錦花鳥-キンカチョウ-のつがい飼育|オスとメスの違いは?

錦花鳥-キンカチョウ-のつがい飼育|オスとメスの違いは?

我が家の錦花鳥はオスでした。

 

完璧なオスくん。綺麗な体色は図鑑から抜け出してきたようなオーソドックスさです。

普通、ザ・普通の錦花鳥。

それが素敵です。





慣れた錦花鳥は人間のそばから離れません、そばで寄り添いたいのでしょうか。

頭や肩の上に居座ったり、移動してもすぐついてきます。

荷物が届いたら

 

開けるのを手伝ってくれたり

 

お米を研ごうものなら

 

見守っていてくれたりします。

邪魔とっても可愛いです。

 

そんなオスくんですが、一年が経過したころ

 

 

なんかふてくされてる

 

 

 

目が悲しげ

 

そうか、体色も上がり、そろそろ思春期のオスくん。

どうやら一人は寂しいようだという風に勝手に解釈した人間たちは、オスくんにプレゼントをすることにしました。

 

 

 

小さなカゴに入れられた

 

 

メスくんの登場です。

こちらの錦花鳥のメスは、SNSで知り合った錦花鳥のブリーダーの方からお譲りいただきました。欲しいなと思った時にちょうど里親の募集をされていたので応募したら譲ってくださることに。

その後ご自宅までお迎えに行き、里親に出すには何かとルールがあるというお話をお伺いしながらお茶をして引き取ってきました。オスくんとは違い、ベージュ一色のやわらかい色です。まだまだヒナでしたが、おそらくメスだろうということで譲っていただきました。

 

初対面。

お互い興味津々。

メスくんは今まで鳥たちに囲まれた環境だったのでそこまで興味はない様子でしたが、オスくんはカゴの周りをウロウロします。人間以外に初めて見る生き物。鏡に映った自分も、自分の姿とは認識できないので、これが人間と自分以外の生き物との初対面。

見つめ合うオスくんメスくん。

もしかしたら喧嘩するかな、とか思って心配していたのですがどうもこれはいけそうかな?結構冷静そうなふたり。オスくんも「あぁ、鳥でしょ?キンカチョウでしょ?メスでしょ?知ってる知ってる、慣れっこ慣れっこ」と言わんばかりの冷静さを取り戻し、大丈夫さをアピールしはじめます。





しかし檻を開けたとたん、待ってましたとカゴの中に殴り込むオスくん。

聞いたことのない「シャーッ」という声を出して威嚇し突き倒し喧嘩を始めます。

 

やめたらんかいアホンダラと掴んで反省させます。

メスくんは怯えてカゴの隅でじっとしています。

 

 

仲良くさせるのは一旦諦めて、時間をかけてふたりの溝を埋めていこうと決意。

そして今のケージのままでいけるかと思ってたのにこれじゃ同居は無理というわけで急遽新しいケージを買いに走る。

でかい。

でかいけど仕方ない。

真ん中で仕切ることができるので危害を加えることはできないけど、お互いの顔は見えるのでそれで少しづつ仲良くなってもらうしかない。

ということで波乱の予感がプンプンする錦花鳥のオスくんとメスくんの出会いでした。

 

その後も

ほどよい距離を保って近づかない両者。チラ見チラ見の応酬が繰り広げられます。

うっかり間合いに入ってしまうと「シャーっ」という声が響きます。

 

 

一番風呂はオスくん。メスくんは順番待ち。

書いてなかったような気がするのでここで書きますが、錦花鳥は水浴びが必須です。夏場なんかは1日に2〜3回ほど水を浴びたがりますので、水が浴びれるような配慮をしてあげてください。錦花鳥だけでなく、ハトやスズメも、よく水浴びをしているんですよ、水たまりとか噴水とかで。

かなりビチャビチャと羽をばたつかせて入るので、あたりはびしょびしょになってしまいます。お風呂場とかでやらせるのが一般的でしょうか、我が家ではシャワーがないと入らないのでこの台所がベストです。

 

 

冬はメスくんも寒いのかよくあったかいところにいきます。人肌はあったかいのかセーターにもぞもぞ入ってきたり、

 

マットの中に包まったりしています。ぬくぬくするのが好きですね。

日本の冬はオーストラリア産の子達には少々堪えるご様子。羽ももふもふになっていてそれがまた可愛いです。

 

もちろん手のひらでにぎにぎされるのも好き。

可愛い。

 

すっかり成鳥となり、体色も出来上がったメスくん。

くちばしは派手な色してますが、オスくんと比べると体色は地味ですね。ゼブラフィンチという通称は、メスでは生まれませんね、尻尾にかすかにゼブラ模様が入る程度です。羽も綺麗に生え揃いトゥルントゥルンです。

 

 

メスくんを迎え入れてから半年が経過しましたが、

微妙な距離感は変わらず。

メスくん警戒心丸出し。オスくん常に上から。

 

 

 

でもその数ヶ月後には、

 

あら?

 

あら?

 

なんか仲良くなってる。

どういう風の吹き回し?

 

なんだか変化の予感がします。

 

 

購入したケージはこちら。4羽は十分に育成できる大きさです。

移動用のケージはこちら。

 

・キンカチョウのまとめページはこちら。

・キンカチョウのつがい飼育後の変化編ページはこちら。

 

くらしあげる、kuranでした。

◼︎時がふたりを近づけます◼︎