うっとおしい蚊の生態を知り適切な対策を|特に効果的なものはこれ
- 2018.07.10
- くらしの雑記
夏になると現れますね、アイツが。
夏に現れるアイツと聞いて思い浮かべるものは人それぞれだと思いますが、今回kuranが敵意を持って言うアイツとは部屋中を腹の立つ音を立てながら飛び回り、人様の血を吸うアイツ、そう夏の風物詩「蚊」です。
夏はいろんな虫が増えますが、特に実害が大きくおそらく一番嫌われている虫なのではないでしょうか?あの茶色くて素早い嫌われ者よりもさらに嫌いという人も多く、kuranもかなり嫌いな虫の部類に入ります。
特に寝室での蚊は最悪。ストレスの元ですね。
今回は蚊の情報や対策について記事を書いてみたいと思います。
蚊の発生時期について
気づけばあなたのすぐそばに。蚊のいない春を終え暑さに気を取られ始めた頃、気づけば肌にかゆみを覚える。刺されてから「あぁ今年もきたか」と思う方も多いでしょう。
蚊の発生時期はお住いの地域によって多少変わるかと思いますが、主に6月から10月に産卵・孵化します。ですが4月から活動し11月ごろまで居座る場合もあるので、年の半分以上も蚊の脅威は続くのです、ひえー。
夏のイメージがあるのは活発に活動する条件が揃っているからなだけであって、夏にしかいないというわけではないんですね。知れば知るほど腹たちますね。
蚊の活動する適温は
蚊が活動するのは気温が20度を超えたあたりから。
もっとも活動的になるのは25〜30度で、この時期には爆発的に増えます。なので夏は蚊が多く、夏のイメージが強いのですね。ですが活動的なのは30度まで。35度を超えると活動が鈍るので、真夏の日中などではほとんど蚊に出会うことはありません。しかし、夕方や明け方は活動しやすい気温になっているので、夏の夕方が一番蚊に刺されやすい時期・時間帯なんです。
夕立の後なんかに外に出ると病気かってくらい刺されるのはそのせいなんですね。
雨上がりには特に注意
雨が上がってからが要注意です。梅雨などが空け、家の周りにあるものをそのまま放置しておくのは危険です。
蚊は水がないと卵が産めず、ボウフラにはなれませんが、なんと水深が2mmもあれば十分孵化しボウフラへと成長を遂げるそうです。2mmですよ2mm!
そのため、家の周りの「水たまり」には十分警戒をする必要があります。水たまりと言っても2mmなのでちょっとしたくぼみや植木鉢の受け皿などでも十分成長してしまうということ。家の周りに2mm以上の水たまり、できていませんか?
しかも産み落とされた卵は水が干上がっても死ぬことはなく、また雨が降ればそこから成長を続けてしまうんだそうです。驚異的な生命力、そんなんいらんのに!
蚊になる前に ボウフラ対策
蚊は卵を産んでから2〜3日でボウフラになり、そこから1週間から1ヶ月で成虫として飛び始めます。
ボウフラは水深たったの2mで孵化してしまい、卵は干上がってもまた水を得れば成長を続けますが、ボウフラに成長してから干上がると死んでしまいます。
雨上がりなどはしっかりと水たまり対策をすることで数はだいぶ減らすことができますが、ご近所全員が一意団結して対策をしなければあまり効果がありませんね。また近くに池などがある場合も大量発生の原因となるので、自分だけでボウフラの対策をするのは難しいです。
せめて自宅だけでも水周りの対策をすることで多少の効果は望めるかもしれません。
屋外でビオトープなどを設置している場合は水の流れもなく高確率でボウフラがのびのびと育ちます。蚊を食べる対策としてカダヤシが有名ですが、実は特定外来生物に指定されていて、販売・飼育ができません。なので、耐寒性の強いメダカを入れるだけでもかなりの効果があります。小さいメダカでは逆にボウフラの餌食になってしまうこともあるので、稚魚ではなくしっかりと成長したメダカを数匹泳がせておきましょう。
うまくいけばボウフラを根絶やしにしてくれます。
蚊に刺されやすい人
蚊に刺されやすいのは、血液型が関係ある、という話が出ていた時期もありましたが、その後否定され結局のところ因果関係があるのかどうかは不明なままですが、他にも刺されやすい場合があるようです。
蚊に刺されやすいのは、飲酒をしている人、体温の高い人、汗をかいている人、黒い服を着ている人という研究結果もあります。すべて体温が高くなっている状態にありそうなので体温が一番関係あるのかな?という印象ですね。
