賃貸のトイレをプチリフォーム|DIYで収納を増やして漆喰風の壁に

賃貸のトイレをプチリフォーム|DIYで収納を増やして漆喰風の壁に

古い賃貸一軒家に住んでいるkuranです。

トイレのプチリフォームをしたいと思い立ちました。

でも、我が家は賃貸なのであまりに無茶なDIYをすることはできません。

 

でもこのトイレはあまりにもアレなので、少しでも今風にしたい!ということでDIYで小マシにしたいと思います。

トイレは街の喧騒を抜け出し、一息つける我が家で、さらに一人になる空間ということで落ち着ける唯一の(?)場所ですよね。

賃貸とはいえ、やっぱり自分好みにしたいし、お客を招いた時も安心して通せるような空間にしたいもの。

我が家で初めて漆喰塗りをしたDIYなので、素人が作るアイデアのひとつとして目を細めて温かい目で目を通してみてください。



まずはどう作るかを考える

さて、

一番の問題はやっぱりこのタンク。

古い、そのくせ存在感があって圧迫されているような印象がある。

これじゃダメだ、ということでこのタンクを隠しつつ、ついでに収納も増やしておまけにやりたかった漆喰(風)で落ち着ける空間にしたいと思います。

 

 

DIYで大切なのは、まずはじめに完成形をしっかりと考えること。できれば完成図を書いておいたほうが間違いが少ないと思います。

次に寸法もしっかりと測ること。ミリ単位でしっかりメモをします。ホームセンターで切断してもらう場合は、ミリで伝えるとスムーズで間違いがないことが多いです。

例:1m25㎝3㎜の場合は、1253㎜と伝える

 

木材の購入・組み立てへ

まずは枠を組み立てます。

枠材は主にワンバイツー(1×2材)を使用しています。収納棚を作るのでちょっと複雑な作りになっています。

組み立てを考えているとイーッとなることもありますが、楽しめなくちゃ意味がないので複雑になりすぎないように工夫(手抜き)することも大切だと思います。

 

 

その上にベニヤ板を貼っていきます。ベニヤ板は厚みがいろいろありますが、今回はベニヤ板の上に漆喰塗りをするので薄めのものを選びました。ただ薄すぎると強度的に問題があるので、3番目くらいに薄いものを選んでいます。

ベニヤを張り終わりこれで下準備は完成。

 

漆喰塗りをやってみる

 

ベニヤ板が張れたらいよいよ漆喰塗りです。

今回使ったのはコチラ


しっくい風 壁塗料

 

これ、ペンキのように塗るだけで、簡単に漆喰風の壁が作れてしまいます。

中には袋が入っていて、缶にベタベタくっつかず使用できます。袋が乾燥し、固まってしまうんでしょうね。蓋を開ければすぐに作業に入れます。

塗るときに他に必要なものは、

 

ヘラもしくはコテ

養生テープ

手袋

盛り板(漆喰をのせておく板)

くらいでしょうか。

 

今回はベニヤ板にそのままのせて塗っていったので、盛り板は使いませんでした。

左官業をされている方が必ず使っていますよね。あれ、かっこいいから壁面やる時は真似したいと思います。

養生テープ以外はすべて100均で購入可能です。(養生もあるかもしれませんが、近所には置いてませんでした)

ヘラなんかも左官用のものもあったりして、つくづく最近の100均はすごいなーと思います。

 

 

とりあえず感覚をつかむために適当に塗ります。

伸びはなかなかいい感じ、スーッと伸びますし、ちょと失敗したなと思ってもすぐには乾かないので何度でも模様を付け直すことができます。

コテや角度を変えれば、いろんな表情を見せてくれる漆喰塗り。今回は持っているコテのみでやりましたが、ギザギザのものならでこぼこの模様もつけれますし、そこはアイデア次第でそんな模様にもできそうです。しっくい風のペンキなので、本当に絵を描く感覚でできそうです。

 

 

適当にベタベタ塗って、コテでジャッ、ジャッと塗っていきましたが、悪くない出来栄え。こんな感じにしたかったんです、うんうん。

 

天板をはめて完成

 

塗り終えたら次は天板をはめます。

天板は厚みのあるパイル集成材、オイルステイン(ウォルナッット3度塗り)を電ノコでカットしたものです。

ホームセンターでは直線カットのみなので、お昼間のなるべく迷惑のかからない時間帯にカットします。住宅街での電動工具の使用はなかなか気を使いますね。。

 

 

我が家のトイレタンクは上が外せるので、一度取り外して天板をのせます。天板をのせたらまたタンクの蓋を戻します。

今回使用したしっくい風のペンキ、適当にやってもある程度はいい感じになってくれます。画材のモデリングペーストのように厚みが簡単に出せるので、素人でも扱いやすく思い通りの仕上がりにすることができました。プロがやるともっと綺麗なんでしょうが、味ということで満足しています。

 

 

全体像はこんな感じ。

いい感じになりました、漆喰さまさまです。あ、漆喰風ですね。

 

まとめ

ちなみに収納はこんな感じ。

扉も同じようにベニヤ板+漆喰を塗り、蝶番で固定、マグネットで開け閉めできるようにしています。蝶番もマグネットも100均で購入できます。

 

 

しかし、

 

うーん、取り出しにくい笑

 

でもファッションは我慢と言いますし、これでオーケー、全然問題無し。

 

 

今回は白色(アートホワイト)を使いましたが、ベージュやピンク、オリーブなんてのもあります。お部屋の雰囲気に合わせて、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

ちなみにこのトイレの分で2㎡ほど使いましたが、まだまだ余っています。次はどこを塗ろうかな。

 

 

 

くらしをあげる、kuranでした。

◼︎左官作業は楽しい◼︎