こどもとお出かけ|石川【のとじま水族館】誰でも満足 vol.1

こどもとお出かけ|石川【のとじま水族館】誰でも満足 vol.1

石川県にある唯一の水族館「のとじま水族館」。

関西でアクセスしやすい水族館は「海遊館」や「ニフレル」、「スマスイ」、「鳥羽水族館」、「名古屋港水族館」、「城崎マリンワールド」などがありますが、そのどれも趣向が違い水族館好きにはたまらない空間となっていますね。この「のとじま水族館」はまた変わった趣向のある水族館で、2018年にリニューアルされさらに魅力がアップしていました。子ども連れもカップルも友達とわいわいでも楽しめる素敵空間を紹介します。

写真の数が膨大なので前編(vol.1)後編(vol.2)にわけてお届けします。

のとじま水族館について

のとじま水族館は、石川県七尾市にある能登島にあり、リニューアルを繰り返し魅力を発信する水族館。2010年にジンベエザメを展示、2018年にはさらに迫力ある展示をたくさん製作されました。kuranは二度行った事があり、2011年、2020年でそれぞれリニューアル後だったのでかなり楽しむ事ができました。

住所:〒926-0216 石川県七尾市能登島曲町15部40
アクセス:和倉温泉から能登島大橋を渡り車で約15分
電話番号:0767-84-1271
休館日:12月29日〜12月31日
利用時間:3月20日~11月30日 9時00分〜17時00分(入館は16時30分まで)
12月1日〜3月19日  9時00分〜16時30分(入館は16時00分まで)

入館料:一般(高校生以上)1,890円 中学生以下(3歳以上)510円 3歳未満は無料
駐車場:約1,100台 無料

のとじま水族館へのアクセス

和倉温泉から能登島大橋を抜けて向かいます。

能登島大橋は全長1キロほどある大きな橋で、アップダウンもあり海を見渡せ景色もとても綺麗です。

お昼時に向かうのであれば、ランチには是非「お食事処みず」へ立ち寄ってみてください。

店は変わった作りで横に長く、大衆食堂といった感じで決して綺麗ではありませんが、おばさまたちが腕によりをかけた海鮮料理が楽しめます。しかもどれも安く量も多い。三品までおかずを選べ、カレーなどもあるので子どもにも嬉しいです。

のとじま水族館への入り口にはこんな看板ゲートがあり、気分を盛り上げてくれますね。

画質の悪さは2010年、スマホ解像度の限界ですね。

道はほぼ一本道なので迷うことはありません。

駐車場からエントランス

海沿いの街を抜け、道なりに行くと魚の看板と駐車場案内が出てきます。

駐車場は広く、また高台なので水族館と海が見渡せ綺麗です。

生憎の曇天、ですが晴れているととても綺麗な海を見る事ができます。

駐車場からはすぐに到着。

看板のお魚のモチーフは能登島の形かなんかになっているのかと考えてみましたがわかりませんでした。

特に意味のない形なんでしょうか。

 

階段を降りると料金所があります。




いきなりの大水槽!

エントランスから中へ入るとむわっとした魚臭がします。

アクアリウムショップへきた時のような匂い、苦手な人は苦手かもしれません。つわり中の方はきついかも。

 

これは2010年に撮ったもの、サザベエ元気かな。

 

大きな水槽がドドンと現れます。

お、魚の群れを蹴散らしながら登場です。

大事なところでシュモクザメが横切ります。

雄大です。

結構おっきいな!

水槽の一番上は開いているので覗きこむこともできます。

カメラやスマホなんかを落とさないように注意です!

 

今回来たらジンベエが二匹になっていました!

驚きです。なかなか二匹はいないですよねー、美ら海には三匹もいましたが、ジンベエザメは縄張り争いなんかをしないのでしょうか。

体だけじゃなく心も大きいんですねー。




坂道を下りながら水槽をぐるぐる降りていきます。

だんだん水槽の一番下へ向かい歩いて行きジンベエザメを下から見る事ができます。

主役はジンベエザメですが、ナポレオンフィッシュやシュモクザメ、イトマキエイなど見てて楽しい魚たちがたくさんいるのです。

子どもも大はしゃぎ。

丸窓は子どもに人気。

 

一番下は大きな窓が開いていて、水槽全域を見渡す事ができます。

ここが一番の写真スポット、人のシルエットと画面に映る魚の「絵」を切り取らることができ、どんな風に撮っても綺麗に写せます。

 

ジンベエ!

 

このような窓がたくさんあるので空いているところで写真を撮りましょう。

 

ちなみにこの水槽はこんな分厚いアクリルでできているそうな。

すごいですねー。

 

大水槽の後は一度屋外へ

大水槽(ジンベエザメ館 青の世界)の後は一度屋外の開けた空間に出ます。この頃には、入館当時の魚臭さは忘れているのですが、一度出るとそれはリセットされるのでまた入ったらちょっと「うっ」となるかもしれません。

またここには昔懐かしい電動の乗り物があります。

一回100円です。

ちょっと息抜きにもなりますね。

次の魚エリアへ進みます。




次のエリアは「のと海遊回廊」のギラギラ空間

「のと海遊回廊」へ。

ここはかなりリニューアルされていて、昔の面影がほぼありませんでした。

なのでとても新鮮気持ちで楽しめましたよ!

