こどもとお出かけ|滋賀【子育て総合支援センターゆめっこ】0歳児〜
- 2018.07.11
- くらしとこども
待ちに待った週末。
家族揃って遊びに行ける絶好のチャンスに、雨が降ると行ける場所が限られてしまいますね。時々雨の中の公園に雨対策をしっかりとして貸切状態で楽しむことはありますが、洗濯や子どもへの負担も大きく毎回そんなワイルドな遊びに行くわけにもいきません。
そんな時の強い味方が屋内施設ですよね。水族館や博物館、科学館などもいいのですが、雨のたびに有料の施設へ行くわけにもいかず…。そこで大きな助けとなるのが滋賀県大津市にある「子育て総合支援センターゆめっこ」です。今回が2度目の訪問でした。どのような施設なのかレビューしたいと思います。
「子育て総合支援センターゆめっこ」とは
子育て総合支援センターゆめっこは、滋賀県大津市の浜大津駅下車すぐの建物内「明日都浜大津」の3階にあります。開館は2006年のとても綺麗な屋内施設で、未就学児のみの利用が可能です。この施設は大津市民のみ利用が可能で、それ以外は入館を断られることもあるようです。
住所:滋賀県大津市浜大津4丁目1−1 「明日都浜大津」3階
ゆめっこの駐車場
明日都へは浜大津駅下車徒歩2分ほどで到着できます。
車の場合は、割引サービスが受けられる駐車場が決まっているので、他の駐車場に停め間違えないようにしましょう。「明日都浜大津公共駐車場」と「浜大津公共駐車場」が割引サービスの受けられる駐車場です。
明日都浜大津公共駐車場は、建物の裏手に入り口があるので少しわかりにくいかもしれませんが、案内看板も交差点ごとに出ているので注意深く運転していれば迷うことは少ないかなと思います。国道161号線から「アクアテラス迎賓館」のある交差点のローソンを曲がると写真の看板が見えてきます。
ここが入り口です。
ちょっと狭い道なので気をつけて侵入します。立体駐車場になっています、大きな駐車場というわけではないので、休日などは結構埋まっています。
駐車場からエレベーターで3階へ行きます。エレベーターの上に階層の案内があるのでそちらを確認して進みます。
駐車券は割引サービスを受けるために必要なので忘れないように持っていきましょう。その際、運転免許証(大津市内に住んでいることが条件)も必要なので忘れないようにしてください。
1時間以内であれば無料で利用できます。
ちょうどライトの反射で駐車料金が隠れてしまっていますが、「最初の30分は無料、以降30分迄毎に150円」となっています。
当日最大利用料金は750円です。2時間遊ばせたとしたら300円です。
ゆめっこは土足禁止
入り口。木でできた温かみのある木製看板。
入ると受付があり、住んでいる学区等の記入を求められ、駐車場の割引サービスの案内もしてくれます。初めて利用の場合は親切丁寧に利用方法なども教えてくれるので安心です。
入ってすぐ右手に下駄箱があります。
こちらは土足禁止。子どもも親も靴を脱がないといけません。床はとても綺麗でツルツル、寝転びたくなるほどです。裸足か靴下で入ることになりますが、子供は滑ると危ないので裸足での利用をお願いされます。木のぬくもりも感じられるようにという思いもあるそうです。確かに気持ちいいです。親は靴下でも全然オッケーです。
ゆめっこの遊具
屋内施設でここまで遊具が充実しているのを初めて見ました。
まるで屋内の公園のようで圧迫感もなく、のびのびと遊ばせることができます。
中央にはどかーんと広場があります。
かなり広いので走り回れそうですが、走り回っていた子供が係の方に止められていました。小さい子供も多いのであまり走り回ると危険だからですね、係の方にやんわりと止められます。でも走り回りたくなるのがわかるほど広く、裸足の気持ちよさも相まって子供なら我慢できないですね。
この広場を中心に遊具がたくさんあります。
入り口の下駄箱すぐにあるのは木のすべり台です。
