三歳頃から楽しめる絵本【の】イラストも可愛くストーリーも楽しい

三歳頃から楽しめる絵本【の】イラストも可愛くストーリーも楽しい

子どもの寝かしつけにはやっぱり絵本が定番かと思います。絵本はたくさんあっても子どもは大体同じものを選んだりしますが、最近とにかくハマっていつもねだってくるお気に入りの絵本ができたので紹介したいと思います。

どっぷりお気に入りの絵本

それは「の」。

「の」という名前の絵本です。

表紙はこんな感じ。

可愛らしい女の子の絵ですが、帽子の上にたくさんの花が咲き、家が立ち並び、人がいて鳥が飛び、魚が泳いでいます。

この表紙イメージの通り、絵本は読み続くにつれて不思議な世界が繋がっていきます。

「の」の絵本の詳細

「の」は不思議なことばです。もっと言うならば、とても不思議な日本語です。「の」ということばを、そのまま一言で置き換えられる外国語は、どこにも存在しないのだそうです。

そして、「の」はバトンのようなことばです。それは、物だったり、時間だったり、感情だったり、なんだって繋げてくれます。

この絵本では、すべてのことばが「の」で連なっていきます。するとそこから、自分でも思いもかけなかった物語が生まれ、絵を呼びよせ、動き出し、世界がひとりでに躍動していくのを感じることができました。

そんな風に、まるでことば遊びのように、「の」に導かれるようにして出来上がった絵本です。

「の」のことば遊びは、誰にでも簡単に楽しんでもらえるものです。ぜひ、気軽にやってみてください。

家族や友人とかわりばんこに「の」でことばを繋げてみるのも面白いです。きっと、思いがけないようなデタラメで、素晴らしくヘンテコな世界がたくさん生まれてきます。

そうやって、この絵本をきっかけに、読者のみなさんにも「の」のことば遊びを楽しんでもらえたなら、それもまた、人と人とを繋ぐ「の」の不思議な力なのかもしれません。

「の」はいつも、ことばとことばのすきまにこっそりいます。

でも、ふだんは目立たない、この「の」には不思議な力があったのです。その不思議な力がことばをつなぎ、ことばとことばが思いがけない出会いをはたしたとき、そこには見たこともない景色があらわれ、聞いたこともない物語がはじまります。

「わたしの お気に入りのコートの ポケットの中のお城の いちばん上のながめのよい部屋の 王さまのキングサイズのベッドの……」。

「の」は「わたし」と「王さま」を、「猫」と「太陽」を、「ここ」と「あそこ」を、「いま」と「むかし」を、そして、「あなた」と「わたし」をつなぎます。「の」は「ことば」と「ことば」をつなぐことで、「物語」と「物語」、「世界」と「世界」を橋渡しし、そうしてつながった、物語や世界は、それぞれがかぎりないひろがりを持っています。

さあ、この絵本を開いて、不思議な「の」が導く、終わらない旅に出かけてみませんか。

以上がこの絵本のキャッチコピー。

以下がホームページに掲載されている作書の情報です。

作者 junaida
福音館書店より刊行
ブックデザインは祖父江慎+藤井瑶
Hardcover / 78 pages
231×178×90mm
Artist: junaida
Book design: 祖父江慎+藤井瑶(cozfish)
Publisher: 福音館書店

1978年生まれ。画家。2010年、京都・荒神口にHedgehog Books and Galleryを立ち上げる。『HOME』(サンリード)で、ボローニャ国際絵本原画展2015入選。三越クリスマス催事、ほぼ日手帳2017への作品提供や、西武グループによるSEIBU PRINCE CLUBのメインビジュアルを担当。近著に、『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』『LAPIS・MOTION IN THE SILENCE』(ともにHedgehog Books)、宮澤賢治の世界を描いた『IHATOVO』シリーズ(サンリード)、『Michi』(福音館書店)、装画・挿絵の仕事に『せなか町から、ずっと』(斉藤倫 作/福音館書店)などがある。

 

たくさんの作品を出されている方のようですね。全然知りませんでした。

他の作品も気になりますし、展覧会行ってみたいです。

「の」で繋がるストーリー

題名通り、この絵本は「の」でストーリーが展開していきます。

~の~のという形で文章が書かれイラストがどんどん文に合わせてズームアップされていきます。必ず前のページにそのズームされる前のものが描かれているので、それを子どもと探しながら進めていくのも楽しいです。

中にはちょっと難しい言い回し(ピエロを道化師など)もあるのでそこは子どもに合わせて分かるようにアレンジしながら読み聞かせていきます。

読むたびに新しい発見があり、子どもも発見をしながら読み進めるようにすると、本当に噛めば噛むだけいくらでも味のするガムのように飽きることなく楽しめます。

junaidaの他の絵本

junaidaさんは他にも絵本を出しています。

 

 

junaidaさんのイラストはとても手が込んでいて色彩も美しく、絵本にすると子どもの感覚も研ぎ澄まされそうです。

集めたくなるクオリティの絵本たちですね。

まとめ

イラストも可愛らしく、次のページへの繋がりもあり、だんだんズームしていくと最後のオチで「あれっ?」と大人でも初見は混乱するストーリーも面白い「の」。

1ページごとの文字数は少ないですが、ページ数が多く読み応えがあるのでこれ一冊読むとだいたいコテンと寝かしつけられます。子どもだけでなく、表紙も内容も可愛らしいので大人でも楽しめるおしゃれな絵本です。本棚の彩りとして飾るというのもいいと思います。

一家に1冊「の」の絵本、オススメです。

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎ジャングル帰りのお父さんの、が好き◼︎