こどもとお出かけ|京都深草【青少年科学センター】で学んで遊ぶ

こどもとお出かけ|京都深草【青少年科学センター】で学んで遊ぶ

京都市青少年科学センターは、京都市の深草にある科学館。駅からもほど近く駐車場もあります。また、近所にはkuranの大好きな水草屋wasabiさんのある密かに熱いスポット。老舗で大規模な科学館、休日はとても賑わい楽しく遊べて大人も学べる空間です。

京都青少年科学センターについて

住所:〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13番地
電話番号:075-642-1601
営業時間:9:0017:00(入館は16:30まで)
休館日:木曜日(祝日の場合は翌平日が休館日)・年末年始
駐車場:約30台あり
アクセス:京阪「藤森駅」下車して西へ約400メートル 竹田駅からもアクセス可能ですがやや遠いです。
チケット:510円(入館料)510円(プラネタリウム料) 中高生200円 小学生100円 小学生以下無料




科学センターへ行く前に

科学センターの駐車場は目の前にありますが、土日祝はほぼ満車。警備員の方に誘導され、なんとか空いていた場所へ停車できましたが、入り口付近では空き待ちの停車ができないため入れるかどうかは運次第です。お昼頃に行ったので、朝早くから行けば空いているのかもしれません。

割と狭い駐車場、ぎゅうぎゅうです。

 

無事停め終えたら、早速入り口へ。

小学生の頃に、一度きたことがあるのですが入り口こんなんやったかなー?なんか違う気がすると思いつつ進みます。

しばらくして気づきました。

ここは科学センターではなく、「京エコロジーセンター」だったのです。

引きの図。おもいっくそ書いてありました。

入り口横に科学っぽいものがたくさんあったのでしばらく気づきませんでした。

京エコロジーセンターについて

住所:〒612-0031 京都市伏見区深草池ノ内町13番地
電話番号:0756410911
営業時間:9:0021:00
休館日:木曜日(祝日の場合は翌平日が休館日)・年末年始
駐車場:なし(だそうです)
チケット:入館無料

京エコロジーセンター内1

エコロジー体験コーナー

入り口を左手に行くとさまざまな装置が置かれた部屋があります。

ここは「エコロジー体験コーナー」で、自動車型や手動型の発電機器があり、自由に体験することができます。

 

エントランスホール

入り口正面はエントランスホール。

とても綺麗で落ち着いたライティング。吹き抜けで開放感のあるホールになっていて、寄木のような木材作りの椅子が置かれていたり、大きなファイルの展示品があったりとかなり楽しめます。このベンチかわいいなぁー。

気づきと学びのひろば

ごみ問題や温暖化など地球上で起こっている人間との問題や、改善するための暮らしをテーマにした展示物が沢山あります。三歳の我が子にはちんぷんかんぷんでしょうが、楽しいようで終始笑顔でした。

展示物がいちいちおしゃれです。大人も勉強になりますし、見た目も素敵でなかなか楽しめます。



京エコロジーセンター内2

2階は企画展や事務室、情報コーナーなどがあります。

ちょっとお堅い雰囲気のフロアなので、うちの子には楽しめるものはありませんが、ながーーい坂ボールコロコロで延々と遊んでいました。

これ。

最後は右の桶に白いボールが入るのですが、バウンドするので絶対に入らず転がっていきますのでご注意を。

子どもはこれで延々遊びますので合わせてご注意を。喜びの叫び声が館内に響き渡り親がパニックになります。

京エコロジーセンター内3

3階には会議室や図書室があり、その一角に「木のおもちゃひろば」があります。

このこどもひろばには、その名の通り木で作られたおもちゃが沢山置いてあり、小さい子どもがゆったりと遊ぶことができます。

木の玉プールや、

おままごとセットなど。

我が子はこのキノコのおもちゃがお気に入りで、

カタカタと降りていく動きに大爆笑。

これ一度やって欲しい。

かわいらいい動きをします。このおもちゃ欲しいー。

と思って探したらすぐ見つかりました。買おうかな。

それでは本題の科学センターへ

京エコロジーセンターを出て、奥へ進んでいきます。

階段を上るとすぐ入り口です、そうそうこれこれ〜。

こっちが科学センターだったんですね、小学校時代の記憶なんて当てにならないものです。

 

入場料は入ってすぐのところで払うことになります。

特に順路などはなく、好きな方面から見て回ることができます。

科学館2階にある展示物

科学館は3階建て。

入り口があるのは建物の2階で、「第一展示場」となっています。

入り口を右手に進むと標本コーナーが。ものすごい数の蝶々の標本があります。好きです、標本。

蝶々が好きというわけでもなく標本が好きです。この生々しい生き物の姿と整然と並べられ無機質に添えられたキャプション。かっこいい。でも、標本は作る際に生き物を生きたまま針を刺す方が綺麗に標本かできるという話を聞いたことがあり、残酷さと美しさの狭間で揺れた記憶があります。

その儚さを埋め込んだ迫力というものが何というか好きなんですねきっと。

何の話だ。

標本が好きだから何枚も写真に収めてます。

標本ってすごいという話。

この蝶が生きて飛んでたら間違いなくビビってしまう、でかい。

 

科学館ならどこにでもある鏡の科学。

書かれているイラストのタッチが、時代を感じさせます。

この人間万華鏡は中に入ることができます。扉が結構重たいので、子どもが挟まれると危ないかもしれません、いやほんとに。

中はこんな感じ、すごい。

振り子は語る。

こういう展示物は絶対酔うので乗りません。

さらに進むと恐竜の化石が。

でっかー。

動くティラノサウルス!

