#6 夢なら良かったのに現実だった話と化粧砂で道をつくる話
- 2020.05.25
- くらしのアクアリウム
30cm水草水槽をレイアウトしたい|過去ブログから整理編#6
ネイチャーな水草水槽をレイアウトする過去編の#6。
今回は夢でみた現実と道をつくるはなしです。
夢でみた現実
理想の水槽になった
最近の水槽は、上の写真を見てもらえたらわかるように、
油膜はなく、キラキラに輝く水面、エサを今か今かと待ち構えるバタフライフィッシュ。
ミゾレヌマエビは元気に苔をツマツマ、オトシンクルスはこれまた苔をはむはむ。
サザエイシマキガイは新たな苔を求めて這いずり回り、浮草も涼しげにプカプカ。
買ったばかりのブリクサも順調に馴染み、一面を覆い尽くすほどの絨毯になったパールグラス。
他の水草たちも気泡をぼこぼこつけ輝いている。
夢だった
完全に夢でした、写真は先日お邪魔したときに撮らせてもらったBONOさんの美しい水槽でした。
夢と気づいたのは最後の文らへん。
CO2添加してないのに気泡なんかつくかいっ!と目が覚めた。
流れがないため油膜問題は拭えず、暑さにうだりあまり動こうとしない生体たち。
さぼるオトシン、脱走するイシマキガイ。
ルドウィジア・セディオイデスは開いてる上に溶け始め、水草たちは気泡を出すどころか、二週にわたるリセットのおかげかこれまたバンバン溶け始めている。
大好きなクリプトコリネ・ウェンティトロピカはどこに植えたかわからなくなるくらい消失。
買ったばかりのブリクサも順調に溶け始め、浮いたり枯れたり溶けたりと自由奔放なパールグラス。
という夢を見た、ならいいのに…。
それでも元気な水草
でも、リセット・レイアウト変更をして一週間。
CO2のないこの過酷な状況で元気な水草もいるにはいる。
丈夫の代名詞アヌビアスナナとタイガーロータス。
タイ二ムファは溶けているのにタイガーロータスはすこぶる元気。
実は丈夫だったのか。なんか意外。
溶けるのは水質が合わないせいだけなのだろか、またこの水質にあった葉が出てくれたら問題なし。
でもやっぱりCO2が必要ですね、欲しい…。
自然界にはあんな大袈裟な装置なんてないのになぜ水草は育つのでしょう?
自然界の水には二酸化炭素がきっちり含まれているんでしょうか、生体の供給分でうまい事バランスが取れてるってことなのでしょうか。
よし、ならCO2を入れる前に生体を増やして様子をみよう。
セーフかアウトか
生体導入には30cmの主であるこの子の判断が欠かせません。
ミクロラスボラ・ハナビとか、温和なゴビー系あたりを考えてるんですが、混泳、セーフですか?アウトですか?
(セーフ!)
このドラえもんにじゃんけんを挑みパーで勝つような手法で許可を得ました。
これからどうなっていくのか、心配と不安で毎日7時間しか眠れません。
道をつくる
wasabiさんに必要なものを調達
大雨の中、開店早々のwasabiさんにてまたまた買い出し。
小さな石多数と化粧砂、ジョイントグラス。
化粧砂は初めて使用するので楽しみです。
クリプトコリネ・ウェンティブラウン、ロタラインディカ。
クリプトもロタラも大好きな水草です。色味とフォルムどちらも完璧、素敵。
さっそく石組み変更
今の石組みでは石不足のため、石を積み上げてもう少し奥行きを強調したい。
このちょっとわかりにくい奥へ続くトンネルを道にしたい。
ちょちょっと石組みを再レイアウト。
こうなりました。無駄なパールグラスを取り除き石を付け足しました。
写真ではわかりにくいですが、だいぶ奥行きがでました。
新しく迎えた生体たち
そしてうちの主バタフライさんから許可を得た新しい生体も追加。
ミクロラスボラ・ハナビ(うまく撮れません)。
体に入る金色のドット模様と鮮やかなオレンジ色が特徴。
それと前から気になっていた、
バジス・バジス
wasabiさんの新情報によるとこの子達もカワコザラガイを食べるようです。
お試しで二匹、オスとメスで入れてみました。色がついているのはオス?なのかよく追いかけ回しています。
カップル成立ならそれも面白いのですがどうなんでしょう。
バタフライフィッシュとは生活圏も違うためお互い無干渉(やや新入りの魚達が距離をとっている。)のようでとりあえず安心。このまま何事もなければいいですが。
化粧砂で仕上げ作業
さらにずっとやってみたかった化粧砂で道をつくること。
この作業が今までで一番楽しかったです。
どうですか?
どうでしょう?
自分ではかなりうまく出来ました。
奥行き、出てます。なんだかぽくなってきました。
パールグラスが思うように地面を這ってくれず溶けて伸びてだったので、頂き物のグロッソを追加しました。結局、前景草の権化グロッソに甘んじます。グロッソかわいい。
後先考えず砂を追加しましたが、よくよく調べてみると、ソイルと化粧砂の間にはなにかネットのような物をかますのが常識のようですね…。
もう二度と変更できません。
小さい魚達も増えて水槽の雰囲気もガラッと変わりました。
ハナビもバジスもかわいいです。
まとめ
▶︎理想的なBONOさんの水景を夢にみてからの現実水槽はきつい
▶︎バラフライフィッシュは常にセーフ
▶︎クリプト・ロタラ中毒
▶︎化粧砂で道をつくる作業楽しい
リセットから癒しよりもストレスの方が多かったアクアリウムですが化粧砂は綺麗で癒されました。
過去ブログ編は#7に続きます。
くらしをあげる、kuranでした。
■道をつくると奥行きが一気に出る■
-
前の記事
#5 求めるネイチャーアクアは屋久島に詰まっているはなし 2020.05.24
-
次の記事
#7 水草水槽に近づくため身近なもので発酵式二酸化炭素を作る 2020.05.26
コメントを書く