エーハイムクラシックフィルターが正常に動作しないので直してみた
- 2023.04.24
- くらしのアクアリウム
子どもが生まれてからずっとほったらかしていたアクアリウム。
久々に引っ張り出した我が家のエーハイムクラシックフィルター2211、水槽をセッティングしてフィルターもセットしていざ水作り!
…と思ったら呼水をしても水が上がってこない。
ガラガラ音もする。これは、故障…?
パワーが上がらないエーハイムクラシックフィルター。
まずは説明書を熟読
何せひさびさのアクア、エーハイムフィルターの正しいセッティングなんて忘却の彼方です。
まずは説明書を読む、これが基本ですね。
…うーん、特に間違ってはいませんでした。
ホースが長いかな?とも思いましたがどうも違いそう?
呼水を何度か試しましたが、水が上がる気配はなし。
しーーん。
ホースの汚れの確認
昔何度かあった、ホースの汚れによる不具合。
緑のホース内には思ってる以上にゴミが溜まり、それが想定以上に水圧を下げる原因になります。
ホースの汚れ取りにはこーいったクリーナーが1つあるとめちゃ便利。
しかし我が家のホースはピカピカ、なにせ何事も片付ける前には徹底的に綺麗にするのが日課です。
では他の原因を探ります。
フィルター内部の確認
さて、いよいよフィルター内部の原因が濃厚になってきたので、まずはフィルター内の確認をしていきます。
フィルター内は、下から粗めのフィルターパッド→サブストラットプロ→細かいフィルターパッド→活性炭の順で詰め込んでいます。
このフィルター内部でよくある詰まりの原因はやはりフィルターパッドの詰まり。
ここも数ヶ月何もしていないと本当にヘドロのようなものがへばりついて濾過能力が半減してしまいます。
水面がトロントロンになり生体も酸欠になり見た目にも悪い油膜も出やすくなるので、定期的にメンテナンスが必要なのですが、前述の通りまだ稼働させて初日のピカピカです、
これが原因ではなさそう。
あとフィルター内にろ材をパンパンに詰め込むのも良くないようです。
やりがちですけど。
フィルターのヘッド部分のみを水につけて運転してみます。
これで水が出ないということは原因はまさしくこの部分。
はじめからやれ、という感じですがここでやっと気付いたのです、仕方ないですね。
やはり原因はインペラーか
そう、まぁもう実は回し出して水圧が低い時から一発目に頭に浮かんでました。
それがインペラー。
でもそれが原因なら今すぐには直せないので、祈るような思いで他の原因を探っていただけ。
でも他にはやはり異常はなく、原因はやはりインペラーとスピンドルの劣化です。
インペラーはフィルターヘッド内にあるこのプロペラのようなやつ。スピンドルはその中に差し込んである両側にゴムがついた棒のこと。
これを軸にインペラーがクルクル回り、水流を作り出して水槽内に水を排出してくれます。
いわば心臓のようなもの、ですが消耗品でもあるので数年使用してて水流が落ちてきたらまぁまずこのインペラーかスピンドルが原因と思ってよさそうです。
開けてみて案の定、インペラーがボロボロのスピンドルに至っては三節棍になっていました。
ガラガラ音はこれが原因ですね、そりゃ水上がらんわ。
思い立ったらすぐ直したい
これがまた探すのが大変。エーハイムを取り扱うお店って意外と少ないものです。
近くに大きな熱帯魚ショップはないので、ペットコーナーのあるホームセンターに片っ端から電話。
応対していただいた数軒は、エーハイムという言葉すら知らないご様子だったので諦め。
専門店も比較的近いところに連絡しましたが見つからず。
少し遠いですが大型のホームセンターに連絡してみると、見つかりましたインペラーとスピンドル。
伺ったのは滋賀県の草津市にあるディオワールドのアクアコーナー、ここは行ったことがなかったのですが、ホームセンターとは別棟にペット専門の2号館?があり、規模もなかなかなもの。
アクアコーナーも広く、生体もたくさん、しかも海水まであります。
アクア用品もすごい数、関西のあらゆるアクアショップに足を運んできましたが、今までで一番の規模でした。
ホームセンター、侮れん…!
そして店員さんの知識の深さにも驚き。
てかブセがホームセンターに売ってるのも衝撃でした、安いし。
生体は安くも高くもない感じです、少し高いかも?
てことで行ったことない方はぜひ一度、エイスクエア内のディオワールド草津店2号館をのぞいてみてほしいー!
本館には植物もたくさんです。
また近くに来た時は寄りたいなと思いましたー。
わたし、待つわ。という方はネットで買えば右往左往しなくていいですね。
インペラーとスピンドルの交換
では持ち帰ったインペラーの交換です。
キラキラのインペラー、折れてないスピンドル、最高です。
これを、
ここへいれて、
内蓋をはめて、
あ、ゴム忘れずに、
蓋をして、
いざ運転!
ジョボジョボジョボー!
すばらしー!
うおー
ちゃんと水槽内まで出てるー!
しっかりと直りました、まだまだ現役で頑張ってくれそうで安心です、よかったよかった!
インペラーはやはり消耗品ですね。
でも本体はまだまだ元気でさすがエーハイム!
まとめ
エーハイムのクラシックフィルターは、多分今でもとてもポピュラーでお店でも使われていることが多い製品ですね。
大切に使えば簡単には壊れないと思うので、本格的にアクアリウムをしたいなら買って損はないと思います、個人的に見た目もスタイリッシュでかっこいいと思うので。
ただ、今回のように水が上がってこないなどの不具合があるときは、ホース内の汚れ、フィルター内の汚れを確認し、長く使っているもの(3年以上〜)ならインペラーやスピンドルの劣化を疑いましょう。
インペラーだけでもそこそこなお値段してしまいますが、また元気に復活できると思うので買わない手はありません。
フィルターも直ったのでこのまま生体を入れずにしばらく水を回してバクテリアが住み着くのを待ちます。
エーハイムクラシックフィルターに不具合が出た時の参考になると幸いですー。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎簡単に直ってよかった◼︎
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