難しそうでも実は簡単にできるビカクシダの板付け|ビフルカツム編

難しそうでも実は簡単にできるビカクシダの板付け|ビフルカツム編

購入してから2年間、室内で植木鉢に入れて育てていたビカクシダ。

太陽もあまり当たらず、ずっと現状維持をしていたのですが、今年の春頃から屋外でヴィーチーとネザーランドと並んで育成していました。太陽が1日に3時間ほど当たる場所で2日に一度ほど水を与え、葉水を毎日与えているとぐんぐん調子を上げてついに念願の貯水葉を出し始めたので(しかも3枚も!)そろそろ板付けにしてみようと思い決行しました。



ビカクシダの板付けに必要なもの

ビカクシダの板付けに必要なものはこれだけです。

 

 

・ビカクシダ
・ミズゴケ
・ベラボン(なければウッドチップ)
・麻ひも
・クギもしくはビス
・板材

 

これだけです。ビカクシダはそこそこ育っている方がいいと思います。貯水葉が出てから板付けしましたが、貯水葉が出てなくても板付けはできるので、どちらでも構いません。ただビカクシダには上下があるので、それの判断が素人には難しく、貯水葉が出ているとわかりやすいのでkuranは貯水葉の出現を待っていました。

 

板材の準備

板材は、今回は集成材を使用してみます。特に理由はありません、余っていたからです。

板材選びはそこそこ重要で、ある程度根が張りやすい、穴が開いたものだとか通気性の良いものが好ましいようです。なのでヘゴ板やコルク板などに付けられていることが多いのですね。ヘゴ板も余ってるんですが、ちょっと趣向を変えてみたくなったので集成材を使用してみます。オススメはしません。

 

穴あけの記事で作っていた板材。

こちらに板付けをしてみたいと思います。

 

ビカクシダを鉢から出す

ビカクシダを鉢から出す前に新しいミズゴケを用意しておきます。

 

ミズゴケは水を吸うのに10分ほどかかるので、先に水を含ませておきます。

 

使いそうな量だけ出しておきましょう。ちょっと多いかなくらいの方がいいと思います。ビカクシダの株の大きさよりひとまわり多く使うので目安として。ちなみにこの画像の量では全然足りませんでした。この3倍くらい必要でした。

 

 

板が準備できたらビカクシダを鉢から出します。

2年以上も鉢に植えられていたのでなかなか取り出せず苦労しました。

 

ぽこっ

 

しっかり植木鉢の形になっているミズゴケ。出して気付きましたがミズゴケ100%でした。水気がなくなるとかなり軽かった理由がわかりました。ビカクシダの根っこが下の方にも張り巡らされています。意外としっかりした根っこを出すんですね。

 

これを

ぶちぶち剥がしていきます。

 

根っこはある程度処分した方が育成のスピードも上がりますが、あまり本体近くの根っこは傷つけない方がいいです。弱ってしまう可能性もあります。

 

かなり古いミズゴケなので80%ほど処分しました。根っこは貯水葉の中心辺りから出ているので、その周りについているものは無理に剥がさないようにします。本体を傷つけたら大変なので。

 

かなり身軽になりました。



板材にビス打ち

板材にクギかビスを打ち込みます。

このビスは、ビカクシダの外周を囲うようなイメージで打ち込みます。ぐるっと円形もしくは5角形を作るように打ち込んでいきます。

 

頭が1cmほど出る感じで。

 

ビスの頭はやや大きめで外側に向けってやや傾けて打ち込むことがポイントです。ここに麻ひもを引っ掛けていきますので外れにくくするためです。ビカクシダの株の大きさに合わせて5〜10箇所ほど打ち込んでおきます。なるべく等間隔の方がいいですね。

 

ミズゴケとベラボンを敷く

ビスを打ち終わったら、その囲いの中にミズゴケを敷いていきます。水気をしっかり取って(絞って)置いていきます。

写真のようにドーナツ状になるように敷いていきましょう。

 

綺麗なミズゴケはきもちいいですね、いい色してます。

 

ドーナツ状にしたらその中にベラボンを入れていきます。ベラボンがないので細かめに砕いたウッドチップで代用します。

こんな感じ。

 

ビカクシダの位置を決めて置く

次にビカクシダをこの上に置きます。

ビカクシダには上下があり、間違えると育成に大きく影を落とします。

 

上下の見分け方は、貯水葉と胞子葉の位置で見ます。貯水葉と胞子葉が生えてくる中心から貯水葉は上に向けて育っていきます。貯水葉の下から胞子葉が出ているような形になればそれでいいのですが、長年鉢植えにしていたのでややわかりにくい。

 

でも最近めきめき育った貯水葉のおかげでわかりやすくなっています。中心から貯水葉が上に下から胞子葉が出ている形にして位置調整。

それと、貯水葉の裏の根っこが、ベラボンの置いてある場所に来るように設置します。

 

麻ひもを巻く

最後に麻ひもを巻いていきます。

ここは正直適当で大丈夫ですが、しっかり留まっていること、葉を傷つけずに巻くことをしっかり意識しましょう。特にしっかり留めることを怠ると吊ってしばらくしてぼとっと落ちた場合、かなりのダメージを受けるのは必至なので、注意しましょう。でもきつく締めすぎると葉にダメージが出るので難しいところです。

 

適当な位置から始めます。

 

ぎゅっと結んでから巻いていきます。対角線状に巻いていくと安定しやすいです。

 

ミズゴケに根っこは張り付いている場合は、ミズゴケを中心に巻きつけていきます。貯水葉が十分あり、茶色くなっているものがあれば、そこに巻きつけるのもいいと思います。とにかく落ちないように巻きつけることだけ守りましょう。

 

巻き終わりました。

これで完成です。

 

完成した板付けビカクシダ

巻きつけ終わったら完成です。

とても簡単ですよね。

 

いい感じです。本来の姿に戻ったという姿が綺麗でかっこいい。

 

ビス打ちでやると麻ひもも隠れやすくてより完成度が高く見えますね。

 

逆側には貯水葉がなく、スカスカでモンブランのようなミズゴケが丸見えです。

 

ぐんぐん伸びますように!

 

まとめ

貯水葉が伸びると板もある程度隠れてきてさらにかっこよくなるので、時間をかけて育てていこうと思います。板によって雰囲気も大きく変わるので、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。

本来は他の樹木などに宿って生活する着生植物のビカクシダ。鉢植えよりも板付けの方が自然本来の形に近く、成長も良くなるのだとか。

まだ板付けをしていない、という方はぜひ一度挑戦してみてください。部屋に飾るとかっこいいですよ。

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎ヴィーチーもそろそろ板付けしてみようかな◼︎