ボルダリングのできる杭があったり、大きなすべり台と吊り橋が繋がっているアスレチック遊具です。今回は大きなすべり台が使用禁止となっていました。木のすべり台はツルツルですが肌の露出が多く汗をかいていると、キュッと摩擦が起きてうまく滑れないので、下半身は長ズボンの方がスイーっと滑れると思います。吊り橋はほぼ揺れることもないので安心です。
我が子が一番お気に入りの遊具です。大きな円形プールにたくさんの木製ボールが入っています。木で出てきているので軽く、全て丸く加工されていて安心。赤ちゃんが口に入れることのできない大きさで、安心して遊ばせることができます。木製ボールで遊べるおもちゃもたくさん用意されていて、この施設のメイン遊具となっています。
ボールはとても綺麗です。
大人も触っているだけで落ち着くような感触で、ツルツルのスベスベ、テカテカです。何個かもらって帰りたいくらい綺麗です。
上からボールを入れて、水車のようにくるくる回りながら排出されるおもちゃ。夢中でボールを入れていきます。
なにより夢中になったのはこちらのおもちゃ。
穴の空いた場所にボールを入れると木琴のように優しく暖かい音を立てながらボールが落下していきます。心地いい音に何度も何度もボールを落として遊びます。
階段を登った上からも入れることができます。上から入れると高さがあるので音も長く響きます。
全貌。こんなに大きなおもちゃです。
下へ落ちるまでたくさんの音がなります。連続して入れることでいろんな音色が混じりオルゴールのように響き渡ります。この音につられてたくさんの子供たちが群がり、みんなでボール入れ合いに。大人気の遊具です。もちろん取り合い、ひとりお友達を泣かせてしまい、その後別のお友達に泣かされていました。弱肉強食です。我が子の押し癖はまだ直っていませんでした、かなしい。
すべり台からボールの海へダイブすることもできます。軽いボールなので勢いよく滑り落ちると埋まってしまい、それが楽しいらしくこちらも行列の絶えない人気のすべり台です。
そのほかにも平均台や、
飛び石ならぬ飛び丸太、
クライミング遊具、
動物の輪投げ、
ブロックなどがあります。
かなり遊具が充実していて、屋内なのに汗だくになるまで体をしっかりと動かすことができます。
0歳児から就学前の大きな子が一緒に遊ぶことになるので、すべり台などは特に目を離さないようにしましょう。
ごっこハウス
一番奥のスペースには、おままごとのできる「ごっこハウス」があります。
ごっこハウスはとても大きく、対面式の場所がたくさんあり、複数人で楽しめる工夫が随所にありました。
道具や食べ物が充実していて、おままごと好きなら目を輝かせて遊ぶことができます。
この日は利用している子供が少なかったので、たくさんの道具を独り占めしていました。おにぎりが好きなのでおにぎりばかり集めてくる我が子。野菜は玉ねぎのみ。おままごとくらいはしっかり食べてください。マヨネーズとケチャップも握りしめて離しません。欧米化です。
魚はエビフライと勘違いして持ってきています。
この遊具も木製ボールプールも吊り橋のアスレチック遊具もすべて同じ会社の刻印が入っていました。丸く丸く作られている遊具は、子供が安心して遊べるよう計算され尽くした作りになっていて、子供への愛情を感じます。
ごっこハウスのすぐ傍には手作りの家があります。二部屋用意されていて、中に道具を持ち寄っておままごとができます。可愛らしい外観が人気で、女の子で取り合い、常に誰かは中に入っているような感じでした。
この奥のインフォメーションで駐車券を提示すると割引を受けることができますので忘れずに。
他にも子供の喜ぶ道具がいっぱい
体を動かすことだけでなく屋内施設だからこその知育グッズもたくさん用意されています。
積み木もたくさん。
いろんな形と色で子供心に突き刺さります。
面白いおもちゃってたくさんありますね。
我が子がずっとハマったおもちゃ。上から入れてハンドルを回すと転がって出てきます。シンプルだけどしっかり頭を使うことのできるおもちゃ。欲しいなぁこれ。
しれっと隅の方におかれていた木箱。
なにか施設的に入れ物にしているだけのものなのかなと開けるのをためらいましたが覗いてみました。
