二重窓をDIY|日差しを遮り熱を逃がさず冷気を入れない窓作り

二重窓をDIY|日差しを遮り熱を逃がさず冷気を入れない窓作り

窓が大きいと夏は日差しで熱が入ってきてしまいクーラーがいまいち効かず、冬は窓が冷えてコールドドラフト現象が起こり暖房がなかなか効かない。

窓の対策グッズは遮光シートを貼ったりもしましたがいまいち効果を実感できず、カーテンを閉めると多少冷暖房の効率もあがりますが、ずっと閉めておくわけにもいかず…。

そこで窓の前にもうひとつお手製の窓を作成して二重窓を作り冷暖房効率を上げつつ明るい光を取り込めるようにしたのでご紹介します。

木材で窓枠を作る

アルミサッシのものをもう一つ作るなんてことはできないので、木製の枠を作りそこにポリカーボネートを組み合わせて作る窓です。

またしても作る最中の写真を撮り忘れたのでいきなりの完成図です。

木枠はどのホームセンターにもあるような端材を利用し、ペンキで着色してネジでつないであります。

 

我が家ではアルミサッシの内側に襖の溝(?)はすでにあったので、この溝に収まるような木材を購入し、スライドするだけで開けられるように作ることができました。

塗装した後で、木材の壁につく面には写真のように隙間テープを貼り、すきま風や虫の侵入もできないようにしています。

この隙間テープがあるとないとではかなり差が出るのでつけることをオススメします。100均のもので十分です。




ポリカーボネートを加工

ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの一種でポリカやPCなどと省略して呼ばれています。

ホームセンターのアクリル材や木材コーナーの場所に置かれていることが多いです。

枠は三等分になるようにしてありますが、これはポリカーボネートの強度を考えてのことで、一面にドンとポリカーボネートを張ってしまうとたわんだり浮いてきたりして隙間ができるかなと思いこうしました。

 

ポリカーボネートは、遮断性がありつつも、光は十分に通し、でも多少の目隠しもできるのでご近所さんの目が気にならず、しかもとても軽い上にカッターナイフで簡単に加工ができるので本当にオススメの素材です。

さらにだいたい3×6サイズ(約1800×900)で1000円ほどと安価なのもありがたいです。またもっと暗い色合いのものなどもあります。

 

ダンボールの透明バージョンのような感じで、二重になっていて中に空洞があるので遮熱性があるようです。

割としっかりした素材なので、ちょっとやそっとでは割れたり曲がったりはしません。

が、そこまで強度があるわけではないので殴ったり蹴ったりはしてはいけません。

 

そんな窓枠を作って早3年。

ちょっとデザインをいじって見たくなったので再加工をします。

というか付け足します。




付け足す材料は木材とペンキのみで作る

ちょうど不要でちょうどいいサイズの木材が大量に余っているので、これで作っていきたいと思います。

まずは色つけから。

 

よく使うやつです。

屋外だとやや耐久力に欠けますが、屋内だとほぼ剥がれなども起こらずキレイな色を保持してくれるのでありがたいペンキ、安いし。

 

塗ってよく乾かしてから、

 

適当に長さを測ってのこぎりでカット。

なぜ手切りをするかというと、雨で電ノコが使えなかったからです。(室内で使うと子どもが泣くほど嫌がるので使えない)

 

はめ込みます。

ぴったり!

当たり前ですねちょうどの長さに切りましたので。

 

こんな感じでどんどん切手ははめてを繰り返していきます。

こうかな?

ちょと変化が欲しいなぁ…

うーん

 

などと悩みながら組むこと1時間。

 

 

とりあえずペンキを塗った分の木材を全て組み込んだ姿がこちらです!

 

ちょっとイメージに近い感じになってきました!

フランクロイドライトのような造形美を目指したのですがきっとわかる人にはわかってもらえるはず。

 

もうちょっと木材を作っておけばよかったな…。

この作業はわりと楽しくできました。

 

またゆくゆくは、あまり重くならない程度にですがもう少しだけ木材を足して見たいなと思います。

ということで二重窓作り記事でした。




トイレの窓も二重に

ついでにトイレの窓も二重にしてみました。

トイレも窓からの冷気が半端じゃなかったので、二重窓で塞いでしまうことに。

 

寒々しいこの窓を、

 

こう!

みためにも可愛らしくなるようにしました。

取り付けはビスなども何も使わず、隙間テープの摩擦力のみで取り付けています。

 

簡易なので作りは荒いですが…、

余ったポリカーボネートで作りました。

ビスで簡単に止められます。

隙間ができると意味がないので前面に厚手の両面テープで木材と貼り合わせています。

 

小口には両面テープをつけて隙間防止と摩擦力を付与。

これだけで簡易二重窓の出来上がりです。

簡単ですね!

 

まとめ

たまたま襖の溝があったので作ることができた二重窓。

つけたら冷暖房の効果が上がったように実感できるほど。

ポリカーボネートはとても安価で初心者でも使いやすいので、二重窓を作って見たいと思っている方は参考にしてみてください。

大きなものだけでなく、トイレなどの小さな窓の冷えも気になる方は手始めに作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

■冷暖房の効果を手軽に底上げ■