錦花鳥-キンカチョウ-つがい飼育|初めての抱卵と産卵
- 2018.07.05
- くらしの錦華鳥
急に仲良くなったものの、オスくんはゴミ糸くずやティッシュなどを集めだしたり、メスくんは体を膨らませてじっとしていたりと変化が起きはじめた我が家の錦花鳥。
しばらくするとメスくんの調子も良くなり、また二羽で寄り添い元気そうにしていました。
でもそれから何度か同じように、メスくんが体を膨らませ、動かなくなることが2〜3度続く。
なんなんだろう。大丈夫かな。
体を丸くしうずくまるメスくんに心配することにも飽き始めた見慣れ始めた頃、決定的な事実を目撃。
また二羽で仲良くつぼ巣でもちもちしているところを何気なく覗くと、
ん!?
タマゴ!
なんとタマゴを産んでいました。
そうです、うすうすそうじゃないかと思っていましたが、メスくんの不調は実は抱卵。うまく飛べなくなっていたのもタマゴを抱えていたからだったんです。綺麗なタマゴを産んで二羽で守るように抱えています。
これまでもそれらしき残骸は何度かあったんですが、綺麗なタマゴの形で産んだのは初めて。
どうも初めての抱卵でタマゴ詰まりを起こしていた様子。殻もないタマゴを産んだり、形のいびつなタマゴも何度か見つけていました、クローゼットの中や靴の中に(迷惑)
無事綺麗なタマゴを産んでくれましたが、きちんと有精卵かどうかはまだわかりません。
じっくりタマゴを見てみたいのですが、これがまたガードが固く、近づくものはすべて敵。飼い主にも容赦なしで食いかかってきます。
うーんよく見えない。
タマゴを抱えるような仕草は見えるんですが、ティッシュや糸くずの塊でよく見えません。
しきりに位置を確認しています。
真ん中に寄せるような仕草をしているので、タマゴが複数あるようです。
オスくんすら寄せ付けなくなってつぼ巣を独り占めしだしたメスくんは籠城すること二週間。あるとき急につぼ巣から出てきて何事もなく水浴びをしたり窓際で日光浴をするようになりました。あれ、タマゴは?放棄したのかなと不安になって覗いてみると、
なんかいる!
ふわっふわの毛に覆われた毛虫のような小さい何かがいます。小さい声で泣きながら、体を振り口を大きく開けて親鳥が来るのを待っています。
どうやら生まれていた様子、タマゴがあと二つあるのも確認できます。
その後つぼ巣7:外出3の割合でメスくんが献身的に見守ること一週間。
二羽目も生まれ、大きさもしっかり確認できるほどに成長していました。
ぐちゃぐちゃでどうなっているのかわかりませんが、二羽とタマゴ一つを確認。
タマゴは生まれ損なったかもしれません。
二羽の素嚢には餌がパンパンに入っています。
しっかりと育児をしているようで安心しました。還っていなかったタマゴはやはりダメだったようで、しばらくするとつぼ巣から落とされていました。どうやら無精卵だったようです。
さて、こちらのヒナたちも手乗りにすべく、親鳥から離したいと思います。
生まれてから二週間以上が経過すると離すのが難しくなるので、二週間以内に別室へ移動。これが早すぎても死んでしまう原因となるので、ある程度育つのを待ったほうが無難です。
無事に引越し完了です。
どちらも元気そうです、もうすでにしっかりと羽が生え揃っていたので、ちょっと出すのが遅かったかもしれません。結局この子たちは、手乗りにすることはできませんでした。親と合わせて4羽の複数飼い、すべてを手乗りは難しいのかもしれませんね。
つぼ巣のままだと足をよく引っ掛けてしまい、怪我の元にもなるのでキッチンペーパーを敷いています。冬だったのでヒーターも完備、暑くならないよう通気性にも気を配りました。
オスくんが心配して見に来ます。
しっかり育てるのでご心配なく。
錦花鳥は割と交代しながら子育てをします。餌は交互に与えるようですが、見ている感じでは、オスくん餌やりは下手くそでした。
とはいえ初めての産卵に子育て、うまくいってよかったです。
これでうちの錦花鳥は4羽。
錦花鳥は一度産卵すると、ボンボン産み、芋づる式に増えていくので、あまり増やしたくない場合は別の部屋に分けて飼うか、タマゴを見つけ次第処分する必要があります。kuranはタマゴを処分するようにしていますが、二週間ほど放置すると生まれてしまうので、見つけ次第すぐに処分しています。二週間に一度は必ず複数のタマゴを産むようになるので、注意深くケージやつぼ巣の確認が必要です。
どんどん増えると大変なので、面倒ですがタマゴの管理は怠らないようにしましょう。生まれちゃうと処分もできませんしね。
錦花鳥をケージで飼育している場合、産卵させるには必ずつぼ巣が必要です。
もし錦花鳥をつがい飼育、今後産卵させたい場合は、つぼ巣とヒーター(夏場は不要)を用意してあげましょう。
生まれたヒナを手乗りにしたい場合は、別室と餌やりキットも必要ですのでお忘れなく。
つぼ巣はこれで十分です、ただオスくんの巣作りの巣材にされるので、かなりボロボロになります。
餌やりは以前の記事でも書きましたが断然このスポイトがオススメ。
通常のスポイトよりも与えやすいです。
ただ生後2〜3週間だとヒナの口に対してスポイトの先が太すぎるので、その頃は通常のスポイトで与えます。
一気に中身が出ないように、スポイト内に入れる餌の量は調整しましょう。
・キンカチョウのヒナのその後編はこちら。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎錦花鳥を迎えて3年目にヒナが増えました◼︎
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