中には木の棒がたくさん。
ちょっと考えて理解しました。蓋に書いてある建物をこの木の棒だけを組み合わせて作るってことなんですね。
おそろしい。これ子供で作れるのかな、大人でもなかなかの作業時間を費やすことになりそう。これをひとりで作れちゃう子供は末恐ろしいですね。
砂場や絵本コーナーも
屋内で砂場もあります。
室内とは通じていません。砂が室内に入らない配慮ですね。砂場には外からの入り口があるのでそこからはいるようにします。砂場道具も充実していて、手ぶらでも大丈夫です。砂も綺麗で安心。帰り間際に遊ばせると、室内へ移動した時大変な思いはせずに済みますね。
入り口左手には大きな絵本コーナーもあります。
かなりの量の絵本があり、これだけ見に来るだけでも十分楽しめます。ここで絵本の下見をして、絵本選びをするのもいいですね。子供が反応のいい絵本を見つけることができるかもしれませんよ。絵本だなは機関車の形になっています。
インフォメーション横には水槽があります。
大きめの魚が2匹泳いでいました。琵琶湖で採れた魚を展示しているのでしょうか。
アンパンマンの手作り(?)おもちゃもありました。
風船部分に投げたボールがひっつくようになっているんですね。このアイデア、いただきです。
親が喜ぶ工夫もたくさん
室内には親にも嬉しい設備が整っています。
授乳室や綺麗なトイレ、ゆっくりできるベンチも完備です。荷物いれもたくさん設置してあります。
自由に使えるベビーベッドもあります。
何台もあったので、取り合いになることは少なそうです。ここまで至れり尽くせりなのはすごいですね。
また、「くっきんぐランド」では持参したお弁当などを食べることもできます。
kuranが嬉しかったのはこちらの地図。
まだ行ったことのない場所もあるので気になるところはチェックできます。
こうしてみると滋賀には本当にたくさんの公園や子供の遊べる場所があります。
子育てにありがたい県ですね。
催しも定期的に開催
ゆめっこはスケジュールを組み、子供の喜ぶ催しを行っています。
9時 -子育て総合支援センターゆめっこ開館-
10時15分 -おはようタイム-
11時00分 -Babyふれあいタイム-
11時45分 -ふれあいタイム-
12時から13時30分 -お昼の時間
14時 -ゆめっこおはなし会(絵本の読み語り)-
16時15分 -さよならタイム-
16時30分 -子育て総合支援センターゆめっこ閉館-
1日の流れはこのようになっています。
イベントを目当てにその時間に合わせて来館するのもいいですね。
まとめ
子育て総合支援センターゆめっこは本当に充実した施設で、雨の日だけではなく、熱中症の危険な猛暑の日にも利用したいですね。
電車でのアクセスも良く、車でも割引してもらえ大変ありがたいです。
屋外の公園にも引けを取らない充実した遊具に、屋内だからこそできる遊びや学びが盛りだくさん。新生児でも楽しめる工夫や親の負担を減らす気遣いが散りばめられていて、施設内は清潔そのもの。トイレなんかピッカピカです。小さな便器も可愛らしかったです。
催しも子供が喜ぶものばかり、こんな施設がたくさん増えたらいいなぁ。
また雨の日や猛暑の日にお世話になります。
我が子はなんだかんだ木製ボールプールがお気に入りで、滞在時間の半分以上をここだけで過ごしていました。
ボールを器用(几帳面)に並べる我が子。
こだわりが強い…。。
「そろそろ帰ろうか」と言うと寝転がって抗議してきます。
このあとなんとかなだめて帰りました。
屋内での遊び場所に困ったら「子育て総合支援センターゆめっこ」がオススメです。
お兄ちゃんやお姉ちゃんも多いので、イヤイヤ期の我が子に社会の厳しさを体験させることもできるのでありがたいです笑
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎室内でもしっかり遊べるという見本のような施設◼︎
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