ネットでバイク購入はアリ?ナシ?|ヤフオク&メルカリで買ってみた2
- 2020.03.07
- くらしのバイク
事故で廃車になってから一ヶ月。
しばらくは前回記事にもしましたこちらのリトルカブに乗って生活していましたが、やはり諦め切れなかったのでまたまたNavi-110を購入することにしました。前回はヤフオクにて購入しましたが、今回はメルカリで購入することにしました。メルカリでの購入も出品者にやや難があったものの意外とスムーズにできたのでその詳細を記事にしたいと思います。
メルカリにて購入
2代目はメルカリで購入しました。
ヤフオクでの購入と同様に、こちらでもいい買い物ができたと思います。個人のバイク屋さんが90000円で出品されていて、走行距離も少なく写真で見る限り状態も良さそうだったので、割とすぐに決めました。コメントにてバイクの状態や気になることを聞き、返信も早く丁寧だったのが購入の決め手になりました。
写真で見ていたポイントやコメントで聞いた内容としては、
▶︎総走行距離
▶︎部品の欠損有無
▶︎オイル交換歴
▶︎事故歴の有無
▶︎何故手放すのか
▶︎説明文はしっかり書かれているか
▶︎ノークレームノーリターンなどの記載がないか
▶︎過去の取引
▶︎相手の住んでいる地域
今回は業者様だったので、質問の内容はなぜ手放すのか?ではなく、なぜこの状態の良さで売りに出されているのか、その経緯です。
今回はかなり距離があり、自分で取りに行ける距離ではなかったので陸送で頼むことにしました。
なので前回ヤフオクで購入した時よりも陸送代金が上乗せされるのでやや割高になりますが、ボディカラーが本当は欲しかった黒色になるので気持ち的にはイーブンです。
メルカリで購入した後の流れ
メルカリで購入すると、出品者がバイクを陸送の方に渡し、「商品の発送連絡」をすることになります。
購入者はバイクが届くのを待ち、「商品の受け取り連絡」をすることで、出品者にバイク代金が支払われるという仕組みです。
たとえ購入者が受け取り連絡をせずに放置したとしても、二週間で自動的に支払われるのですが、商品を受け取りしっかり確認をしてから「受け取り連絡」をすることができるので、購入者としてはちょっと安心できるシステムです。たとえばもし商品説明欄で「完動品」とされていたのに「ジャンク品」がきた場合、受け取り連絡をする前に運営側に抗議する猶予があるということになります。
確実に保証されるというわけではないようですが、払い戻しに応じてもらえることもあるようなので、このシステムはありがたいです。
逆に商品に不具合がなく、満足できるものだった場合はなるべく早めに受け取り連絡をするようにしましょう。ずるずると放置するのはマナー違反ですし、自身の評価を下げかねません。
陸送でのバイク輸送について
バイクの配達は、もちろん通常の「ヤマトらくらくメルカリ便」などではしてもらえませんので、出品者様とやり取りをして陸送の手配をすることになります。
相手が詳しい方の場合は陸送の手配をしてくれるところもあると思いますが、自分で調べてみたかったので今回は自分でやることにしました。
「バイク 陸送」などで検索すると、ずらっと業者が出てきて、ホームページ上で「バイクの種類」「引取先」「納車先」などを入力するだけで料金が検索できるので、まずは料金から調べて見るといいと思います。
「小型車」で「本州間の輸送」であればだいたい2万円以下で行ってくれるところが多いようです。kuranも1万7千円で届けてもらいました。
自宅まで届けてくれるのと、デポ止めというものがあり、自宅だと家の可能な限り近くまで、デポ止めは、各都道府県にある配送の拠点となる場所のことで「そこまではお届けしますので引き取りに来てください」というものです。デポ止めの場所が遠かったのもあり、自宅配送をしましたが、デポ止めの場合はやや安くしてもらうことができます。
今回利用したのは、「I-Line」という業者様。
見積もりは簡単にできますし、対応がとても早く日程の調節もすぐにでき、相手方にも連絡をしてくれるのでとてもスムーズでした。
料金も安くもなく高くもなくなのですが、自宅まで運んでくれるので安いほうかもしれません。
電話で何時頃着くというのを、前日と当日にしてくれ、対応も丁寧でした。
その前に見積もりをした「Redline」という業者様。
こちらは金額は「I-Line」よりもやや安くここで予約をしたのですが、「繁忙期なので、二週間お待ちいただいてから相手方に連絡をし引取りをします」ということだったので、早くして欲しかったのですがしぶしぶ二週間待ち、その後連絡がこないのでこちらから連絡をすると、「二週間後に予約を承り、それからいつごろ引き取りに行けるかの調整を始めます」と始めと違うことをおっしゃったのでキャンセルをし、I-Lineにお願いをしました。
I-Lineはその電話後すぐに相手方に連絡をしてくれ、予約当日には日程を決めてくれました。
待たされすぎてイライラしていたところに救世主。始めからI-Lineにしておけばよかった。