他にも高校生が発見したものとして、足に「常在菌」の数が多いかどうかが関係しているというものがありました。常在菌は人間の体の内外に存在していて、身体の保護にも一役買っているものだそうですが、その常在菌が足に多いか少ないかで蚊に刺されやすくなるかが決まるとのこと。
足に常在菌が多いと蚊に刺されやすくなるということを発見し、足の常在菌を減らすためアルコールで軽くふき取るとピタリと蚊が刺さなくなったそうです。常在菌は取りすぎると他の菌などが付着するためあまり身体には良くないので「軽くふき取る」程度でいいそうです。
どうしても家族や友人の中で自分だけ刺される、という方は足をアルコールで拭いて試してみましょう。
ちなみに常在菌が多いと足が臭いというわけではなく、「足が臭いと刺される」というのは全くの迷信だそうです。
蚊を撲滅するために
蚊の叩き方
蚊は横からの動きに対応するため、上から下へ叩くようにして、地面に落ちた蚊をすぐに捕まえれば退治できます。
仕留め損ねてしまってもとにかくあたりをパンパン叩きましょう。まったく見当違いな場所でも構いません。蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを覚えるらしく、たたくふりをするだけでも近づいてこなくなるそうです。ただし、その記憶は24時間ほどで消されまた刺しにくるそうな。
蚊を仕留める便利グッズ
蚊は体温や風の動きに反応するのか、手で叩ことするとスッと逃げちゃいますが、ここで活躍するのがローラー粘着テープです。いわゆるコロコロですね。この仕留め方はわりと有名で、結構高確率で捕まえることができます。飛んでいる場合は使えませんが、とまっている蚊にコロコロは効果抜群です。
他にもヘアスプレー噴射を噴射することで、粘着力により蚊が飛べなくなるそうです、が使う場所をかなり制限されそうです。
蚊取り線香ももちろん効果があります。蚊を倒すことはできませんが、寄せ付けないことは十分可能です。しかし風がある場所では煙が流されてしまい効果が薄れるなど絶対を保証してくれるものでもありませんね。
豆知識としては蚊取り線香の渦巻きは人間の平均睡眠時間に合わせて7時間半で消える長さになっているそうです。ある程度の時間で消したい場合は、途中にクリップを挟んでおくとそこで自然に消える様に「タイマー」機能を備えることができるので活用してみてください。
我が家で最近愛用しているグッズは、「アースのおすだけノーマットスプレー」です。
部屋にシュッとしておくと蚊を寄せ付けないというものです。半信半疑で試してみましたが、効果てきめんでした。部屋の中心らへんにシュッとしておくだけで、しばらくするとそこら中に蚊が落ちています。
なかなか叩くことができない時などはかなり重宝していますのでオススメです。
蚊が嫌いなもの
蚊の嫌いな食材はニンニクで、その臭いにはなかなか近づいてこないそうですが、ニンニクの匂いは人間にも効果が抜群なので考えものですね。
匂いでいうと、ハーブ系の匂いが嫌いで、特にレモングラスは効果が高いようです。
最近では園芸屋さんやホームセンターに「蚊連草」というものが販売されていて、これは蚊の嫌いな匂いを放つゼラニウムとシトロネラを交配してつくったハーブの一種で、置くだけで蚊を遠ざけてくれるというものです。我が家でも試しに置いてみましたが、正直あまり効果はありませんでした。蚊が嫌がって近づいてこない様にするためには一株では全く効果がなく、もっとたくさん茂らせる必要がありそうで、しかし見た目に魅力ある植物でもないので蚊のためにそこまでするのはちょっと気が引けます。
蚊には苦手な電化製品もあり、それは扇風機です。蚊は飛ぶ力が弱くちょっとの風で流されてしまいます。良く開け閉めする扉に外方向へ向けて扇風機をセットしておくだけで蚊は入ってこれなくなります。寝ている時などは全身に風が当たる様にしておけば蚊に刺されにくくなりますので、扇風機は使い勝手がいい家電だと言えます。
まとめ
蚊はうっとおしいですね。
蚊の対策にはいろんなグッズが出ているので、自分にあった対策方法を見つけるのが一番だと思います。紹介した対策方法の中に、快適な生活に役立つものがあると嬉しいです。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎蚊取り線香の匂いが好き◼︎
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