こどもとお出かけ|滋賀【オランダ堰堤】1歳児〜川遊び好きならここ

こどもとお出かけ|滋賀【オランダ堰堤】1歳児〜川遊び好きならここ

暑くなってきたので、こどもが水遊びをねだり始めますね。

今回は川遊びに連れて行きました。滋賀県には川遊びスポットがたくさんありますが今回の記事では、「オランダ堰堤」について書いていこうと思います。

 

オランダ堰堤は、草津川の上流にある堰堤で大津市上田上桐生にあります。砂防ダムとしてあるのですが、歴史は古く約130年も前に建築(諸説あり)されたようです。



オランダ堰堤の駐車場

アクセスまでの道のりもわかりやすく、車であればほぼ一本道でスッとたどり着くことができますが、オランダ堰堤までの道のりには途中からお店などが一切なくなるので、お昼時には注意が必要です。ローソンは一軒ありました。お昼時に行ったので途中ご飯を食べてからと思ったのですが、あまりになにもないのでこのローソンでお世話になりました。

 

川沿いを走っていくと、その先には駐車場があります。

有料です、前は500円だったようですが、700円でした。駐車場は広くも狭くもなく、お昼時につきましたがほぼ満車でした。受付のおばあちゃんに案内され、割と無理やり駐車スペースじゃない場所に停めさせられました。ほんとにここでいいのかい、おばあちゃん。

 

駐車場にはトイレがあります。

山奥なので当然ですが質素なトイレです。しかしきちんと管理されているので荒れ放題、ということはありません。トイレは駐車場だけでなく、滝つぼの近くにももう一つありました。

 

駐車場を出て、道を行くとすぐキャンプ場があり、たくさんの人がすでにバーベキューをしたりテントを張って休んでいたりとザ・休日を過ごされています。ふらっと川遊びに来る場所ではなく、がっつり1日休日を謳歌するところという感じ。

 

川はどんな感じ?

 

でも川はとても綺麗でした。

この川を見ながらローソンで購入したおにぎりなんかをパクつきながら昼食をとりましたが、魚がいない…。網を持ってきて恥ずかしいことしたかなと思っていましたが他にもたくさん網を持っている方々がいました。いったい何が捕れるんですか?

 

網は移動中などけっこう邪魔になるので、折りたたみ式で軽量のものが便利です。

 

 

 

川に入ります。

つ、冷たい。5月下旬、気温は30度近くある日でしたがさすが上流の川、冷たいです。子どもも一緒に入りましたがしばらく無言・無表情で立ち止まる。

でもしばらくすると慣れてきます、あったかく感じてきますので耐えれないほどではありません。子どももすぐに慣れて色々と歩き回ります。ところどころ深い場所があるので、小さな子供は注意が必要です。

オランダ堰堤の冒険感がいい

 

階段部分も登っていくことができます。

遺跡を探検しているようで大人もワクワクします。

階段の上はとても浅いので小さな子供でも安心です。階段は上から水がバシャバシャ流れてくるので水が好きな我が子には大ウケで、嗚咽するほどハシャいでいました。

 

 

水流が強いところもあるので注意してください、また苔がファサファサ生えているので、すべりやすくこれも注意です。子供の手は離さないようにしましょう。我が子も何度もすべっていました。

 

 

どんどん登っていくと造りも変わってきて面白いです。こちらも浅いので子供でも安心です。すべって階段の下へ落ちないよう注意は必要ですが、ちっちゃい子供でも安心して遊べます。上に登るにつれて水温も上がってきてまるで温泉のように感じます。温泉はさすがに嘘ですすみません。

 

ここまで来ても生き物の気配なし、左手に網、右手に子ども、網が邪魔に思えてきます。水底には何個か網が落ちていました。その気持ちはわかりますが捨ててはいけません。

 

一番上には何がある?

 

一番上にきました。ここにはひらけた水たまりがあります。黒く見えるのは全て沈んだ枯葉です。枯葉は積み重なっていてすぐ地面があるように見えますが、その枯葉の積もりのせいで結構危険な箇所があります。浅いように見えて大人の太ももくらいまで沈む場合もあるのでここは幼児を入れてはいけません。目の前で小学生もおぼれかけていたので十分注意しましょう。

 

 

このまま左の奥へ行くと滝つぼがあります。

滝つぼの近くはさすがに深いので子供を一人で行かせてはいけませんが、そこまではかなり浅く、範囲も広いのでちいさな子供でも楽しめます。

 

 

傍らには銅像が建っています。

このオランダ堰堤の設計に携わったオランダ人の「ヨハネス・デ・レーケ」のようです。

 

水中に生き物を発見

 

 

中心には登山口となる大きな架け橋(というか道路)があるのでそこで一休みしていると、水中に初めて動く何かを見つけました。

しかも結構いっぱいいる。

やっと捨てようか迷った網の出番です。子どもが横で水面に浮かんだ花びらをすくって「とれたー。」と連呼していますが軽くいなして獲物を狙います。

 

バシャッ

 

早い。捕れません。

次は慎重に、狙いをすませて水底の砂利ごとすくいます。

 

「とれたー」

 

と花びらをすくって見せてくる我が子は花びらを5つほどすくっていますが、ようやく一匹捕まえました。砂利ごといったのが功を奏しました。

 

こいつは、ドンコですね!

小学生の頃よく捕まえていましたがそれ以来、懐かしいです。他にもヨシノボリも捕まえました。

手前がヨシノボリ、奥がドンコ(だと思います)。

 

かわいい。ハゼ好きにはたまらないフォルム。

しかしけっこう獰猛な種類でブラックバスのように自分と同じくらいの小魚などもたべてしまう雑食性だそうです。ヨシノボリは細長〜く、ドンコはずんぐりしていますね。この淡水魚って感じの色あい、好きです。

 

他にもヤゴも捕ることができました。

この形のヤゴは初めて見たなーと思い帰ってから調べるとどうもオニヤンマのヤゴのようです。どうりででかいと思った。子どもが一切興味を示さなかったので虚しくなった大人はすぐに川に放ちましたが、持ち帰って育ててみても面白かったかもしれません。苦労して捕まえたのに、二歳児にはまだその魅力は伝わらないようです。

 

もっと気持ち悪いのも捕まえたのですが、グロいので載せるのは控えました。ただの藻の塊かと思っていたのが急に動いたのでびっくりしたんですが、どうも中に何か潜んでいるようでした。枯葉も意志を持って動いていたりしたので中を見るとグロいのがいました。

渓流には本当にいろんなものが住んでいますね。カエルも泳いでいましたし、細かく見るとたくさんの生き物がうごめいています。

 

まとめ

 

水遊びとしても、生き物観察にも、遺跡巡りにも楽しめるオランダ堰堤(えんてい)。

これからの季節にオススメですが、これからの季節に人気が高まるので駐車場は停められない可能性がありますね、朝早くから行かないと厳しそうです。

でも子供は間違いなく喜びます、ぜひ。

オランダ堰堤:〒525-0059 滋賀県草津市野路1丁目

 

同じような環境で自然のウォータースライダーがある高間みずべ公園もオススメ!

 

みんな持っていた水中スコープ。

顔がつけられない子供にはいいですね、kuranも欲しい。

 

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎童心に帰れる場所、オランダ堰堤◼︎