滋賀【河内の風穴】で洞窟探検|清流とかき氷で子どもも楽しい

滋賀【河内の風穴】で洞窟探検|清流とかき氷で子どもも楽しい

暑すぎる夏は公園に行きたくないですが、屋内での遊びも限界、連日のプールもちょっとなぁ…という時にうってつけの洞窟探検「河内の風穴」で遊んできたのでレビューしたいと思います。

河内の風穴の周りは本当に綺麗な川が流れ、駐車場で営業されているかき氷屋さん(蕎麦屋さん)も絶品です。

河内の風穴(かわちのかざあな)について

河内の風穴、もしくは河内風穴(かわちふうけつ)は、滋賀県犬上郡多賀町にある鍾乳洞で天然記念物と指定されています。洞窟内は、温度が通年で12℃前後なので夏は涼しく冬は暖かく感じます。

大雨時などは臨時休業をしていたりするので、行く前に必ず確認を取っておいた方がいいと思います。台風から3日後にやってるだろうと思い行ったことがありますが、見事に臨時休業されていましたので…。

住所:〒522-0301 滋賀県犬上郡多賀町河内
電話番号:河内風穴観光協会 0749-48-0552
アクセス:名神高速道路彦根ICから車で20分
シーズン:大雨・積雪時はお休み
利用時間:9:00~17:00(受付 ~16:00)/夏期 9:00~18:00(受付 ~17:00)
入場料:大人500円、小人(5歳~小学生)300円
駐車料金:2時間400円 40台駐車可能

満車時は道路路肩に停められます(警備の方がいる場合のみ)。



お盆時期にいってみました

お盆時期のお昼にふらっといってみましたが、案の定混雑していました。

途中までは山道を改装してましたが、到着3分前辺りで車の渋滞。

交通整備をされていた関係者の方によると駐車場がいっぱいとのことでしばらく待ちます。

15分ほど待つと車が動き出し、あと300メートルほどで到着というところで再び交通整備の方に停められ、

「駐車場が空かないのでここに停めて歩いてください」

と言われました。

さすがお盆時期、しかも猛暑日だったので大変な人混みです。

暑い中歩くのかー、とげんなりしましたが、車外へ出ると風が冷たく気持ちいいです。

そばに川が流れているので子どもを肩車していても、300メートルが全然苦じゃない距離でした。

河内の風穴入り口までは山道を散策

駐車場からは橋を渡っていきます。

この橋の下を流れる川がとにかく綺麗。透き通りきって青白くキラキラ光っています。

 

写真では伝わりませんが…。

 

たくさんの子どもたちが川に入って遊んでいました。

これだけ綺麗なので入りたくなる気持ちはわかります。また後で入ろう。

橋を渡ると左手に小屋があり、これが料金所となっています。入場料は大人500円、小人400円(5歳~)となっています。

 

料金小屋の反対側にが神社があり、流しそうめんをされているようでした。

あいにくここへ来る前に多賀そばを食べてしまったのでチラ見スルーしました。

 

お金を払って先に進むとトイレがあります。大きく立派なトイレです。

 

トイレから山道を進むとまた橋があります。ここの水もとても綺麗、周りの景色もとても綺麗です。

自然をダイレクトに感じれます。

 

橋を進むと、ここからだんだん山道が急斜面になります。

道も二手に分かれます。

左手は足場のようなアイアンの階段、右手は山道です。おそらく足場階段はわりと最近?できたものではないでしょうか。

そっちから行くか迷っているうちに山道側から人がたくさん降りてきてたので、ガラガラの足場階段から進みます。

 

…この足場階段がわりと怖い。

 

下が透けててしかも結構な高さ。

しかも太陽で熱くなってて手すりが持てない。

子どもが落ちないよう気をつけながら高所と暑さに耐えながら登ります。高所が苦手な人はもちろん、そうでもない人でも恐怖を感じる階段なので、山道から登ることをオススメします、強く。

