家庭ではなかなかできない溶接|代役として優秀なメタルロック!

家庭ではなかなかできない溶接|代役として優秀なメタルロック!

金属を引っ付けたい…DIYをしていると、そんな欲望に駆られることがたびたびありますね。

木材やプラスチックなどは簡単に接着できますが、金属はなかなか難しい。

溶接ができたら一番いいですが、自家用でも手は出しにくい存在ですよね。

そこで登場、メタルロック

これが優秀な金属接着剤なのでご紹介します。

メタルロックって何?

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メタルロックは、家庭用セメダインで金属同士の高強度接着のできる接着剤。

溶接機のない家庭でも使いやすく、ガチッと固まるので金属を引っ付けたいなと言う時に便利。

▶︎チタン・ステンレス・炭素繊維に使える

▶︎エポキシ系に比べ、はく離強度や衝撃強度が高い

▶︎速硬化タイプ

▶︎金属同士を強力に接着

という謳い文句で販売されています。

接着できるもの

金属:ステンレス、アルミ、鉄、銅、真鍮、亜鉛メッキ鋼 等

炭素繊維(CFRP)

※プラスチックや塗装金属には接着しにくいものがあります。
※貴金属や高価格品の接着には使用しないでください。
※皮ふや飲食物が直接触れる部分の接着・補修には使用しないでください。
※接着面が小さい部分(眼鏡フレームなど)には充分な接着力が得られません。
※生物を入れる容器には使用できません。

接着できないもの

ポリエチレン、ポリプロピレン、フッ素樹脂 等

 

大体の金属の接着に有効そうです。

家にあるものであればなんでも引っ付きそうですね。

使い方は簡単

メタルロックは、A剤とB剤に分かれていて、エポキシ系接着剤と同じように同じ分量を混ぜ合わせて使用します。

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何か要らない容器にそれぞれを出し、付属のハケで混ぜ合わせます。

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ちょうど欠けてしまった陶器皿があったのでこちらを容器にして使いました。

混ぜ合わせたら徐々に固まってきてしまうので(5分もしたらボソボソになりました)混ぜ合わせたら素早く塗る必要があります。

これを接着したい箇所に塗ってひっつけるだけ。

簡単です。

引っ付けたいもの

今回引っ付けたいものはこちら。

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IKEAさんで購入した引き出しユニット。

下の子がぶら下がったりなんやかんやしてたらポキっと折れました。

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まぁ接着面積も少ないので強度は初めからあまりなさそうです。

ダメで元々、直るか試してみたいと思います。

溶剤を混ぜ合わせて接着する

では先ほど混ぜた接着剤を塗ります。

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すごい垂れた…

しかも拭き取っても取れにくい。

あと塗ってから気づきましたが、ものっすごい黒いです。しかもこの色のまま硬化するので、白い材質のものなどに使う時は注意が必要ですね。

まぁあとからペンキでも上塗りすれば解決しますが。

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効果まで時間が必要なので、代わりに押さえておいてもらいます。

100均ですがなかなか優秀で頼りになるグリッパー。

ホームセンターのものよりはやはり力は弱いですが微調整が効くので重宝しています。

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ほぼ全て取れているのでかなり大変でしたが、このまま一晩様子を見てみました。

結果、引っ付いた

翌朝見てみると、なかなかしっかりとくっついてくれていました。

少し引いた程度ではびくともしません。

しかし「溶接に匹敵する」とはいえ、さすがに溶接より強度はありません。強めに引いたらバキッと折れてしまいました。

大体の箇所はほぼ完全に引っ付きましたが、なんせ接着面積がほんの少ししかないので、メタルロックの真価を試すには荷が重い補修だったかと思います。

違うとのでまた試してみよう!

 

まとめ

一晩では完全硬化してなかったのか、接着面積が少なかったのでそこだけ弱かったのかはわかりませんが、「強く固まるが溶接ほどではない」と言うのが結論です。

しかし金属同士の接着はとてもありがたく重宝するのでこれからも使用していきたいと思います。

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎これから重宝する予感◼︎