繁忙期だったそうなのでもちろんタイミングが悪かったのもあるでしょうが、Redlineの対応にはがっかりでした。
原付譲渡の流れ
原付(50~125cc)の譲渡の流れはヤフオク同様です。今回は引取りではなく陸送なので④は必要ありません。
流れのみをサクッと説明します。詳しく知りたい方はコチラで詳しく記事にしてみました。
①まずは出品者が、「ナンバープレート を取り外し、役所へ持って譲るバイクの廃車手続き」をします。
ナンバープレートに記載住所の役所へ返納に行きます。
役所へ持っていく物は、
▶︎ナンバープレート
▶︎標識交付証明書
▶︎印鑑
▶︎免許証
標識交付証明書は、ナンバー交付の際にもらえる書類で、おそらく自賠責保険証などと一緒にバイクに積んでいるのではないでしょうか。
もし無くても、役所に行って説明すればなんとかなります。
ちなみに廃車手続きにお金は必要ありません。
②もらった書類を購入者へ郵送する
手続きをしてもらった書類を購入者の住所を聞いて発送します。
書類は、
▶︎廃車書
▶︎譲渡証明書
▶︎自賠責保険証明書とステッカー
を送ります。
自賠責保険証明書とステッカーはなくても構いません。
出品者のすることは以上です。
③購入者は書類が届いたら役所へ
書類がきたら役所へ行きましょう。
持ち物は、
▶︎廃車書
▶︎譲渡証明書
▶︎印鑑
▶︎免許証
です。
役所ではその場で
▶︎ナンバープレート
▶︎標識交付証明書
がもらえます。
④いよいよ受け取りへ
購入者はバイクを受け取りに出品者の元へ行きます。
必要なものは、
▶︎ナンバープレート
▶︎ナンバープレートのボルトとナット
▶︎免許証
▶︎ヘルメット
▶︎自賠責保険証明書
▶︎自賠責保険ステッカー
▶︎ドライバーとスパナかペンチ
▶︎ファミリーバイク特約へ加入
こんなものでしょうか。
⑤安全運転で乗って帰る
出品者の元へ行き、バイクを見てバイクについての説明を受け、ナンバープレートを取り付けてステッカーを貼ったらもう後は帰るだけ。
初めて乗るバイクはクセもわからず、慣れていないため事故を起こしがち。とにかく家まで安全に無事に帰れるようにしましょう。
⑥陸送の場合
配送されて来たバイクを自宅に引き上げたら、まずは簡単にバイクのチェックをします。
メルカリの商品説明の内容に間違いはないか、ちゃんとエンジンはかかる状態か、傷や凹み、サビや割れなど、走行距離、タイヤなどのチェックをします。エンジンをかけ、電気系統のチェックをし不具合がないかを確認しましょう。
陸送の場合、ガソリンをほぼ空にしている場合が多い(安全のため)ので、エンジンはかかりにくいかもしれませんが、点火するくらいは残っていると思うので確認します。
問題なければ出品者に「受け取り連絡」をして取引は完了です。
結果、メルカリでの購入はアリ
ということで、無事にバイクをお迎えすることができました。
今回も運が良かったのか、出品者は悪質業者などではなく状態は最高でした。
走行距離も少なく走行距離疑義車でもなさそうです。ネット購入の怖いところはこの走行距離疑義車。素人目には外見を綺麗にされていてメーターも改ざんされていたらわかるわけがありません。
出品者と話し、どこで購入し、どのくらい乗りなぜ手放すかなどが聞けるので、やはり直接引き取りに行く方が大変ですが安心できます。でもそれには、近くの方が欲しいバイクを予算内で売りに出してくれているという運が必要ではあります。
また落札後にまめに連絡をくれる方は結構信頼できるのではないかな?と思います。
ただ今回の出品者は書類の不備が激しく、
廃車書、譲渡証明書、自賠責保険証明書とステッカーなどは一切もらえず、なんと譲渡証明書(出品者とその前にバイクを所有していた業者とのもの)のみ、しかも誤字脱字だらけの汚い用紙一枚!
これには驚きましたが、恐る恐る市役所へ持っていき事情を説明すると、役所の方が直接連絡・確認をしてくれ盗難品などではないことがだ確認できると、ナンバープレートを支給してくれました!
本当にこのやり取り中はドキドキしましたが、意外とできるものです。ありがとう役所の方!
ただ書類が全て揃っていた前回と比べると、役所での手続き時間が倍ほどかかってしまいました。
まとめ
今回の購入で2回目となるインターネット上でのバイクを購入。
手続きがある分、家電を買うとかとはちょっと猥雑な部分があるのはありますが、基本的にはネット購入はありだと思います。
ただやはり自己責任、粗悪なものを送られてきてもあまり文句は言えず、悪い評価をつけるくらいしか抵抗する術はないので、しっかり吟味にして選ぶようにしましょう。
バイクを選ぶ、というよりは、出品者を選ぶ、という感覚の方が強い方がうまくいくような気がします。二回もいいものに当たってしまったので味をしめそうですが、そろそろダメなものに当たりそうで怖いですね。
バイクをメルカリで買うときのご参考に。
くらしをあげる、kuranでした。
◼︎仕事のできる役所の方に感謝!◼︎
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