【Navi110】素人カスタム|突然のメーター不動を修理してみた
- 2021.05.03
- くらしのバイク
通勤に使っているNavi-110ですが、ある日急に速度メーターが動かなくなりました。
素人なのでこういった事態には慣れていませんが、とりあえず直せるか直せないかくらいは判断できるだろうかと修理をしてみたらサクッと直せたので記事にしたいと思います。
メーターが動かない?考えられる可能性
バイオ区のメーターが動かなくなる原因は、大きく分けて三つ。
▶︎メーターにつながるワイヤー
▶︎メーターギアという部品
▶︎メーター本体が固着
だそうで、まずはじめのワイヤーの不具合の可能性。
これはタイヤから伸びたメーターワイヤーが外れていたり断線していたりする場合の不具合。
これならばワイヤーの交換だけで済むので、安価かつ簡単に直すことができます。
次にメーターギアの不具合の可能性。
タイヤの回転数をメーターに伝えるのがギアの役割なのですが、長期間使用していると摩耗でギアが削られ、タイヤの回転数がメーターに伝わらなくなる不具合。
これはタイヤを外したりしなくてはいけないのでなかなか素人には難しい、特にNaviは降臨よりも前輪の方がややこしいのでこれの場合は断念、修理をお願いするしかないです。
最後にメーターそのものの不具合の可能性。
これはスピードメーターの針などが長期間の使用によって固着して動かなくなってしまうことで起こります。
スピードメーターの故障の場合は、メーターが手に入れば交換すればいいだけなので素人でもなんとかいけるかもしれません。
が、Navi-110のパーツ自体がやや珍しいのであまり手に入らないかもですね。
しかもメーターを交換すると、走行距離疑義車扱いになるのでもし売ろうと思った時に査定額がガクッと下がる可能性もあります。
さて、とりあえず診てみましょう。
ワイヤーじゃなかったらアウトです。
神様。
ワイヤーを外すのは至極簡単
Navi-110のスピードメーターワイヤーを取り外すのはとっても簡単です。
用意するものはこれだけ。
▶︎マイナスドライバー
▶︎ペンチ(写真はネジザウルスですが、パッと手に取ったのがそれだっただけで普通のペンチで大丈夫です)
▶︎ドライバー(電動じゃなくても可)
まずはドライバーでライトカバーのボルトを外します。
ウインカーの上と下にあるボルトを外します。
ライトの真下にもボルトがありますがここは外さなくてオーケー。
割らないように優しくかつ大胆に外しましょう。
パカっとできたら、メーターにつながっていそうなものを探します。
Navi-110の修理ブログが本当に見当たらないので、適当にやりましたが適当で十分できます、簡単です。
この中央にある、もうどう考えてもスピードメーターに続いていそうなワイヤーを、
ペンチで回して外します。
ボルトを外すとオイルまみれのワイヤーが出てくるので、手袋などを使って手が汚れないようにしましょう。
写真を撮りながらなので手袋をしていないだけです。
続いてタイヤにつながるワイヤー。
二本でていますが、片方はブレーキ。間違えてはいけません、これは上がメーター。
くぼみがあるのでマイナスドライバーで軽くぐいっと押すと簡単に外れます。ツメがひっかかっているだけです。
結束バンドで留めているのは外れそうになっているからかな?と思いそれを固定しようと安易な考えで試しただけです。
ワイヤーケーブルを外し、中を通るワイヤーを引っこ抜いてみて思わず声が出ました、嬉しくて。
なんと断線していました。
これは、簡単に直る。そう確信した瞬間でした。
てか何故こんな太いワイヤーが切れる、しかも鋭利な切れ方です。
よくわかりませんが金属疲労というやつでしょうか、いや多分違いますね。
交換用に購入したワイヤー
Navi-110用のワイヤー、はもちろん検索しても出てきません。
これだから海外製品は!
でも大丈夫、代わりになるワイヤーの情報は仕入れました、バイク屋さんから!
そして購入。
NTB製のHONDAトゥデイ用メーターケーブルAF67です。
楽天でも普通に買えました。
これと交換するだけです。
簡単簡単。
サイズ合わない…!
意気揚々と取り付けます。
取り付けも簡単、上はボルトで締め、下はカチッとはめるだけ。
サクッと直すぞと思ったのに、あれ?なんか、あれ?
中のワイヤーが10cmほど長い、というか外側のケーブルが短い。
そしてカチッとタイヤにはめる側、なんかスポスポでカチッといかない、微妙にサイズが合わない!
どうしよう!
…待てよ?中のワイヤーだけ交換したらいいんじゃん?
と思いつきもともとついていたワイヤーケーブルに、新しく買ったHONDAトゥデイ用のワイヤーを抜き取って差し込みました。
そして完璧、完全に直りメーターも無事動くようになりました。
サイズが合わないとわかってからの画像が一切ないのは、焦っていたのとワイヤーを触りすぎて手がギトギトだったからです。
まとめ
ということで無事に直すことができたメーター動かない問題。
今回はワイヤーが切れていただけだったので簡単でしたが、他の二つであれば、多分諦めていました。
ワイヤーが切れただけでほんとよかった。
メーターは修理に出すと結構な金額がかかるので、まずは自分で原因を探ると案外簡単に直るかもしれません。
くらしをあげる、kuranでした。
■ワイヤーが切れていたのがわかった時の喜びたるや■
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