中はこんな感じ。

地面と天井にプロジェクターで映像が流されていて、目に見える全てがキラキラで目がチカチカします(いい意味で)。魚も回遊魚なので、まるでこれもプロジェクションマッピングなのかと錯覚するほどです。

映像はどんどん切り替わり、時々魚たちが泳ぎます。

なんか本当にこっちも映像なんじゃないかって気がしてきました。

同じ動きをずっとされると不思議な感覚になりますね。

生きているのにまるで生き物じゃないような、変な感じです。

 

ジンベエザメがきました!

でっかいです。子どもたちがわーっと追いかけていました。

 

水槽の正面は鏡張りなのでそこら中に映像のキラキラが映り込み画面いっぱいがギッラギラです。

子どもは大はしゃぎ。

他にはなかなかない空間で子どもも大人も楽しめます。

 

こんなベンチも何箇所かあるのでしずかにしっとり回遊魚を眺めることもできますよ。




ギラギラの次はふれあいコーナーへ

ギラギラ空間の先にはふれあい水槽があります。

中にはふれあいの定番、ヒトデやヤドカリ、ウニなどがいます。

…ウニ定番!?

生き物に触る前に注意書きは読んでおきましょう。

 

他にもこんな水槽も。

この「不思議な水槽」は、水槽の中央に行くつかの穴が空いていて、そこから手を入れると魚が寄って来てくれて触る事ができます。

なにこれ不思議!

なぜ穴が空いていて漏れないんだ!と思ったところにちゃんとその原理が説明されていました。

気圧をコントロールしてるんですね、すごいなぁ。

 

その隣には水族館や銭湯などでも見かけるこいつらも。

ドクターフィッシュですね。

昔なら嫌がっていましたが、触りたいというので子どもにもやらせてみました。

じっとしてるとすぐに寄ってきてくれました。

こしょばいのか嬉しいのか、子どもはずっと笑っていました。

 

中央にはこんな水槽もあります。

この水槽は…特に仕掛けのようなものはなさそうです。

でも中にいる魚たちは可愛いですね。

ミノカサゴとオコゼ?でしょうか。

 

ちゃんと手洗い場所もあるのでご心配なく。

 

ふれあいの次は小水槽が続きます

ふれあい水槽から通路を進み、干潟水槽を見ながら次のエリアへ。

 

途中にはお土産ゴコロをくすぐるガチャガチャとメダルコーナーが。

 

気になるー。

 

ここから小さめの水槽が続きます。

ド派手なデカ水槽も好きですが、こういった小さな水槽が続き、小さな生き物たちが隠れたりへばり付いていたりするのを探したり眺めたりするのが昔からずっと好きです。意外とこの空間が一番良かったりします。




季節柄でしょうか。サクラサク。

桜には早い時期だったので入試用なのかもしれません。

中にはあまり見たことのない魚がいました、桜っぽいですね…?

 

かわい。

ハゼ系には目がありません。

オトシンクルスとかスラウェシゴビーとかよく飼育してました。動きが可愛い。オトシンはハゼじゃないけど。

ん?

なんこのヒトデ!

おもちゃ?

隠れているエビもなんか好き。

いろんなクマノミコーナー。

まだまだニモ効果なのか、クマノミは人気ですね。

まぁ確かに、こりゃかわいいわい。

 

志向を凝らした水槽も。

すごい配色。

魚なのね君たち。

てかこの水槽に色々詰め込みすぎイ!

写真で気づいたけど大好きなチンアナゴおるやないかい!ずっとどこにいるんか探してたのに!




オオサンショウウオもいます。

サイズの割に水槽狭くない?まぁあんまり動かんのでしょうけど、狭くない?

 

まさかの鯉も。

でも錦鯉ってあんまり綺麗な水では見る事がない(神社の池とか)のでこの透明度で見せられるとさすが綺麗な魚だと思います。

 

さかなクンコーナーも充実

またこのエリアにはさかなクンが度々登場します。

能登フグコーナー。

フグにこれだけの愛を注いだ展示も珍しいですが、

さかなクンが飼育していたフグが展示されています。

なかなか立派なサイズのフグちゃんです。

さかなクンの書いた魚の絵を初めて生で見ましたが、上手いですね。




フグについてもっと深く知りたいならのとじま水族館の「能登フグ」コーナーで決まり☆

 

また部屋の中央には映画館のシアタールームのような空間があり、同じ魚がたくさんいるのですが、

このように色が変わりまるでスクリーンを眺めているような面白い展示になっています。

一瞬魚と色が同化して魚が消えたように見える瞬間があり、そこからパッと魚が現れるイリュージョンを味わうこともできます。

ずっと見てられる展示。

 

こちらにもさかなクンの絵が飾られています。

さかなクン好きにはたまらない空間ですね!

 

まとめ

魚の種類もかなり豊富で、ダイナミックなものから細かいところまでかなり趣向を凝らして作り込まれた水族館です。

インスタなどのSNSで盛り上がるような空間作りを意識されているのか、子どもでも大人でも楽しめる工夫が盛り沢山で飽きることなく楽しめます。

のとじま水族館前編でした、後編へ続きます。

 

くらしをあげる、kuranでした。

■後編はイベント情報■