アラジンストーブの芯を交換して新年を迎えよう|手順とポイント
- 2019.12.30
- くらしの雑記
アラジンストーブを2クールほど使用していると、芯を限界まで出していても綺麗なブルーフレームが出なくなってきますね。
それ、芯の交換時期かもしれません。
新年を迎える前に交換するとアラジンストーブも気持ちもスッキリします。芯を交換したことがないなって方はこの機会に交換、してみませんか?
アラジンストーブの芯を手に入れよう
アラジンストーブの芯は普通のお店には売られていません。そもそもアラジンストーブ本体すら、蚤の市などでしかほとんど見る機会はありませんね。
私も基本的に芯の購入はネットでしています。
お値段はだいたい2000円~3000円/本くらい。一昔前よりやや割高になってきていますが、生産が終了しているので替え芯の生産も無くなってきているのでしょうか。芯が無くなると困るので今のうちに買いだめしておいた方がいいのかもしれませんね。
交換手順は簡単
芯の交換手順自体はポイントを抑えておけばとても簡単です。
用意するものは、
▶︎大きなビニール袋
▶︎いらない歯ブラシ
▶︎雑巾かウエス
▶︎ビニール手袋
▶︎替え芯
これだけです。
あと灯油は抜いておきます。
灯油をいれたまま交換すると床が灯油でびちゃびちゃになってしまいます。芯の交換は必ず灯油を使い切ったタイミングで行いましょう!
まずはアラジンストーブをオープン
これは使用する際にいつもやっていることかと思うので説明は不要ですね。
パカっと開けたら横にビニール袋を用意し、手袋をして歯ブラシをスタンバイ。
内炎板を取り外す
パカっと開けたら、次は内炎板を外します。外したら歯ブラシでススを擦り落とします。優しくなるくらいで大丈夫です。
できたらビニール袋の上に置いておき、ススが落ちても汚れないようにします。
芯外筒を取り外す
次は芯外筒です。芯外筒は内炎板のようにぽこっと乗っているだけではなく、右に回して取り外す必要があります。そんなに硬くないので、両手で持ち優しく回して取り外します。
こちらも同じく歯ブラシで優しくススを取ります。内炎板と違い割とススがこびりつきやすいので念入りに歯ブラシします。
シャフトレバーを回し芯を出す
次はレバーをひねって芯を出します。いつもより多めに限界までひねって、飛び出させるようにするとギアが外れグラグラになりますので、そこまできたら手で掴んで上に引っこ抜き芯を外します。
芯は銀色の筒に爪を引っ掛けて固定されています。爪を外さずに芯を取ろうとすると銀の筒が破損するかもしれないので気を付けましょう。
爪部分は、芯についているので芯をへこませて外します。
芯はどうせ捨ててしまうのでかなり大胆にへこませてサクッと取り外しましょう。爪が外れたらくるくる回しながら上に引っ張ると簡単に取れます。
新しい替え芯をオープン
新しく用意した替え芯です。替え芯のパッケージがレトロでなんだか可愛いです。
箱を開けると、
おぉ、当たり前ですが新しい替え芯が入っていました。
新しい替え芯と古い芯
違いは歴然ですね。
長いこと頑張ってくれました。ありがとう。今までたくさん燃やしてあっためてくれましたご、最後は自分を燃やして灰となってください。ありがとう。
替え芯を銀筒にセッティング
ここです。
ここが難しいというかめんどくさいというか一番大変なステップです。
外した時と同じように、爪が引っかかるのと、外す時とは違い布の部分もうまく入らず、オレンジのラベルも引っかかったりして、取る時と比べると段違いに難易度が上がります。
わかりやすく言うと、バラモスとゾーマくらい違います。差は歴然です。
ここでポイントはまたくるくる回しながら差し込むことと、爪が入るところは同じようにへこますということ。へこますのも、新しいのでへこましすぎてはダメなので絶妙な力加減が必要ですが、必須な能力なのでここは感覚で覚えてください。
くるくる回しながら入れるとうまくいけばスルッとストレスなく入ります。爪は、2箇所がしっかり固定されるところまで入れないとダメなので注意!
替え芯セットができたらもう終わり
一番難しいのがこの替え芯銀筒セッティングなので、ここを終えたらあとはエンディングを見るだけです。
替え芯を元の場所に戻します。
ギアのある部分と銀筒のミシン目のようなところを合わせて設置していきます。ここでもくるくる回しながら入れると楽ですが、オレンジのラベルがたまに引っかかるので内側からラベルを押さえながらやるとスムーズ。
ギアと銀筒のミシン目が1つでも噛み合ったらシャフトレバーをゆっくり回して下へ下へ送り込みます。やや硬いですが様子を見ながらセット。
次に芯外筒を設置
左に回してしっかり固定するのをお忘れなく。
最後に内炎板を乗せておしまいです。
さてそれでは早速点火!
…ではなく、芯を交換したら灯油を入れてしばらく放置します。
すぐに点火しても、芯が灯油を吸っておらず、うまく点火できません。ただただ芯を燃やしてしまうことになり最悪交換したばかりの芯が使い物にならないくらいススだらけになってしまいまふので、ここは我慢します。
数時間後に改めて点火!
おお。
記事用の写真を撮るために灯油を入れ、やや間も無く点火したのでうまく萌えない部分もありますが、おおむね綺麗なブルーフレームの出来上がり。
アラジンストーブの芯交換は以上で完了です。簡単ですね!
まとめ
▶︎アラジンストーブの芯交換。
▶︎まずは替え芯をゲット。
▶︎灯油を抜く。
▶︎内炎板を外す。
▶︎芯外筒を外す。
▶︎レバーを回して芯を出す。
▶︎銀筒ごと芯を本体から取り外す。
▶︎銀筒から芯を外す。
▶︎芯を交換し、銀筒に戻す。
▶︎爪をしっかりかける。
▶︎くるくる回すのがポイント。
▶︎ギアとミシン目を合わせてセット。
▶︎芯外筒をセット。
▶︎内炎板をセット。
▶︎灯油を投入。
▶︎しばらく放置。
▶︎点火してブルーフレーム!
新年を迎える節目にいつもやりますが、気持ちもスッキリして綺麗な炎に癒されます。
ブルーフレームに赤い炎が混じり出したら芯交換のサインかも。
ぜひ交換してみましょうー!
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎ああ、憧れのブルーフレーム◼︎
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