この階段を登りきるともう入り口です。




河内の風穴入り口

入り口はとても狭いです。大人1人通るのがやっとなので、入り口には出てくる人待ちで行列ができています。出てくる人が途切れるまで待ちますが、お盆休みで全然途切れません。

 

上から見るととても狭く感じます。

10分ほど待っていたような気がしますがようやく途切れたので中に入ります。

入り口は風が吹き抜けとても寒いです。中に入ると風がなくなる分寒さは和らぎ、ちょうどいいひんやりした心地よさに変わります。

洞窟、最高の避暑地やん。

洞窟の中は広々

中に入りちょっと進むと大きく開けた場所に出ます。思っていたよりかなり広くて圧倒されます。

人は多いのですが、空間が広いので圧迫感は感じませんでした。時々落ちてくる水滴にヒヤッとしながら先を進みます。

ところどころ電気が設置されているのですが、そこの周りにだけ植物が生えていてすごい異様な光景です。

ただの蛍光灯の光のみにあれだけ群がる植物が面白い。

ひろーい空間から階段を登り先に進むとまた狭い場所へ行きます。

台風と人混みにより通行禁止

この先にはハシゴがかかっていて、さらに先に進むことができるのですが、この日は台風通過後でありお盆で人混みがすごいということで、ハシゴの先へ進むことはできませんでした。

 

かなり興味をそそられるハシゴとその先なのですが、小さい子どもにはきつそうだったので、まぁいいかとすっきり諦めることができました。

またの機会に登ってみたいと思います。

来た道を戻ります

これでおしまいなので来た道を引き返します。

来た道を戻る時もまた違った景色を見せてくれるので、楽しみながら帰れます。上から見下ろすように全体を観れるので洞窟の様子がはっきり観れて面白いです。

初めは少し怖がっていた我が子も帰り道には楽しそうに階段を降りてました。

 

上から見下ろすとこんなに高かったのかと驚きます。足元は滑りやすいので注意、汚れてもいいスニーカーがオススメです。

帰りは絶対食べて欲しい

洞窟から出ると入る前よりと暑く感じる日差しをふんだんに浴びながら下山となります。

暑すぎます。

そりゃそうです、12度から35度の気温差ですから。

 

こうなったら入り口から気になっていたあれを食べるしかありません。

 

そう、かき氷。

駐車場には蕎麦&かき氷屋さんがあり、かき氷はテイクアウトして店裏側にある長机と椅子で川を見ながらかき氷を食べることができます。

いちごと抹茶。

自分でかけるスタイル。

このシロップが美味しい。というか、氷もふわふわでおいしい。シロップというかいちごは本物のイチゴをすりつぶしたような、抹茶は京都宇治でいただくような濃厚なお味でとてもおいしかったです。

これは是非食べて欲しい。

本当に美味しい。

目の前を流れる川のせせらぎと鳥や虫の鳴き声、久々に見たオニヤンマとそこで遊ぶ子供達の笑い声を聞きながら食べるかき氷、

最高やん。




車に戻る前に川遊び

帰る前に川で遊びます。

綺麗すぎな川なので入らずにはいられません。

足だけ入りましたが、本当に冷たい。

30秒ほど浸かっていると足がキンキンになり、凍傷になるんではないかなというほどの冷たさです。

35度を超える日でもこの冷たさ、さすがは清流ですね。

綺麗な水でしばしピチャピチャして遊びます。よく見ると石の下などに小さなハゼがいます。どこにでもおんなハゼさん。

 

帰り道には猿にも遭遇。

カメラを用意するのが遅れてかなり逃げてしまった後ですが、5頭ほどいてうち2頭は赤ちゃんが抱きつく母親でした。

石垣がくづれているのは台風の影響でしょうか、それも含め自然の偉大さを感じます。

まとめ

涼しくて暑い日にはぴったり、子どもに普段と違う体験をさせてみたいなら気軽に行ける河内の風穴は本当にオススメです。

程よい山道ドライブ、ほどよい山道散策、楽しい洞窟探検、うますぎかき氷、綺麗な川で遊び、猿見て帰る。

素敵な一日となりますよ。

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

■そりゃ食べるよかき氷■