iMacの処分をするために自分で解体して捨ててみた
- 2024.06.11
- くらしの雑記
長年使っていたiMacが故障し、修理に出しても直せないと診断されたので、捨てようと思いましたが、個人情報がパンパンに詰まっているので処分に困っていました。
売りに出して悪用されてしまっても困るし、業者に出しても同じような危険はあるだろうし、と悩み抜いて、自分で解体して処分することに決めました。
いざ解体してみると思っていたよりは簡単だったので記事にしてみたいと思います。
電源も入らず、画面にはヒビが入り、業者さんでも直せないレベルのiMac。
自分で捨てる1番の理由は、個人情報がパンパンのHDDを取り外したいため。
iMacの解体に必要なもの
iMacの解体には他の家電の解体よりもやや特殊なものが必要でした、使用したものは以下。
•ピザカッター
•精密ドライバー
•手袋
以上です。
ピザカッターは薄めのヘラのようなものであればなんでも良さそうですが、ピザカッターがやりやすかったです、我が家のは百均のものです。
精密ドライバーはこれじゃないと難しいと思いましたので、わざわざ購入しました。
メルカリなどのフリマサイトで300円くらいで販売されていたものです。
液晶の取り外し
まずは液晶を取り外します。
ここでピザカッターの登場です。
意外にもマグネットでくっ付いているのでピザカッターをコロコロして外していきます。
液晶の端から隙間に刃を入れて、押し広げるようにコロコロしていくとバカっと外れるので割らないようにそっと取り外します。
簡単に外れました。
どうせ処分するので割ってしまってもいいのですが、片付けが大変そうなので丁寧に外しました。
精密ドライバーでビス外し
液晶を外すと、中にはたくさんのビスが止められて固定されていました。
しかしどれもみたことがない形のビス穴をしています。
家にあるもので片っ端から取れないかやってみましたが、どれも外すことができません。
このビスはヘックスローブ(6つの耳たぶ)というビスで、トルクスビスとも言われるものだそうです。
精密機器によく使用されているビスのようで、私は今回初めてこのビスと対峙することになりました。
マイナスビスは汚れやすい箇所に使用されるように、このトルクスビスはプラスビスのようにドライバーでなめて穴が潰れてしまうことが少なく、どんどん使用されている箇所も増えてきているそうです。
これからみる機会も増えてくるものなのでしょうか。
前置きが長くなりましたが、精密ドライバーであればこのトルクスビスは簡単に外すことができました。
どれが何を固定しているのか、本来は丁寧に外して検証していくのですが、今回は解体して処分するだけなので、とにかく目に映るトルクスを片っ端から外していきます。
液晶を外すとこんな感じです。
中はこんな風になっているんですねー。
中もトルクスビスだらけ。
すごいななんか。
取れるものからどんどん取り外し
中を開いてもどれが何やらさっぱりです。
うーん
とりあえずトルクスビスはずそ。
簡単に取れそうなものから外します。
捨てるだけなので丁寧にとる必要もないのでコード安堵もぶちぶち切りながら取り外し。
これは光学ディスクかな。
ふむふむ、ブチッ
ほうほう、ポイッ
あー、はいはい、ボキッ
HDDは念のため丁寧に取り外し
そうこうしてる間にたどり着きました。
初めから中央に鎮座していたこれ。
これが(たぶん)ハードディスク。
もう使うことはないと思いますが念のために丁寧に外します。
こちらもトルクスビスで止めてあるだけなので取り外し、コネクタも引きちぎったり切ったりせずに丁寧に取り外し。
もしまた同型のiMacを手に入れることがあれば、これを入れ替えたら中を触れる…のかな?
まぁそんなことはできなくてもこれをしっかり破壊して処分できればそれで良しなのでとりあえずこれは一旦保管します。
スタンドの取り外し
最後にスタンドがついたままだとゴミ袋に入らないので、スタンドを取り外します。
ここでもトルクスビスが活躍。
たくさんついているのでとにかく全部外します。
これを全て外すと、
取り外せます。
モニター側はまだ重いので取り外す時は注意して落とさないようにしましょう。
これで解体作業は終了です。
あとは燃やせないゴミの日に出すだけ。
まとめ
iMacの解体は、トルクスビスを外せる精密ドライバーさえあれば後は簡単でした。
iMac内がしっかり初期化できていて情報などが残っていない場合は、こんな作業もいらず大型ごみとしてそのまま出せばいいですが、初期化する前に故障し、業者の方でも復帰も初期化もできない状態でしたので、今回はわざわざ解体しました。
ただ処分しただけなので詳しいパーツのことなどはわかりませんでしたが、解体するだけなら素人でも簡単にできました。
何かの機会におためしあれー。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎精密ドライバーはいまのところ他で使う機会はありません◼︎
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