でかくて迫力があります、なかなかのリアルさ。福井県立恐竜博物館並みです。我が子は怖かったようで逃げるように奥へと走って行きました。

顕微鏡が並んでいて自由に見ることができます。

顕微鏡って学校じゃ時間も限られていてなかなかゆっくり見ることはできませんが、子どもにはこういった時にゆっくり見せてあげたいですね。普段見えないものを見るっていうのはワクワクするものです。

さらに磯の生き物ゾーンがあり、本物の生き物が水族館さながら展示されています。

いろんな生物がいます。

ウミウシかわゆす。



階の展示物について

3階は「第二展示場」となっています。

奥の階段を登ります。二階は照明が暗く展示物もやや高学年向けになります。でも三歳児が楽しめるような展示も沢山あったのでご紹介します。

その最たるものがこれ。

カラフル光ラボ。

中に入ると自分の影が映ります。スイッチで照明色を変えることができ、影の色も変わります。

こんな感じ。

手前にあるボタンで照明色をつけたり消したりできます。

まぁこれが楽しくてしょうがないらしく、中に映る自分の影を見て大騒ぎ。手に持ったハートと星の棒は常備品。こんな気遣い、素敵です。冗談抜きでここで一時間を費やしました。他の子どもも加わり、一時お祭りのような騒ぎになってました。ご迷惑をおかけしました。

フロアは広々。

恐竜の顔も近くで見ることができたり、

小声でも音が届くパラポラや

地層(けっこう好き)

鉱石

不思議シーソーなど。

これは椅子と椅子が連動していて、シーソーのように体重が重い人が乗ると沈み軽い人は浮き上がるという仕組み。マリオみたいなやつです。

これも楽しい。

屋外とプラネタリウム

第一展示場からプラネタリウムと屋外へと繋がっています。

プラネタリウムはすごく行きたいのですが、まだちょっと早いかなと敬遠しています、周りに迷惑かけるだけのような気がするので。もう少し大きくなったら連れて行こうと思います。

今回は屋外展示のみ。

こんな庭が広がっています。天気のいい日はとても気持ちよさそうです。

夏場に行ったのですが、注意したいのは蚊の多さ。もう、ものすごくいっぱいいます。すぐそばにため池があるのでそのせいだと思いますがほんの数分でボコボコにやられました。気をつけてください。

蚊の発生源と思われる池には何やら装置が。

蚊に気を取られすぎてこれが一体何なのか、なぜ小便小僧がいて黄色いベンチプレスをあげているロボがいるのか、何もわかりませんでした。

池の中心にはプラネタリウムがあります。

次は行ってみたいと思います。

蚊に刺されながら奥へと進みます。

この先にはチョウの家があり、

放し飼いにされた小屋に入りチョウと触れ合うことができます。

ここには、沖縄に生息している「オオゴマダラ」「リュウキュウアサギマダラ」「シロオビアゲハ」という種類のチョウたちを見ることができます。しかし中は狭く人が多いのであまりゆっくりは見れません。チョウよりも幼虫を探したかったのですが、ちょっと長居するのははしんどかったので諦めました。

まとめ

他にも1階には「親子ふれあいサイエンスルーム」というフロアがあります。ここは、小学校就学前の乳幼児でも、科学を体感できる遊具を通して親子でふれあう場が提供されているのですが、この日は本当に人が多くて入ることができず諦めました。電子ペンとプロジェクターを利用した大型の落書きコーナーや機関車のジオラマ、シャボン玉を作る機械などがあり、かなり楽しめます。

京都市青少年科学センターは、かなり古い建物で新しさはないかもしれませんが、展示物は豊富で広い敷地、科学館に求めるものの全てがここにはあると言っていいと思います。子どもでも大人でも楽しめる展示物ばかりなので、天気が悪い日や、科学にふれあいたい気分の時は足を運んでみましょう。

あ、でもピタゴラスイッチがなかったかな。好きなのでずっと見てしまうやつです。

注意点は、駐車場が空いている保証がないこと、屋外は蚊が多いこと、京エコロジーセンターに間違えて入ってしまうこと。

 

くらしをあげる、kuranでした。

■カラフル光ラボ無限ループも注意■