はじめてのヘアドネーションと手順|小学生の娘に髪を切らせる手段にも

はじめてのヘアドネーションと手順|小学生の娘に髪を切らせる手段にも

小学生の娘は、3歳ごろから髪を切ることを拒否しだし、もう腰まで届くような長さになっています。

髪の長さに依存して欲しくはないなと思い、なんとか切ってもらおうと話しても「絶対切らない」の一点張り。

そんな時にふとヘアドネーションの話をしてみると「だれかが喜ぶならやってみようかな」と鉄壁だった牙城が崩れたので、「どこかの誰かの笑顔のために」をスローガンに髪を切りはじめてのヘアドネーションを行ってみたので記事にして見たいと思います。

ヘアドネーションとは

そもそもヘアドネーションとはなんでしょうか。

ヘアドネーションは、頭髪に悩みを持つ18歳以下の子どもたちに、寄付された髪の毛だけを使って製作した医療用ウィッグを無償提供する活動のこと。

今回応募したのはJapan Hair Donation & Charity(JHD&C・通称ジャーダック)という特定非営利活動法人。

公式ホームページはこちら▶︎https://www.jhdac.org/

脱毛症や無毛症、乏毛症などの疾病や外傷、または小児ガンなどの治療に伴う薬の副作用によって頭髪に悩みを抱えていら子供達に、自分の髪の毛を寄付することで助けてあげよう、というのがヘアドネーション。

髪の毛を寄付すると誰がどうなるのか、ということを親子で話しながら考えることで、子供の学びにもなり、髪の毛を切ろう、という動機にもつながります(少なくとも我が子は長年切ることができなかった髪の毛をこの応募をきっかけにスパッと切ることができました。)

理由はどうであれ、髪を切り寄付をして喜んでくれる人がいる、ということを納得させて応募することに意味があると思います。

ヘアドネーションのやり方

ヘアドネーションは誰でも簡単にできます。

ただ条件がひとつだけあり、それは髪の長さが31センチ以上あること。

髪の長さでそれぞれ寄付した後の扱いに違いがあり、

31cmはショートウィッグ
40cmはボブウィッグ
50cmはロングウィッグ
60cmはスーパーロングウィッグ

というように使われるそうです。

8歳の娘は5年ほど切らずに伸ばし、切った後はボブくらいにはしたいということだったので、1番短いショートウィッグの31センチ以上を目指し応募しました。

切りたいと言ったタイミングですでに31センチ以上あったので話はトントン進みました。

あとは髪を切り、応募して完了です。

ヘアドネーションをする際の注意点

ヘアドネーションをする髪の毛は、ほとんどの場合どんな髪でも問題ないようですが、いくつか注意点はあるので記載しておきます。

▶︎長さは31センチ以上〜

▶︎カット前はシャンプーなどをせず、髪も濡らさない

▶︎カットする前の日なども無理にコンディショナーなど化学処理をせずに、自然に近い状態にする

▶︎国籍や年齢、髪色や髪質(白髪など)も問題なく応募できる

という注意点はあるので、心に留めておきましょう。

寄付するものなので、つい綺麗な状態にしようとトリートメントなどしたくなりますが、逆に手間が増えてしまうそうです。

知りませんでしたー。

応募方法1|髪を切る

31センチ以上あるなら髪を切ります。

自分で切っても、お店に説明してカットしても大丈夫です。

髪の長さを測り、31センチ以下にならないようにします。

シャンプーはヘアドネーションに必要な髪を切ってからにします、慣れているとカビなどの原因になってしまうため、必ず乾燥した状態でカット、保管します。

切る時は写真のように何本かにゴムで分けて切った方が綺麗に切れると思います。

髪をゴムでまとめ、その1センチほど上をカットする感じで切っていきます。

いざ、断髪!

本人は案外喜んで切ってもらっていました。

家でやるのもいいですが、お店の方が後戻りできない特別感があって、より覚悟も決めやすいかもしれません。

切った後はさっぱり!

ショートヘアーの娘を5年ぶりに見ましたw

応募方法2|髪をまとめる

髪を切ったら、細かくゴムでまとめて、さらにそれを一つの束にゴムで結びます。

髪の毛はしっかり乾いてあるのを確認して、ジップロックなどに入れて保管します。

この保管の際の注意点は以下の通り。

▶︎髪の毛をラップでぐるぐる巻きにする
開封するのにとても時間がかかるそうです。

▶︎髪の毛をアルミホイルでぐるぐる巻きにする
開封するのにとても時間がかかるそうです。

▶︎台紙などにセロハンテープなどで固定する
これも開封に手間がかかる上、髪の毛が張り付き抜けたら使えなくなったりします。

▶︎髪の毛を包んだ紙などをホチキスで留める
ホチキスの針で職員さんが怪我をする可能性があります。

▶︎束ねた髪の毛をボンドなどで留める
接着剤がついた部分は使えないので、無駄になってしまいます。

上記に気を付けて、梱包作業をしましょうー。

応募方法3|レターパックで発送

髪の毛がまとめられたら、レターパックにいれて、ドナーシートを記入&添付して封をしてポストにインで完了です。

ドナーシートは公式ホームページからダウンロードできます。

ドナーシートダウンロードページ▶︎https://www.jhdac.org/pdf/donor_sheet.pdf

記入内容は数点の質問のみ、すぐ回答できます。

ポストインできたら最後の仕上げです。

応募方法4|ヘアドネーションサンキューカードを選んで渡す

最後に、ヘアドネーションをしてくれてありがとうという証となる、サンキューカードをダウンロードして子供に渡します。

こちらもホームページからダウンロードできます。

サンキューカードダウンロードページ▶︎https://www.jhdac.org/donation/letterpack/receipt/roulette

サンキューカードの図柄はたくさん種類があり、名前も記載してダウンロードできるので、子供が好きそうな柄を選ぶか、ルーレット方式になっているので初めに出た図柄で決めましょう。

図柄をダウンロードできたらちょっと厚い紙に印刷して子供に渡します。

何か親から一言添えてカードを渡すと、心に残り今後もまた人のためになることをしたいと思う心が育つ、かもしれませんね。

まとめ

ヘアドネーションの手順はシンプルでした。

1、髪を31センチ以上伸ばす

2、化学処理をせず濡らさずゴムでまとめて髪を切る

3、ジップロックなどに入れて、レターパックに入れる

4、ドナーシートを記入し添えポストイン

5、サンキューカードを渡す

以上です。

 

どこかの誰かの笑顔に繋がってると信じて、この記事を閉じたいと思います。

 

くらしをあげる、kuranでした。

■どこかの誰かの笑顔のために■