので手袋などをつけておく方が安心です。
ドライバーにセットします。
ビットの先に細いドリルが付いているので、その中心と空けたい場所の中心を合わせてドリル開始。細いドリルが進んでいくと、ホールドリルが寄ってきて木材に穴を開けていきます。
穴は端材にしっかりホールドリル部分が入るまで空け切ります。中途半端にしてしまうとバリがたくさん出てやすりがけが大変になってしまうので、空け切ることを意識しましょう。
多少バリは出てしまいますが、軽くやすりがけをして完成です。
このように綺麗に穴を空けることができます。
穴あけ加工を応用して調味料入れに
これを応用すれば、
こんな形にもできます。
これは穴あけが楽しくなって作ったものですが、割と実用的なので長く使っています。
調味料入れになりました。
ちなみにこの板材は100均一のものを組み合わせただけ。300円で出来ました。あ、オイルステインは別で塗っています。
他にも、
同じ様に穴を開けて腕時計掛けにもしています。
出かける前にパッと取れてパッと戻せるのでとても便利です。時計の針はあっちゃこっちゃ指していますが、多数決でおそらくこの写真を撮った時間は「14:06」だとわかります。
まとめ
とても簡単にいろんなサイズの穴あけができて、しかも安いのでオススメの穴あけビットです。
ただ大きな穴あけをするにはそこそこのパワーのあるドライバーがないと厳しいので、充電式のものよりコード付きのものでやった方がいいと思います。柔らかくて1cm以下の厚みの木材であればコードレスドライバーでも十分いけるかとは思いますが。
穴あけ加工は色んな部分に使うことができるので、ひとつ持っておくと便利ですよー。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎穴を空けた時の感触気持ちいい◼︎
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