【Navi110】素人カスタム|自作フェンダープレートを装着
- 2020.02.19
- くらしのバイク
前回モンキー用のウインドスクリーンを取り付けたNavi-110に今度はフェンダープレートを取り付けようと思います。フェンダープレートは別名「風切り板」。今回は、フェンダープレートを自作し、カッティングシートで文字入れをしてバイクに装着するまでを記事にしたいと思います。
Navi-110にフェンダープレートは果たして似合うのか…。
乞うご期待です!
フェンダープレート用の木材を買う
まずはフェンダープレートに出来そうな木材をホームセンターへ探しにいきます。
どうせ色をつけちゃうので木目や木色はあまり気にしません。大事なのは厚みと硬さ、加工のしやすさです。本来ならば木ではなくてアクリル板などがちょうどいいのですがうちには卓上糸ノコがないので加工しやすい木材でいきたいと思います。
硬い木材でホームセンターでも見かけることのあるものは、
・ウォルナット
・タモ
・ナラ
・マホガニー
などです。あまりないかもしれませんがたまに置いています。
ホームセンターでよく見かけるスギやキリ、ホワイトウッドなどは非常にやわらかいので避けましょう。
廃材コーナーなどにあるかもしれないので、まずは廃材コーナーを物色しましょう。サイズ的にもそこまで大きくなくていいのでコスパ的にもまずは廃材コーナーでGO。
糸ノコあるよという方は耐久面的にもアクリル板を買う方がいいと思います。
どちらにせよ、厚みは8mmくらいがちょうどいいと思います。
購入してきた木材に下書きをする
木材を購入したら、好きな形に下書きをします。今回はパインの集成材が安価でちょうどいいサイズだったのでそちらにしました。
フェンダープレートのR(曲線)はNavi-110のフロントフェンダーのRに合わせて作ります。
まずはフェンダーの横から写真を撮り、それをパソコンに読み込みます。
Illustratorで写真を開き、フェンダーのRに沿ってフェンダーの形を作り、アウトラインでプリントアウト。
プリントアウトしたものを板の上に乗せて転写させたら完璧な形が出来上がります。
…なぜこんなややこしい内容を文字だけで羅列するのか…。
ここまでやってしまってから写真を撮るのを忘れたことに気づいたからだ!
写真を撮ってパソコンに読み込んで…なんてのがめんどくさい人は木に適当な大きさに形を書いてノコで切って、合わせて細かく微調整、という方法もあります。ここはご自身の性格に合う方法で。
もうちょっと切っちゃってますが、下書きはこんな感じ。
なんとなく均一の太さではなく頭を大きくしたかったのでこんな形にしました。
下書きができたら木材をカット
下書きに納得がいったら木材を切っていきます。
卓上糸ノコがないので手切りの糸ノコで地道に切ります。この糸ノコは100均のものです。
意外と切れるので使いやすいですが、ノコ部分が曲がりやすいので注意。
下書き通りに切れました。
一度ここでバイクのフェンダーに合わせてみて、Rの角度が大丈夫か、サイズは大きすぎないかなどをチェックします。
オーケーであれば、このまま進めていきます。
ヤスリで綺麗に整える
ざっくり形が切れたら今度はケバケバを無くしていきたいと思います。
ノコギリでやると必ずケバケバが出て、このまま塗装するとキレイに色がのらないのでここはめんどくさがらずに丁寧にやります。
荒い紙やすりと細かいのを用意します。
荒いのは#40〜#80、細かいものは#180〜#240くらいのものです。
この作業は結構楽しいのでテレビでもみながらだらだら時間をかけてやりましょう。
ツルツルのピカピカになってもしばらく続けてしまうほどクセになる楽しさでしょう、きっと。
木材が仕上がったら着色
仕上がったら着色します。
車体に合わせて黒くしようかなと思ったのですが、なんとなく木目を残したくなってオイルステインで着色することにしました。
二度塗りをしたところ。
三度塗りでフィニッシュしました。よく見ると木目が出る感じになりなかなか理想的な出来上がりです。無機質なバイクには似合いそうもないですが、意外と合うんだなこれが。
金具の取り付け
フェンダーにどうやって取り付けようか。
ここが一番悩みました。
以前乗っていたエストレヤは、バイク屋さんでフェンダーに穴を開けて取り付けてもらいましたが、素人がフェンダーを外して穴を開けてボルトを通して…、なんて作業はめんどくさすぎて難しいのでなんとか簡単にできないかなーと思っていたら思いつきました。
まずはこんな金具を書います。Lアングルです。手で曲げられるようなフレキシブルな金具。鉄じゃなくアルミ製の物です。
手で曲げられるのがポイント、アルミなので雨にも強いのがさらにポイント、そしてひとつ60円なのもポイントです。
金具を黒のラッカースプレーで塗装して、ビスで止めて金具の取り付けは完成です。
いきなりカッティングシートを貼った状態になりましたが、ここも写真を撮り忘れました。
つい夢中になる作業の時は忘れがちです…。
わかりづらいですが、金具の下部分はフェンダーの曲線に合わせて曲げています。
これがぴったりフィットしないと取り付けられないので、ここはシビアに、浮きがないようにぴったり曲げていきます。ここ大事です。
フェンダーに装着
フェンダープレートが完成したので、バイク本体へ取り付けます。
取り付けにはこの「激強力両面テープ」を使います。
防水で激強力という文言に惹かれて購入しました。それと100均で購入した瞬間接着剤。
Lアングルの下部分に両面テープをしっかりと貼り付けます。
両面テープとLアングルの両端にできた隙間には接着剤を塗布していきます。
準備ができたらフェンダーへいよいよ取り付け。
接着剤がついているのでここは一発勝負、ズレたりしたら跡が残ってしまうので慎重にまっすぐなるように、バイクの正面からゆっくり合わせながら置きます。
センターに置けたらしばらくは手でぎゅっと押さえつけます。
ある程度ひっついて動かなくなったら、でかめのクリップでさらに押さえておきます。
写真のように手前はクリップが届くのですが、奥は届かないので手でぎゅっと朝エルくらいしかできませんが、割としっかりひっつきます。
さすがは「激強力」テープです。
いえ、もしかしたら100均の接着剤かもしれません。
最後にニスを塗ってテカりを出します。ここは好みですが耐久色もあがるので塗ったほうがいいかもです、でも好みです。
あとこれも好みですが、Lアングルの穴から両面テープの白色が見えてちょっとダサい(手前の穴)ので、黒く塗る(奥の穴)かお好みのボルトキャップ(内側の上下ふたつ)で隠します。ボルトキャップアがある方が、しっかり止めてる風になり、無骨な感じも出てオススメ。ボルトキャップも接着剤のみで止めていますが、意外としっかり固定できています。
これで完成です。
意外と簡単にできちゃいました。
いや、作るのめんどくさいわという方はこちら。
まとめ
フェンダープレートはカフェレーサー風にするためには必須のアイテム。
ですが購入しようとすると割と高価ですし、あんまり種類も多くありません。
今の時代つけている人は少ないですが、自作フェンダープレートで一味違うバイクを演出してみませんか?
くらしをあげる、kuranでした。
■風を切れているのかは不明■
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